低利率に騙されるな!日本生命の契約者貸付を利用する際のメリットとデメリット

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低利率に騙されるな!日本生命の契約者貸付を利用する際のメリットとデメリット

      2018/08/05

日本生命の契約者貸付は銀行で借りるより低利率でお得?

生保業界トップの日本生命の保険に加入されている方は多いと思いますが、まとまったお金が必要になったときに契約者貸付という制度を利用すると、銀行よりも低利率でお金が借りられるのをご存知でしょうか。

しかし、低利率だからと言って契約者貸付を気軽に利用しすぎると、あとで思わぬ弊害があるということを忘れてはいけません。

今回は、日本生命で契約者貸付制度を利用するときのメリットとデメリットについて私の考えを書いていきます。

利率、限度額、返済期限から見た日本生命の契約者貸付のメリット

日本生命の契約者貸付を利用するメリットはつぎの通りです。

カードローンやキャッシングよりも低利率で借りられる

日本生命の契約者貸付の貸付利率は加入している保険の契約日によって変わり、詳細は日本生命の「ご契約者さま専用サービス」から確認することができます。

ご参考までに、2014年4月2以降の契約の貸付利率は年3.00%であり、一般的に銀行のカードローンやクレジットカードのキャッシング、消費者金融よりも低利率でお金を借りられるのが特徴です。

審査なし!ただし、解約返戻金の一定範囲内までを限度額

すでに契約者が支払っている保険料をもとに積み立てられた解約返戻金から貸付を受ける制度であるため、お金を借りるのに特別な審査が必要ないことも魅力的です。

契約者貸付とは、解約返戻金の一定範囲内で保険会社からお金を借りる制度であり、貸付限度額は日本生命の「ご契約者さま専用サービス」から確認することができます。

返済期限なしで保障も継続

契約者貸付は返済期限がない貸付であるため、他のキャッシングやローンのように返済に追われることはありません。

また、契約者貸付を利用しても契約が解約されるわけではなく保障は継続したままですし、契約者貸付を利用したからといって利用していない人よりも高い保険料を支払わなければならない等のペナルティーもありません。

ちょっと待って!日本生命の契約者貸付の利用するデメリット

ここまで見ると契約者貸付はメリットばかりに見えますが、利用するにあたって次のようなデメリットもあるということを理解しなければいけません。

解約返戻金がないと貸付が受けられない

契約者貸付は解約返戻金の一定範囲内を限度額として貸付を受けられる制度であるため、解約返戻金があることが制度を利用するため前提条件です。

保険加入後すぐに契約者貸付を利用しようとしても、解約返戻金がなかったり少なかったりするため、契約者貸付が利用できないことがあります。

そのような場合には手続き等を行うことが無駄になってしまうため、他の手段を検討した方が良いと思われます。

保険金が減額されてしまうかも

契約者貸付の貸付金を返済しない状態で保険金の支払事由が発生すると、支払われるべき保険金から貸付金と貸付利息が差し引かれてしまいます。

そのため、ご自身または家族に支払われる保険金が予定していた額よりも少なくなり、万が一のときの備えが不足してしまうことがあります。

振替貸付の限度額が少なくなり、契約が失効しやすい

保険料の払込猶予期限を過ぎても保険料が支払えなかった場合に、保険料を自動的に立て替えてる制度を自動振替貸付制度と言います。

これは一時的に保険料を準備ができなかった場合でも、保障を継続するために非常に重要な制度です。

しかし、この自動振替貸付も契約者貸付と同様に解約返戻金の一定範囲を限度に貸付される仕組みであるため、契約者貸付の貸付額が多くなると自動振替貸付の貸付限度額が少なくなってしまい、保険料の払い込みができない場合に契約が失効しやすくなるというデメリットがあります。

日本生命の契約者貸付よりも良い方法は?

日本生命の契約者貸付は、低利率で審査なく契約を継続させたままでお金が借りられる反面、保険金が減額されたり契約が失効しやすくなるなどのデメリットがあることがわかりました。

では、一時的にまとまったお金が必要な場合に契約者貸付を利用すべきかという点については、加入している保険の貸付限度額などを見ながら慎重に検討する必要があります。

ただ、金銭的に逼迫している状態なら保険料の観点からも保険の見直しを専門のプランナーに相談する方が最善の方法を検討することができるでしょう。

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