明治安田生命のがんケア給付金は再発に備えるがん保障だった!最新の保障は?

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明治安田生命のがんケア給付金は再発に備えるがん保障だった!最新の保障は?

   

明治安田生命のがんケア給付金は再発予防のためにある

「がんケア給付金」は、2005年4月発売の明治安田生命ライフアカウントL.A. 医療保障パッケージの「がん重点パック」と「女性医療パック」にセットされている特約でした。

この「がんケア給付金」の特徴はがんと診断されたときに、一時金として受け取ることができる「がん保険金」のあと、再発予防のために5年間、毎年1回「がんケア給付金」が支払われるという点でした。

その給付金を活用し、再発予防のための継続治療を受ける費用の一部として、活用することができます。

ただ、この特約は現在は販売されておりません。

今回は、明治安田生命のがんケア給付金という特約が存在した経緯からがんの治療に関する考え方、明治安田生命の最新のがん保障などについてなどをご紹介します。

明治安田生命のがん保障「がんは治すことができる時代」

近年の医療技術の進歩によって、がん患者の5年生存率は上昇傾向にあります(国立がん研究センター「地域がん登録による生存率データ」より)。

がんは「不治の病」ではなくなりつつあります。

ただし、そのためには先進医療などの特別な医療が必要となるケースが多く、十分な治療を受けるためには、高額な費用がかかります。

また、がんが「治る病気」になるのと同時に、再発というリスクも高くなっています。

がんになってしまったときの保障に加えて、再発したときの治療や再発を防ぐための費用などへの保障が必要となるため、明治安田生命では「がんケア給付金」という特約を販売してました。

明治安田生命のがんケア給付金の受け取りイメージ

たとえば、がん保険金額300万円に加入している場合、はじめてがんと診断されたとき300万円支払われます。

その後、再発予防のために5年間、毎年30万円が支払われます「がんケア給付金」。

万が一、がんが再発したときがん保険金300万円が支払われた後同様に5年間、毎年30万円が支払われ、再発2回(はじめから合計3回)が限度となります。

ちなみに、がんケア給付金の支払い期間中に、新たに新しいがんの診断を受けたときには、以後のがんケア給付金の支払いはなくなります。

がんと診断されたというよくある一時金だけでなく、再発予防のための5年間の支払いやもしもがんが再発してしまったとしても合計で3回まで保障が受けられるとして非常に人気のあった特約だったようです。

明治安田生命の最新のがん保障は無制限?

残念ながら販売されていない「がんケア給付金」の代わりとして、がんに備えるために販売されている特約は「重度疾病継続保障特約」になります。

この特約は明治安田生命の「ベストスタイル」や「メディカルスタイル」に組み合わせるができ、がんの他に7つの重度疾病も幅広くサポートします。

一時金として受け取ったあとも保障が残り、併発も保障されるため、「がんケア給付金」でデメリットとなった箇所をカバーしています。

これは、7つの重度疾病ごとに1回ずつ一時金が支払われるというもので、万が一すべての疾病で給付金を受け取るまで保障が残ります。

もうひとつ「がん保障特約」では、再発に備えて何度でも給付金を受け取れるというものです。

ただし、事前に受け取ったがん保険金の支払い事由に、該当したその日から2年を経過した後、新たにがんと診断されたときに受け取れます。

よって、同一臓器内での転移は対象とならないので注意が必要です。

明治安田生命のがんケア特約に替わる特約

先にご紹介した、明治安田生命のがんケア給付金(再発予防のための給付金)のある特約は、残念ながら現在販売されていません。

しかし、現在販売されている「重度疾病保障特約(がんと7つの重度疾病が対象)」や「がん保障特約(何度でも給付)」が、より幅広いニーズに対応できます。

がんは治すことができる時代です。

がん保険は昨今、様々な保障形態に進化を遂げているものが多いので、最新のがん保障で備えておきましょう。

保険の中で、最も各社特徴的な保険ががん保険になるといっても過言ではないほど、様々な保障を兼ねそろえています。

現在、がん保険に加入している人でもがんに罹ったことがなければ見直しもできると思いますので、見直しを検討されてはいかがでしょうか。

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