チューリッヒ生命のがん保険の評判は保険料だけを気にし過ぎている

ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

チューリッヒ生命のがん保険の評判は保険料だけを気にし過ぎている

      2018/06/08

チューリッヒ生命のがん保険の評判

チューリッヒ生命のがん保険「終身ガン治療保険プレミアム」は、他社のがん保険とは一風変わった仕組みとなっており、本体部分である主契約が「放射線・抗がん剤・ホルモン剤」治療を受けた「月」に対して給付金が支給される仕組みとなっています。

一般的ながん保険に多い、入院給付金、手術給付金、診断一時金などは、全て特約という形で任意付加することができるため、必要な保障を自分で考えて選択できるという柔軟性がある商品となっています。

ネット上での評判も、無駄な特約を外すことができ、本当に自分に必要な保障だけを組み立てることが出来るという意味で、保障の柔軟性と保険料の安さから、上々の評判を得ています。

今回は、その中身について、本当にがん保険にたいしての備えとして適した商品性なのか、吟味してみたいと思います。

チューリッヒ生命のがん保険「終身ガン治療保険プレミアム」の商品性

主契約を「放射線・抗がん剤・ホルモン剤」治療を行った場合月ごとに給付される金額を「10万~60万円」から選択することができます。

その他、必要に応じて以下の特約を任意付加することができます。

  • ガン先進医療特約・・・がん治療の先進医療技術料を通算2,000万円まで保障
  • ガン診断特約・・・50万円か100万円を選択。2年に1回を限度に無制限、上皮内がんも同額保障
  • ガン入院特約・・・がんの治療のための入院日数ごとに給付。日額5,000円~30,000円まで5,000円刻みで選択
  • ガン手術特約・・・がんのための所定の手術で給付。10万円~60万円まで10万円刻みで選択
  • ガン通院特約・・・がんで入院しその後退院を経て通院する度に給付。日額5,000円~30,000円まで5,000円刻みで選択
  • ガン緩和療養特約・・・公的医療保険が適用となる緩和療法を行う月ごとに給付。10万円~60万円まで10万円刻みで選択
  • ガン診断後ストレス性疾病特約・・・診断確定以降5年以内に発病したストレス性疾病に対して給付。5万円か10万円を選択
  • 悪性新生物保険料払込免除特約・・・上皮内がんを除くがんと診断された以降の保険料の支払いが免除

試算あれこれ

最も保険料を安く抑えるのであれば、主契約のみを選択することで実現します。

主契約の月額給付金額を10万円と設定し、30歳男性の方で、保険期間・保険料払込期間を終身とした場合、月々の保険料は680円となります。

当然ですが、特約をあれこれ付加したり、保障額を上げれば、それなりの保険料をなってしまいます。

仮に主契約を月額10万円と設定したとしても、すべての特約を付加してしまうと、保険料は優に5,000円を超えてしまいます。

メリットでもありデメリットでもある柔軟性

それでは、どの保障をどの程度準備しておいたら安心できるのでしょうか?

自由に保障を選ぶことが出来る柔軟性があることはメリットですが、それは逆にデメリットでもあります。

自分のどの部位にがんができ、どの程度の進行度合いで発見できるのか、誰にも分かりませんし、実際の治療方法もそれぞれであり、先進医療を受けたいと自分で考えていても、専門家である医師の判断は別の治療法を勧めたりすることも普通にあるでしょう。

私たちは、未来を予知できるエスパーではありませんし、実際にがんを治療する専門家でもありません。

保険料ばかりを気にしてしまい、本来必要な保障を欠いてしまう、そして経済的に大きな損失を被ってしまう、これががん保険選びでの一番のリスクではないでしょうか?

本当に自分にとって必要な保障だけを見極めるには?

本当に自分に必要なものだけを自分の手で選びたいと思っている人にとっては、チューリッヒ生命のがん保険は最適の保険と言えますが、どんな保障が自分にとって本当に必要なのかを見極める手段として、私は「保険偏差値」を参考にしてみることをおススメします。

生命保険の診断開始

医療保険の診断開始

がん保険の診断開始

数あるがん保険の中でも、自分にとって本当に必要な保障を選んで組み立てることのできるチューリッヒのがん保険の柔軟性は、「必要な保障がどれなのかわからない」という方には少しハードルが高いかもしれません。

保険偏差値を活用すれば、自分ががん保険に対してどのような要素を求めているのか明確になる上に、求めている要素に対して、加入中もしくは検討中の保険がいかにマッチしているかを数値で明確にすることができます。そして、100人以上の保険加入者の加入状況のデータを基に、あなたの保険の買い方が平均的な水準で見たときにどのくらいの位置にいるのかを偏差値という形で教えてくれます。

まずは保険偏差値の診断を受けてみて、自分にとって何が大切な要素なのか見極めたうえで、保険選びをするようにしましょう。

終身ガン治療保険プレミアムのデメリット

また、このがん保険には、大きな問題があります。

主契約である「放射線、抗がん剤、ホルモン剤」治療は、国が認めている公的保険診療でのみ適用となります。

以前に作成したがん保険の記事で、元巨人軍の角盈男氏の闘病生活に触れた内容でも記載しましたが、自分のがん治療が、必ずしも保険診療がベストとは限りません。

何度も言いますが、私たちは未来を予知できませんし、治療の専門家でもありません。

保険料だけを気にしすぎてしまい、万が一の際に全く役に立たないがん保険になってしまっていたとしたら、何のために加入していたのでしょうか?

がん保険「ガードエックス」の評価を角盈男氏のケースから見る

がん保険の種類

このチューリッヒ生命のがん保険「終身ガン治療保険プレミアム」のほか、他社で取り扱うがん保険には2つの種類に分けられます。

アフラックやオリックス生命のがん保険のような、診断給付金、入院給付金、手術給付金、通院給付金などが1つの保険にまとめられた「パッケージタイプ」と、FWD富士生命のような、診断一時金に絞った「一時金タイプ」です。

私は、前者のようなパッケージタイプでがん保険を持ちたいと考えています。

それは、私のどの部位にがんができるが分からないですし、どのような治療方法を受けるかも分からないからです。

どのような治療方法でも経済的な問題がなく受けることができるように、手広く備えておくことが、本当の意味での「安心」につながると考えます。

チューリッヒ生命のがん保険の評判は保険料だけを気にし過ぎている、のまとめ

保険に入る以上、少しでも保険料負担が軽くなったほうが良いと考えることは当然のことであり、それは誰にも否定はできません。

しかし、保険料ばかりを気にし過ぎてしまったばかりに、保障が欠けてしまい、万が一のときに「困る」保障内容であったとしたら、それこそ保険に入っていた意味がありません。

自分にどのような保障が必要なのか、はたして医療の専門家ではない私たちに判断がつくのでしょうか?

私は、手広くどのような治療方法にも柔軟に対応できるパッケージ型のがん保険のほうが、より安心できると思います。

それが例え、1,000円ほど保険料が高くてもです。

ただ、考えようによっては、がんに対して十二分に備えておきたいという人には、パッケージ型のがん保険にプラスしてチューリッヒ生命のがん保険をお守り代わりに加入するという方法も悪くはないとは思います。

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