東京海上日動の確定拠出年金とは?【確定拠出年金解説付き!】

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東京海上日動の確定拠出年金とは?【確定拠出年金解説付き!】

   

東京海上日動の確定拠出年金とは?

確定拠出年金といえば、「毎月給料の一部から引かれていくものでしょ?」という認識であることが多い商品ですが、昨今話題になることが多い金融商品となってきています。なぜならば、年金制度への不安や高齢社会の実現が現実に近いものとなってきているので、将来への備えとして運用商品を用いて積立をしようという機運が高まっているからです。今回はそんな確定拠出年金の解説と東京海上日動のラインナップがどのようなものになっているかを紹介していきます。「確定拠出年金って何だろう?」と思っているあなたは必見です。

そもそも確定拠出年金とは?

まずは、東京海上日動の商品解説に入る前に確定拠出年金の仕組みから解説します。基本的な概念としては公的年金制度の上乗せとイメージするのが分かりやすいです。公的年金に加入していれば毎月給料等から保険料が天引きされて一定の年齢になったら受給が開始されるというものになっています。この受給に上乗せできるように確定拠出年金も加入者から集めた資金を運用して利益を分配することによって豊かな老後を送ることができるようにと設計されているというわけです。特に個人向けの確定拠出年金はiDeCo(イデコ)と呼ばれており、日本全土の金融機関が売り出し顧客開拓競争に従事しているのが現状です。

【確定拠出年金の概念図】

確定拠出年金概念図

引用元:東京海上日動ホームページ(個人型確定拠出年金)

ただし、積立を行うからといって必ず投資金額以上のリターンが得られるというわけではなく、「投資は預金とは異なりリスクとリターンが必ず存在し自己責任で行うべき」という原則に従う形をとります。元本がマイナスにはならないと妄信しないようにしましょう。

確定拠出年金では投資先商品を選ぶことができる!

確定拠出年金では投資先の商品を選ぶことができます。運用商品の特性によって分かりやすく分類されているので、リスクの大小や投資先の特性(株式なのか、債券なのか)といったテーマに分けて選んでみればやりやすくなります。

【運用商品を理解するためのキーワード】
・株式運用商品:株式をメインに組成されたファンドです。株式の値上げりによってリターンが決まります。
・債券運用商品:債券をメインに組成されたファンドです。各国の債券利回りによってリターンが決まります。
・バランス型商品:複数の金融商品を分けて組成したファンドです。分散によるリスクの最小化が図られています。
・アクティブ運用:ファンドを組成する際に定めた基準を確実に上回るであろうと設計されたファンド。
・パッシブ運用:ファンドを組成する際に定めた基準と同等のリターンが出そうなファンド

確定拠出年金は手数料が掛かる

確定拠出年金は加入時・運用期間中等に手数料が発生します。ただ積み立てればよいという訳ではなく、手数料が掛かることも留意しましょう。以下の図で各金融機関の手数料がどれだけのものになるか比較した一例があるので参考にしてみるとイメージしやすいでしょう。

【個人型確定拠出年金の手数料例】

手数料比較例

引用元:個人型確定拠出年金ナビ(確定拠出年金教育協会ホームページ)

東京海上日動の確定拠出年金の特徴

確定拠出年金の基本的な枠組みを紹介したところで、具体的な東京海上日動の商品紹介に移ります。日本を代表する保険会社ならではの商品設計となっています。

豊富な商品ラインナップ

まず、東京海上日動の運用商品のラインナップは豊富といえるでしょう。運用スタイルや運用商品別に分かれて多様な商品を選択できるので、物足りなさは感じないでしょう。

【東京海上日動の運用商品ラインナップ】

預金型BTMU

TMNFファンド

引用元:東京海上日動確定拠出年金運用商品ラインナップ

国内最強クラスの格付け

更に、年金を運用するためには財務基盤がしっかりした会社でないと安心ができないです。いざ運用を任せていたのに運営している金融機関が倒産してしまったら元も子ないです。従って財務の健全性を図る指標である「格付け」をみるのも重要です。東京海上日動は各格付け会社が発行している格付けの中でも日本でも最高ランクの格付けを保有しており、その財務基盤は盤石といえるでしょう。そのためか、堅実な資産運用をしているので、ハイリスク・ハイリターンというのはあまりなく、運用利益が少し上がるというのが東京海上日動のスタイルとなっているといえるでしょう。

【東京海上の格付け情報】

格付け

引用元:東京海上日動ホームページ

【参考】格付け会社の情報:詳細気になる方はこちらをご参照ください。

東京海上日動の確定拠出年金:気になる費用は?

東京海上日動における確定拠出年金の費用は、加入手数料・管理手数料・毎月の積立金額から構成されています。毎月の積立金額は1円から選択することができるので、いざ確定拠出年金を組もうと思ったら、3257円(加入手数料と一カ月目の管理手数料)+積立金額を支払えばよいのです。そして、毎月の管理手数料と積立金を支払っていくという費用形態をとります。

【東京海上日動の手数料】

TMNF確定拠出初期費用

引用元:東京海上日動ホームページ(確定拠出年金)

東京海上日動の確定拠出年金:個人での入り方

確定拠出年金といえば、企業が個人の代わりに手続きをするものでしたが、個人で入る場合は東京海上日動に問い合わせをするのが早いです。Web上から資料を取り寄せて申し込み手続きを済ませれば加入できます。

参考:東京海上日動(確定拠出年金の加入方法)

東京海上日動の確定拠出年金を踏まえて~賢い確定拠出年金の選び方

さて、ここまで確定拠出年金の解説と東京海上日動の確定拠出年金についても紹介してきましたが、イメージはできましたでしょうか?確定拠出年金はある種年金の上乗せ制度として機能しており、積み立てることによって将来の年金をプラスで獲得できるでしょう。その中でも東京海上日動の確定拠出年金は多様なラインナップと堅実な運用が売りとなっています。堅実な運用を狙う方にとっては理想的なモデルであると言えます。反面、リスクを好む方にとっては物足りないかもしれません。重要なのは自分の投資スタイル・目的に合っているかということです。このコラムを見て参考としてもらえれば幸いです。

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