ジブラルタの解約返戻金はこうすれば増える!返戻率を知るとドル建ても怖くない

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

ジブラルタの解約返戻金はこうすれば増える!返戻率を知るとドル建ても怖くない

   

ジブラルタの解約返戻金を考えるときのお得になるポイント

まず解約返戻金とはその時点で解約したら戻ってくるお金です。

解約返戻金をみてどの保険に加入するのがいいのか考えるのは大事なのですが、実は解約返戻金よりも返戻率というのを注目して考えていただきたいです。(その理由は後で述べます)

返戻率は「解約返戻金」÷「総払込み額」で導くことができるため、保険料を総額でどれだけ払っているかが大事になります。

払い込み総額を抑える手段として一般的なものは払い込み方法を変えるということです。

保険料の支払いにはジブラルタ生命の場合、基本的に「月払い」「半年払い」「年払い」の3種類があり、払う回数が少ないほど払い込み総額は少なくなるため「年払い」がお得になります。

今回はジブラルタ生命の解約返戻金を少しでも多くもらうために考えてもらいたい「返戻率」にスポットを当ててお話していきたいと思います。

解約返戻金を考えたらジブラルタはドル建てと円建てどちらがおすすめ?

最近では外資系以外の保険会社でもドル建ての商品を銀行の窓口等で扱っている会社が増えてきているので、実際に「円建て」と「ドル建て」ではどこが違うのか比べてみます。

ジブラルタ生命の商品「終身保険」と「米国ドル建て終身保険」を同じ条件の30歳男性・保険料払い込み60歳まで・保険金1,000万円(100,000米国ドル)で比較した場合、「終身保険」は毎月の保険料が26,490円に対して「米国ドル建て終身保険」は保険料が146.70米国ドルでした。

つまり「円建て」と「ドル建て」だった場合、その差は11,820円にもなります。(1ドル=100円と仮定した場合)

また返戻率についても「終身保険」と「米国ドル建て終身保険」だったら払い込みが終了した60歳時点で、「終身保険」約93%に対して「米国ドル建て終身保険」は約104%です。

つまり同じ内容の保険なのに「円建て」と「ドル建て」という違いで保険料も返戻率も大きく異なってきます。

米国ドル建て終身保険146.70米国ドル
(1ドル=100円なら14,670円)約104%

ジブラルタ生命の終身保険:円建て・ドル建て比較
30歳男性・保険料払込60歳まで・保険金1,000万円(100,000米国ドル)
保険商品名保険料返戻率(払込完了60歳時)
終身保険(円建て)26,490円約93%

ジブラルタの低解約返戻金型ってなに?

他社でも「低解約返戻金型」の保険は多いですが、ジブラルタでも「低解約返戻金型」の保険がいくつかあります。

まず「低解約返戻金型」とは、保険料払い込み期間中の解約返戻金を低解約返戻金型としなかった場合の70%にすることで低廉な保険料水準をしています。

メリットとしては「低解約返戻金型」は「低解約返戻金型でないタイプ」と比べて保険料が割安です。

ただデメリットもあり、「低解約返戻金型」は途中で解約をする場合、「低解約返戻金型でないタイプ」よりも解約返戻金が少なくなります。

つまり保険料払い込み終了まで必ず払う場合は、「低解約返戻金型」の方が良いため、途中解約になる可能性がある無理な保険料で契約するのは控えた方が良さそうです。

ジブラルタの低解約返戻金型の比較

ドル建てが円建てよりも解約返戻金が多いのはご理解いただけたかと思いますので、次は「低解約返戻金型」か否かで比較をします。

先ほどの「米国ドル建て終身保険」と「米国ドル建て終身保険(低解約返戻金型)」を同じ条件の30歳男性・保険料払い込み60歳まで・保険金100,000米国ドルで比較した場合、「米国ドル建て終身保険」の保険料は146.70米国ドルで「米国ドル建て終身保険(低解約返戻金型)」は131.10米国ドルでした。

米国ドル建て終身保険と米国ドル建て終身保険(低解約返戻金型)の比較
30歳男性・保険料払込60歳まで・保険金100,000米国ドル
保険商品名保険料総払込額解約返戻金(払込完了60歳時)返戻率
米国ドル建て終身保険146.70米国ドル52,812米国ドル55,370米国ドル約105%
米国ドル建て終身保険
(低解約返戻金型)
131.10米国ドル47,196米国ドル55,370米国ドル約117%

また解約返戻金は「米国ドル建て終身保険」と「米国ドル建て終身保険(低解約返戻金型)」は同じ55,370米国ドルですが、「米国ドル建て終身保険(低解約返戻金型)」の方が総支払額が少ないので返戻率は大きくなります。

つまり大事になってくるのが「解約返戻金」よりも「返戻率」ということがご理解いただけたかと思います。

ジブラルタ生命の解約返戻金を多く受け取る方法を相談できる相手いますか?

ジブラルタ生命の解約返戻金をできるだけ多く受け取れる時期というものは、契約している保険によってピークが違ったりしますし、何よりジブラルタ生命の職員に直接聞くのはなかなか気が引けますよね。

しかし、ネットにあなたの解約返戻金についての答えが書いてあるわけでもありませんし、もしもあったとしてもその答えが書いているページに行くまでに時間も労力もかかってしまいますよね。

保険の契約によっては同じ保障でも保険料の総払込額と受け取れる解約返戻金の差額が50万円以上になるものもあるので安易に契約・解約する前にきちんと保険のプロに相談することをお勧めします。

結局ジブラルタの解約返戻金を増やすにはこうすべき!

また保険の仕組みとしてあるのが0歳と30歳の人が同じ保険に同じ条件で加入した場合、解約返戻金はほぼ同じですが、総払込み額は0歳時に加入する方が少くなく済みます。

つまり返戻率を考えたときに多くなるのは0歳時のため、返戻率を大きくするためには若く元気な内に加入するのが大事になってきます。

また予定利率は年々減少傾向になるため、解約返戻金が多い方が良いのであればなるべく早くに検討するのが良さそうです。

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