東京海上日動で投資信託!?これからの資産運用の選択肢になりうるのか検証

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東京海上日動で投資信託!?これからの資産運用の選択肢になりうるのか検証

   

東京海上日動で投資信託!?これからの資産運用の選択肢になりうるのか検証

皆さんよくご存じの損害保険会社「東京海上日動火災保険株式会社」がありますが、資産運用の一つである投資信託の商品がある事をご存知でしょうか?

正確には東京海上日動では2014年3月で投資信託の販売を終了しており、その後、実際に商品を提供しているのはグループ会社の「東京海上アセットマネジメント」と言う会社になり、同じ東京海上グループとして強力なバックボーンを生かして人気の商品を販売しています。

これだけ超低金利が長引いている状況ですので、いかにお金を増やすか、少しでもメリットがあるものは無いか、いろいろ検討する方が増えていると思います。

そんな時に検討材料の一つに加えていただきたいのが東京海上の投資信託です。

今回はどんなメリットがあるのかだけでなく、どんなデメリットがあるのかや人気商品にはどんな特徴があるのかと言う観点で書いていきたいと思います。

投資信託とは?

まず初めに具体的な東京海上日動の商品を説明する前に投資信託とはどのようなものなのかを簡単にお伝えしますと、沢山の投資家から集めた資金を一つの大きな資金にまとめて、運用の専門家が株式や債券などの有価証券に投資して運用する金融商品になります。そしてその運用した成果は、投資家の持ち分に応じて還元されます。

ただ株式や債券などの値動きは上がるだけではなく下がる事もありますので、価格の変動によって投資信託自体の価額(基準価額)が変動し、損をしてしまう事もあるのです。

商品によってリスクの多いものもあれば少ないものもありますので、よく理解したうえで利用しなくてはいけません。しかし比較的少額の資金で始められ、資産運用のプロ(ファンドマネージャー)が投資家に代わって運用してくれるので投資経験の少ない初心者にも購入しやすい金融商品の一つだと思います。

証券会社や銀行で購入するのが一般的です。はじめは沢山の種類があり何がどう違うのかよくわからないと思ってしまいがちですが、じっくりと説明を聞いてしっかりと選ぶようにしましょう。

購入すると販売会社に手数料を支払う事になりますし、配当があれば課税対象になる場合もありますので注意が必要です。

そして資産運用で成果を出すコツとしては「資産を分散」「時間の分散」「長期的なスパン」がポイントと言われています。次の章で簡単にそのコツをお伝えします。

資産運用で成果を出すコツとは?

一つずつ見ていくと「資産を分散」とは全資産を一つの金融商品に固めるのではなく色々なものに分けて投資する事でリスクが分散されるというものです。

次に「時間の分散」ですがこれは一度に大量に購入するのではなく一定額ずつ複数回に分けて購入するというものです。理想を言えば「底値で買って高値で売る」のが一番いいのですがそれは誰にも分りません。購入するタイミングを分ける事で時間的なリスクを分散できます。

最後に「長期的なスパン」ですが投資期間が長くなるほど収益率の振れ幅が小さくなると言う傾向があるようです。安定した結果を求めるのであればある程度のスパンで見て、焦って結果を求めない事が大事なようです。

前置きが長くなりましたが次の章で東京海上日動の投資信託を具体的に見ていきましょう。

東京海上日動の投資信託とは?

まず東京海上日動の投資信託には大きく分けて7つのジャンルがありそれぞれの特徴は

  • 国内株式・・・主に日本の株式を主な投資対象として積極的な運用を行います。
  • 海外株式・・・主に外国法人の株式を主要投資対象として積極的な運用を行います。為替変動によるリスクがあります。
  • 国内債券・・・主に日本の公社債を主要投資対象として安定的な運用を行います。
  • 海外債券・・・主に外国の公社債を主要投資対象として運用を行います。為替変動によるリスクがあります。
  • REIT(リート)・・・主にREIT(不動産投資信託)を主要投資対象として運用を行います。外貨建のREITに投資する場合は、為替変動によるリスクがあります。
  • バランス・・・国内外の株式や公社債等の複数の資産に分散して投資するファンドです。外貨建資産には為替リスクがあります。
  • その他・・・主に商品(コモディティ)や貸付けなど株式や債券以外の資産に投資するファンドです。外貨建資産には為替リスクがあります。

となっています。

一つオススメをご紹介すると「東京海上・円資産バランスファンド(毎月)『愛称:円奏会』」が人気のようです。主にマザーファンド受益証券への投資を通じて、国内の複数の資産(債券70%、株式15%、REIT15%)に分散投資し、信託財産の着実な成長と安定した収益の確保を目指して運用を行う商品です。ですのでその性質上あまり大きな利益も見込めないと言うデメリットもあります。

この商品は基準価額の変動リスクが大きくなった場合には、基準価額の変動リスクを年率3%程度に抑制することを目標として、株式とREITの資産配分比率をそれぞれ引き下げ(最小2.5%)、その引き下げた部分は短期金融資産等により運用するような仕組みになっています。このような特徴があるので比較的安心して見ている事ができるのです。

東京海上日動で投資信託のまとめ

商品により大きく利益を狙えるがリスクの高いものや安定的なものなど色々ありますが、様々なものを組み合わせて運用することに意味があるような気がします。

同じ商品でもいい時、悪い時がありますので一概に言えませんがまず分散投資を始めてみようかと思っている方には投資信託はうってつけではないでしょうか?

検討材料の一つに加えていただけたらと思います。

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