日本生命の三大疾病保障の評判と注意点・おすすめしたい人

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

日本生命の三大疾病保障の評判と注意点・おすすめしたい人

   

日本生命の三大疾病保険の評判ってどうなの?

日本生命の三大疾病保険というと、死亡保障やがんなど様々な保障商品を組み合わせて自分に一番合ったプランを作ることが出来る「みらいのカタチ」という商品がありますが一体どのようなものなのか気になりますよね。

巷の評判では

  • 保険料の支払いを一本化できてわかりやすい
  • 保険証券が一つで済むため見直ししやすい
  • 他社の三大疾病保険より支払われる可能性が高い
  • 一方で保険料が割高
  • 高度障がいになった時に支払われないという説明を契約時に聞いておらずトラブルになった

など、その評判は賛否両論といったところです。

日本生命の三大疾病保険が自分に合うかどうか判断してもらうためにも、この保険の良い特徴や一方の注意点、そしてどんな人におすすめなのかをポイントを絞って解説していきます。

この記事を読めば、日本生命の三大疾病保険への加入を検討しているなら、自分に最適な保険なのかがわかるのでぜひ参考にしてください!

日本生命の三大疾病保険の良い特徴・評判が良い理由

日本生命の三大疾病保険のポイントは大きく2つ

日本生命の三大疾病保険の良い特徴ですが、他社保険と比べて特筆すべき点は以下の通りです。

  1. 脳卒中(脳出血、くも膜下出血、脳梗塞)、急性心筋梗塞で手術を受けた場合、その時点で一時金が支払われる。
  2. 上皮内新生物と診断された場合、契約していた保障額の10%が支払われる。

この特徴は他にはないすごい特徴なんです。

一般的な三大疾病保険の支払い条件って?

他の保険会社の三大疾病保険では、脳卒中や心筋梗塞になってしまった場合の支払い条件として以下のようになっている場合が多いです。

脳卒中:医師の診断を受けてから60日間、神経学的な後遺症(麻痺、言語障害など)の所見が残存していると医師が認めた場合

急性心筋梗塞:医師の診断を受けてから60日間、労務の制限(家事や簡単な事務作業は可能だが、それ以外の業務はドクターストップがかかっている状態)を受けた場合

急性心筋梗塞の場合、平均入院日数は20日程度と言われており、この60日間という条件を満たすケースは少ないと言われています。

また、脳卒中では後遺症が残りやすく、入院も90日以上と長期化しやすいため、確かに条件を満たすケースが多いと言われていました。

しかし早期発見技術の普及や新たな治療法の開発によって短期化する傾向にあり、支払われるケースが少なくなっています。

日本生命の三大疾病保険は他社の保険より支払い条件がやさしい

一方、日本生命の場合、脳卒中や心筋梗塞で手術を受けたら支払い対象となるため、一般的な三大疾病保険では支払い対象外となるようなケースであっても支払われる可能性が高いということです。

また、上皮内新生物についても他の保険会社では支払われない場合が多かったですが、日本生命の場合満額ではありませんが支払われるというのが特徴的です。

日本生命の三大疾病保険の注意点・評判が悪い理由

このように他社にはないメリットがある日本生命の三大疾病保険ですが、一方で注意しなければいけない点も2つあります。注意点は以下の通り。

  1. 高度障がいになっても一時金は支払われない
  2. 三大疾病になったからと言ってその後の支払い免除は特約を付帯しないとされない

心筋梗塞や脳梗塞、脳出血の場合、発症しても投薬などの内科的治療で治せるケースも増えており、その場合ですと万が一高度障がいと診断されても一時金が支払われません。

また、多くの保険会社で設けられている支払い免除についても日本生命の場合特約を付帯しなければいけないため注意が必要です。

まとめ:日本生命の三大疾病保険はどんな人におすすめ?評判に惑わされないようにしよう!

このように、支払い条件が他社に比べてやさしい一方で、高度障がいになった場合の一時金がないなど不満点もある日本生命の三大疾病保険ですが、どのような人におすすめなのでしょうか?

家族にくも膜下出血を発症した人がいる場合は加入しておくべき

結論から言うと、家族に脳卒中、特にくも膜下出血になったことがある人にはおすすめの保険だと言えます。

脳梗塞や脳出血の場合、先ほども述べた通り、近年では投薬などの内科的治療によって治せるようになっているため、この保険のキモである、「手術を受けた場合に支払われる」というメリットが生かしづらくなっています。

一方くも膜下出血の場合、基本的に手術を行わなくてはいけないため、この保険の支払い条件に該当しやすいです。

また、この病気の原因として高血圧や喫煙、肥満に加え「両親や祖父母からの遺伝」があると考えられています。

そのため、家族にくも膜下出血の発症歴がある人は健康体であっても発症リスクが普通の人より高いので、日本生命の三大疾病保険に加入しておいた方がいいでしょう。

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