オリックス生命の「ライズサポート」を保険料の観点から評価

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子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

オリックス生命の「ライズサポート」を保険料の観点から評価

      2018/07/24

オリックス生命の引受基準緩和型終身保険「ライズサポート」の保険料

オリックス生命の引受基準緩和型終身保険「ライズサポート」の保険料は、他社の緩和型に比べると魅力的な保険料設定がされています。

平日のお昼時、テレビを何気なく見ていると、「持病があっても入りやすい」といったフレーズがやけに耳に残るCMをよく目にしますよね。

持病があっても入りやすい保険というのは、生命保険加入時に必ず必要になる、健康状態や職業などを回答する「告知」項目を限定し、保険契約を引き受ける基準を緩めている「引受基準緩和型」保険と呼ばれるものになります。

現在、何かしらの疾病にかかっている状態で、通院中だったり投薬治療中だったりする方でも、告知項目に該当しなければ生命保険への加入を認めるいう保険です。

今回は、オリックス生命で販売している引受基準緩和型の終身保険「ライズサポート」について、その保険料水準を他社と比べながら、評価してきたいと思います。

引受基準緩和型の保険商品

引受基準緩和型の商品は、主に「終身保険」と「医療保険」の2つのタイプの商品に多く見られます。

引受基準緩和型の医療保険は、比較的多くの保険会社で取り扱っていますが、終身保険を取り扱っている保険会社は少なく、その選択肢がかなり限られています。

終身保険ですから、いわゆる「死亡保障」のために加入する目的がほとんどであり、「自身の葬儀代」や「遺族の生活保障」として、決まった金額を遺したいというご意向の方が加入することになります。

引受基準緩和型終身保険の特徴

引受基準緩和型終身保険の特徴は、通常の終身保険と比べて保険料が高いという点、加入から1年間は保険金額が削減(多くは半分)され、1年を経過すると指定した保険金額に戻るという点が挙げられます。

保険料については、健康状態が良好な方との公平性を保つため、また持病による死亡率との兼ね合いから、保険料が割高に設定されています。

保険金額の削減期間に関しては、やはり持病による死亡リスクが高いことや、死期が近いことを隠して加入するケースを除外する目的があります。

引受基準緩和型終身保険とは言えども、終身保険となるため、解約返戻金が発生し、将来的に解約してもある程度の解約返戻金が戻るという仕組みがあります。

また、保険料の短期払いができず、終身払いしか選択することはできません。

ライズサポートの特徴

ライズサポートは、保険料払込期間中の解約返戻金を抑制している「低解約返戻金型」の引受基準緩和型終身保険となっています。

低解約返戻金型の仕組みは、通常のタイプと比べて、保険料が割安になるという特徴があります。

反面、解約時には、支払ってきた保険料額よりもかなり少ない解約返戻金しか受け取ることができないため、終身払いしか選択できない引受基準緩和型の保険は、解約を前提とするのであればオススメできない仕組みです。

逆に、解約をせずに一生涯支払い切るつもりであれば、非常に適していると言えます。

検討の余地のある引受基準緩和型終身保険を取り扱っている保険会社

引受基準緩和型終身保険を取り扱っている保険会社の中で、検討の選択肢に上がる保険会社は、オリックス生命のほか2社あります。

1つは、メットライフ生命の「終身保険ずっとスマイル」。

もう1つは、FWD富士生命の「告知が少ないEー終身」です。

オリックス生命の「ライズサポート」と、FWD富士生命の「告知が少ないE-終身」は、低解約返戻金型となっており、メットライフ生命の「終身保険ずっとスマイル」は通常タイプとなっています。

ほかに調べたところ、JA共済に「引受緩和型終身共済」がありましたが、圧倒的に保険料が高すぎるため、除外します。

ライズサポートの保険料

それでは、オリックス生命と他2社とで、実際の保険料をシミュレーションしてみたいと思います。

試算条件は、被保険者を男性、保険金額は最低限の葬儀代として「300万円」、保険料は月払いとします。

年齢オリックス生命FWD富士生命メットライフ生命
30歳5,901円5,607円6,984円
40歳7,317円7,671円8,781円
50歳9,648円10,956円11,643円
60歳14,190円15,357円16,500円

シミュレーションの考察

メットライフ生命の「終身保険ずっとスマイル」は、85歳までの期間に限り、疾病ではなく災害死亡に限って、死亡保険金額が4倍となるという特徴があります。(災害死亡の場合は、国や会社などから一定の補償がありますが、必要・不要論は今回はいたしません。)

低解約返戻金タイプは、やはり保険料の点では優位性があり、どの年齢であっても両社ともメットライフ生命よりも安い保険料を実現しています。

30歳という若い年齢であれば、保険料はFWD富士生命に軍配が上がりますが、年を重ねるに連れてオリックス生命の保険料の優位性が目立ってきます。

一生涯の死亡保障を重視して引受基準緩和型終身保険に加入するのであれば、残念ながらメットライフ生命は選択肢には挙がらないでしょう。

いつか辞めるときに損をしたくない、と解約返戻金の存在が気になる方は、保険料との兼ね合いで、3社を検討する必要がありそうです。

オリックス生命の「ライズサポート」を保険料の観点から評価のまとめ

安い保険料に定評があるオリックス生命ですが、引受基準緩和型の分野においても、やはり魅力的な保険料水準であることが分かりました。

しかし、終身保険に加入する目的は、多くの方が死亡保障のために加入されますが、辞めたときの損失を最小限にしたい、とお考えになる方もいらっしゃいます。

また、各社「告知項目」が微妙に異なるため、入りたい会社の告知項目に該当してしまうこともありえます。

保険料を重視される方は上記の保険料を参考にしていただき、あとは持病状況が告知項目に該当してしまうかどうかをしっかりと確認してから検討しましょう。

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