朝日生命のスマイルセブンの好評判が多い理由は?メリット・デメリットまとめ

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朝日生命のスマイルセブンの好評判が多い理由は?メリット・デメリットまとめ

   

朝日生命のスマイルセブンの評判

朝日生命では、自社で販売する商品のほかに、代理店販売専用の商品ブランド「スマイルシリーズ」を立ち上げ、直販ではなくあくまで代理店経由で申し込みできる商品群があります。

そのうち、七大疾病に対する保障としての商品「スマイルセブン」という商品について今回は解説していきたいと思います。

ネット上において、この商品の評判は非常に高く、多くのサイトで高い評価を得ている商品ではあります。

私はネット上の評判には非常に懐疑的な立場を取っており、「評判が良い」とサイトで紹介したところで、それは結局のところ広告収入や保険販売に繋げたいだけのものが多いと考えています。

商品性についてしっかりと吟味した上で、その評判のほどが確実なものなのか、確認してみたいと思います。

スマイルセブンの特徴

スマイルセブンは、「無配当新7大疾病一時金保険(返戻金なし型)S」という商品のことを差し、7大疾病で会社所定の状態に該当すると、保険金が支払われる仕組みとなっています。

スマイルセブンは、2018年4月2日より、従来の「スマイルセブンα」という名称から「スマイルセブンSuper」へ改定され、より保障が手厚くなりました。

がん・急性心筋梗塞・脳卒中・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・高血圧性疾患を7大疾病として定義づけ、それぞれ会社所定の状態に該当することで一時金が支払われる仕組みとなっています。

「がん」と「その他6疾病」で分けて考え、がんと診断された際の一時金額に対して、その他6疾病の給付割合を決めることができます。

例えば、「がん」の給付金額に対して、同額の100%、50%、25%、といった様に決めることができます。

スマイルセブンのメリット

スマイルセブンのメリット1:回数無制限

スマイルセブンは、1年に1回を限度として、「がん」と「6大疾病」をそれぞれで判定して、何度でも給付金の支払いを受けることができます。

一般的な特定疾病保障保険は、3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)を対象としている商品が多いですが、ほとんどは、3大疾病のうちいずれかに該当し、給付金が支払われた段階で保険は終了してしまいます。

スマイルセブンは、一生涯にかけて、7大疾病に対しての保障を持つことができます。

この仕組みは、非常に素晴らしい仕組みであり、他社にはない圧倒的な優位を持つ特徴の1つと言えます。

スマイルセブンのメリット2:疾病対象の広さ

スマイルセブンは、がん・急性心筋梗塞・脳卒中・糖尿病・肝硬変・糖尿病・高血圧性疾患により所定の状態に該当すれば、給付金が支払われます。

このうち、「がん」に関しては、悪性新生物・上皮内新生物を問わずの診断確定で対象となることに加え、急性心筋梗塞・脳卒中に関しても、他社以上もしくは同等のハードルの低さを誇っています。

急性心筋梗塞に関しては、他社では対象外とされていることが多い「拡張型心筋症」も含めており、脳卒中に関しては、くも膜下出血・脳出血のほか、脳動脈瘤の治療も対象に含めています。

7大疾病による所定の状態を以下にまとめてみますが、急性心筋梗塞や脳卒中に関して、他社では「60日以上」という日数制限があるにも関わらず、治療のための「手術」を該当としていることも素晴らしい点と言えます。

悪性新生物
医師により診断確定されたとき
上皮内新生物
急性心筋梗塞
治療のため入院もしくは手術を受けたとき
拡張型心筋症
脳卒中
治療のための入院もしくは手術を受けたとき
脳動脈瘤が破裂したと診断されたとき
脳動脈瘤
糖尿病 糖尿病性網膜症の治療のための手術を受けたとき
糖尿病性壊疽の治療のため1手の1手指または1足の1足指以上の切断術を受けたとき
慢性腎不全慢性腎不全により永続的な人工透析療法を開始したとき
慢性腎不全の治療のため腎移植手術を受けたとき
肝硬変肝硬変により生じた食堂・胃静脈瘤の治療のための手術もしくは破裂したと診断されたとき
肝硬変の治療のため肝移植手術を受けたとき
高血圧性疾患高血圧性疾患により生じた(解離性)大動脈瘤の治療のための手術
もしくは破裂したと診断されたとき

保険料払込免除特則

契約時に「保険料払込免除特則」を付加することで、上記の7大疾病で給付金が支払われる条件に該当した際に、以降の保険料の支払いが免除となります。

特則を付加することにより保険料は若干高くはなりますが、「給付金が支給=保険料の支払いが免除」となるため、付加しておくことでより安心できる仕組みを取ることができます。

7大疾病と手広く範囲を確保できている上で、あえてデメリットを挙げるのであれば、他社でよくある保険料払込免除の条件が、「がん・心疾患・脳血管疾患」と、心臓系・脳系に手広く該当する一方、スマイルセブンはあくまで「給付金が支払われる条件」、つまり、急性心筋梗塞・拡張型心筋症、脳卒中・くも膜下出血・脳出血・脳動脈瘤、と疾病名が限定されています。

これをデメリットと取るかどうかは、考え方次第でしょう。

スマイルセブンのその他

死亡保障

死亡保障については、保険料払込期間満了した以降であれば、7大疾病一時金の10%の金額が死亡給付金として支払われます。

つまり、保険料の支払いが終身払いの場合では死亡保障は全くないことになります。

募集代理店によっては、終身払いのみしか選択できないこともありますのでご注意ください。

特約

7大疾病初回一時金特約、がん治療特約、先進医療特約、を任意付加することができます。

7大疾病初回一時金特約は、その名の通り初回時の給付金額を、主契約と合わせて受け取ることで手厚い保障を確保することができます。

がん治療特約については、がんの治療を目的とする①入院②手術③放射線治療④抗がん剤治療を受けたときに、月3万円~10万円の範囲で、給付金を受け取ることができます。

加えて、がん一時金特約も任意付加することができ、1年に1回を限度として無制限に、がんと診断された際に、主契約のほかに一時金を受け取ることも可能です。

スマイルセブンの保険料について

年齢別に、スマイルセブンの保険料について試算を行います。

【保険期間・保険料払込期間:終身 7大疾病基準金額:100万円(がんと6大疾病同額) 保険料払込免除特則:付加】の条件で行います。

男性女性
20歳1,980円1,910円
30歳2,910円2,560円
40歳4,540円3,490円
50歳7,310円4,810円

保険料水準について

死亡保障がなく、純粋な「疾病保障」に特化した商品という観点で保険料を見ると、そこそこ割安な部類になるのではないかと思います。

死亡保障と貯蓄性があり、7大疾病ではなく3大疾病を保障する、オリックス生命の特定疾病保障保険ウィズの場合、保険金額100万円の条件で試算を行うと、30歳男性で保険料は2,262円となります。

死亡保障と貯蓄性がなくとも、3大ではなく7大と手広く保障を持ちたいといった方には、スマイルセブンが適しているのではないかと思います。

スマイルセブンのデメリット

面白いことに、スマイルセブンの商品自体のデメリットに関する評判は、ほとんどありません。

出てくるデメリットとしては、取り扱いを行っている朝日生命という保険会社自体に向けられたものが多いです。

また、朝日生命での直接販売を行ってはおらず、代理店チャネル専用商品となっているため、取り扱いしている店舗を探す手間がかかることが挙げられます。

商品性に関しては、他の保険会社とは一線を画す内容となっており、とても手厚い保障を確保できると思います。

客寄せ商品としては非常に優秀な商品だとは思いますが、契約者確保のために無理をしすぎて会社の経営自体が・・・とならないことを祈ります。

朝日生命のスマイルセブンの好評判が多いのもうなずける、のまとめ

重度疾病に対する保険商品としては、間違いなく優秀な部類に入ります。

ネット上でも評判が良い商品との意見が多く、あらためて商品性を見てみましたが、私も同様に感じます。

あとは、他の保障や保険料との兼ね合いになると思います。

検討しておきたい商品の1つであると言えるでしょう。

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