第一生命のプレミアレシーブの評判はリスクなく安全なのか?口コミや個人的な評価について

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第一生命のプレミアレシーブの評判はリスクなく安全なのか?口コミや個人的な評価について

   

第一生命のプレミアレシーブの評判とは

保険の口コミ・評判のいい保険で第一生命の「プレミアレシーブ」という保険商品を聞いたことがある人がいるのではないでしょうか。

「プレミアレシーブ」は正確には第一生命のグループ会社の第一フロンティア生命で販売していて、私がお話を聞いた、第一生命の営業員も自信を持ってお客様に提案している商品だそうです。

「定期支払金付積立利率変動型終身保険(通貨指定型)」という名前が正式名称ですが、第一フロンティア生命が販売する通貨指定型の保険は全部で4つあり「プレミアレシーブ」はその1つになります。

第一生命が販売する商品はすべて予定利率が下がってしまい、貯蓄に向いている商品が一つもなくなった為、ついにグループ会社の商品を売りだすようになりました。

今回はその「プレミアレシーブ」についての評判、口コミやリスクについて書いていきたいと思います。

第一生命の「プレミアレシーブ」について詳しく知りたい方は、「第一生命のプレミアレシーブのしくみを解説」の記事をご参照ください。

プレミアレシーブの商品内容

第一生命のプレミアレシーブは一定の金額を毎年確実に受け取りながら死亡保障を減らさずに残せる外貨建ての終身保険で、様々な使い方をすることができるため人気がある商品です。

①毎年決まった時期に定期支払金が一生涯指定口座に振り込まれます。

②振り込まれたお金を趣味や老後資金などに使えます。

③死亡保険金は、一時払保険料相当額が指定通貨建で最低保証されます。

口コミでよく聞く、第一生命(第一フロンティア生命)のプレミアレシーブの主な取扱い

積立利率毎月1日と16日の月2回設定(契約日の積立利率が積立利率保証期間の満了日まで適用されます)
保険期間終身(10年ごとに積立利率を更新)
指定通貨①米ドル ②ユーロ ③豪ドル
契約年齢0歳~85歳(契約日における被保険者の満年齢)
基本保険金額最低指定通過入金 30,000米ドル・30,000ユーロ・30,000豪ドル
円貨入金 300万円
外貨入金 30,000米ドル・30,000豪ドル
最高9億円相当額
付加できる特約保険料円貨入金特約、保険料外貨入金特約、円貨支払特約、定期支払金の円貨支払特約、年金支払移行特約、死亡給付金等の年金払特約
主な支払事由定期支払金 契約日から起算して1年経過以後の毎年の年単位の契約応当日に被保険者が生存している場合、定期支払金をご契約者にお支払いします。
死亡保険金死亡保険金額は、被保険者が死亡した時における次のいずれか大きい金額となります。

①解約返戻金額 ②基本保険金額+定期支払金額×経過月数÷12

第一生命(第一フロンティア生命)のプレミアレシーブの評判・口コミ

プレミアレシーブの加入する層は、最低金額が300万円からしか加入できないという点で言えば若年層向きではなく、営業員もすすめるのは養老保険が満期になるような65歳以上や退職金をもらう60歳以上を主なターゲットにしているようです。

ただやはり高齢者が外貨建て聞くと、未知の世界で株やFXなどの投資と同じ少し危険というイメージを持っている人も多くいます。

しかし銀行の預金口座にいれても利息が増えない、お金を増やす手段がないという事実は変わらず、少しでも資金に余裕をもたせ安定した老後を維持するならば、安全という名の殻は破るべきであると言えます。

しかも第一生命のプレミアレシーブの場合、きちんと理解をすればリスクもそんなに難しいものではありません。

ただ、そんな外貨建て保険もここ6年で苦情が4倍になっているようなので、商品内容を十分に理解しないと悪い評判になりかねません。(2019年6月13日のニュース記事より)

外貨建て保険が特に苦情に発展してしまう理由はやはりお金が増えると思ったが違ったというものが多く、投資であることを十分に理解していない方が多いからだと思います。

しかし、きちんと理解すれば怖いものはないので、情報に流され過ぎないようにしましょう。

口コミでよく聞く第一生命(第一フロンティア生命)プレミアレシーブのリスク

①解約・減額する場合のリスク

減額や解約をする際に、市場金利の変動に応じた運用資産の価値の変動を解約返還金額に反映させるための市場価格調整を行うことやご契約の締結に必要な費用を一時払保険料から控除することなどの理由により、解約返還金額などが一時払保険料相当額を下回り、損失が生じるおそれがあります。

また減額も可能ですが、減額後の基本保険金額が10,000米ドル、10,000ユーロ、10,000豪ドル以上であることが必要です。

②為替リスク

為替相場の変動により、お受取時の為替レートで円貨に換算した死亡保険金額などが想定よりも多くなったり少なくなったりと変動します。

ご契約時の為替レートで円貨に換算した死亡保険金額などを下回る場合やご契約時の為替レートで円貨に換算した一時払保険料相当額を下回り損失が生じる場合があります。

これは外貨建て保険を契約する場合のリスクとして、必ず認識しなければいけないことですが、これは増えることもあるし、減ることもあるということに着目しなければなりません。

為替リスクの例

日本円で預けていても、300万円を利率0.02%で10年間預けてもたった4,785円しか増えません。(税引き前利息6,004円)

それを考えれば、米ドルを1ドル120円で300万円分買って、25000米国ドルだったとすれば、解約するときに1ドル130円になっただけでも325万円になります。(税金等は考慮しておりません。)

反対にもちろん、110円になれば、25万円の損になりますが、解約する時期を見極めれば為替差益だけで資産運用ができるということです。

口コミでよく聞く、第一生命(第一フロンティア生命)のプレミアレシーブは良い商品?

第一生命のプレミアレシーブの商品の主なリスクは先ほどの2つがありますが、「解約・減額する場合のリスク」は外貨建ての商品でなく円建ての商品でも存在するリスクなので保険商品には必ずついてくるリスクなのであまり気にする必要もないと思います。

また「為替リスク」に関しても、外貨建ての保険商品であれば必ず関わってくるリスクなので、実は深く考えないで良いです。

為替リスクが怖いという人もたくさんいますが、下記の表のように実際1990年から現在までで為替が大きく変動したのは「1995年日米協調介入」「2008年リーマンショック」この2つだけであるといっても過言ではありません。

<1990年1月~2017年5月までのレートより>

米ドル/円レート豪ドル/円レート
最大値(円安)160.15123.29
最小値(円高)75.3256.03
平均110.7483.42

要するにこれくらい大きな事件がおきない限りは外貨建ての方が円建てと比較して利率も良いという点や、毎年決まった時期に年金支払金が一生涯受け取れたりするため、プレミアレシーブで安定して資金を増やすことができるのです。

しかしどうしても外貨建ての保険は不安だという時は円建てと外貨建ての2種類の保険商品に加入するという方法で将来の貯蓄を備えるのが良いのではないでしょうか。

プレミアレシーブについての個人的な評価

外貨建て保険というと多くの方が「怖い」「不安」という言葉を口にすると思います。

もちろん、微々たるお金の中から300万円を為替差益だけのために投資するのは危険と言わざるを得ませんが、余剰資金でいつか遺産相続するかもしれないお金や手を付けていない定期預金などに預けるならば、一時払いとして保障を得られるプレミアレシーブは検討の余地ありです。

しかし、注意してほしいのはやっぱり、多くの方が誤解されているように「保険は貯金ではない」ということです。

苦情に発展しますが、もしも営業員が貯金代わりですよ~と気軽に言った場合は、そういう営業員は注意したほうがいいかもしれません。

保険は万が一の時のために加入するもの、しかも、外貨建て保険は定期預金のようにお金が必要だからちょっと解約しようと思っても、為替の影響で解約できない状態になります。

お金を眠らせておくよりかは有意義なものであるとは思いますが、やはり誤解のないよう消費者、契約者側も十分に理解して勉強していく必要があると感じますね!

参考:第一生命のプレミアレシーブが気になっている方におすすめの記事

第一生命のプレミアレシーブについて気になっている人は、以下のような記事も参考にしてみるのがおすすめです。

プレミアレシーブのメリットやデメリットが知りたい方は

第一生命が販売するプレミアレシーブ(外貨建)のメリットとデメリット

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