日本生命の医療保険の種類は?実際の口コミや評判も
目次
- 日本生命の医療保険
- 日本生命の医療保険の種類
- みらいのカタチ 総合医療保険とは?
- 総合医療保険の内容
- 保険期間は定期と終身どっちがいい?
- 日本生命の医療保険は終身だと損なのか?
- 総合医療保険の個人的見解
- 日本生命の医療保険に関する口コミ
- Medi-A×N(メディ・アン)とは?
- Medi-A×N(メディ・アン)の申込基準
- Medi-A×N(メディ・アン)の保険料
- 何をもって医療保険を選ぶのか
- 日本生命の医療保険に関するまとめ
日本生命の医療保険
日本最大の保険会社になったりうばわれたりを繰り返している日本生命ですが、医療保険はどういったものが販売されているのでしょうか。
今回は日本生命の医療保険の種類を詳しく調べ、実際に日本生命の医療保険に加入した方の口コミや評判についても調べてみました。
大手だからこその日本生命の強みと弱みを理解して加入するときの参考にしていただければ幸いです。
日本生命の医療保険の種類
現在(2016年1月)は、以下の医療保障のある保険が販売されています。
- みらいのカタチ 総合医療保険
- Medi-A×N(メディ・アン)
みらいのカタチ 総合医療保険とは?
みらいのカタチとはご自身が必要な保障を組み合わせることで自分だけの保険にカスタマイズする保険商品のことです。
このみらいのカタチという保険契約のうち、総合医療保険のみを選択したプランのことです。
総合医療保険の内容
病気やケガの入院を保障し、公的医療保険制度の対象となる手術を受けた場合に手術給付金を受け取ることができます。
健康状態に関係なく、入院給付日額が同額以下の範囲で、保険期間を終身に変更できることもできます。
以下のポイントを選んで、保険料が決定します。
- 保険期間は「有期」と「終身」
- 1回の入院に対する支払い限度日数は「62日型」と「124日型」
- 入院療養給付金の有無
- 特定疾病または女性特定疾病による入院に対する上乗せ保障の有無
細かい点を見ていきます。
保険期間は定期と終身どっちがいい?
終身と聞くととてもお得に感じますが、気を付けなければならないのは保険料の高さです。
契約時年齢30歳、更新45歳、払込・更新満了60歳の男性の場合(有期)
月々の保険料 3,610円
(45歳~59歳)4,790円
日額10,000円(62日型、入院療養給付金あり型、特定疾病倍額型)
契約時年齢30歳、払込満了60歳の男性の場合(終身)
月々の保険料 14,330円
日額10,000円(62日型、入院療養給付金あり型、特定疾病倍額型)
60歳までの払い込み金額
有期タイプだと・・・1,512,000円
終身タイプだと・・・5,15,8800円
やはり終身タイプの医療保険ですと、爆発的に保険料が高い結果になりました。
日本生命の医療保険は終身だと損なのか?
今回の例だと、60歳払込になるため、それ以降は保険料を必要としない終身タイプになりますが、これですと、60~80歳の間に10,000円程度の掛け捨て医療保険に入っても安い結果になってしまいます。(およそ20年間で240万円)
ただ、60歳になった時点で健康に不安がある状態ですと、このグレードの保険商品に加入することは難しくなります。
まぁ解約返戻金があるといってもやはり支払った金額より多くは手にできないので、一生分の安心を買うという意味では安いのかもしれませんが・・・。
ただ、59歳のうちに死亡してしまったら、何のために終身で払い続けたのか・・・とわからなくなってしまいますよね。
総合医療保険の個人的見解
日本生命が売り出している医療保険では、全体的に割高な印象を受けます。
そして、更新型でなければ続けるのがきつい値段・・・。
終身タイプの保険は一見、お得のように感じますが、トータルで見ると結構、金額に差がありますよね・・・。
ただ、これは個々の考え方がの違いなので、終身が悪いとも有期(定期)が悪いとも言えません。
やはりご自身のライフプランに合わせた保険選びが重要になってきますので。
しかし私の考えとは別に以下のような日本生命の医療保険に関しての口コミもありました。
日本生命の医療保険に関する口コミ
日本生命の医療保険に加入している人のお話を伺く機会がありましたので、まとめてみました。
やはり、実際に日本生命の医療保険に加入している人たちは多少割高だと思っていても保険会社自体に安心感を求めて加入しているようです。
総合医療保険、あいおいニッセイ同和損保の医療保険 他の口コミ
40代男性 会社経営者 平成20~25年の間に加入
日本生命の医療保険の入院日額
入院日額20,000円以上
日本生命の医療保険に決めた理由
国内外問わず資本力、取扱高、売上利益、加入者数がトップである日本生命は、保障・解約返戻金が高いということで加入を決めました。
解約返戻金は外資系保険会社の次に高いことはソルマンジー比率から考えても絶対的に安全で、若干保険料が高くても他社に比べて安心感があります。
営業力、ネットワークもトップクラスです。保険の内容も手厚く保障が充実してます。
他社との比較では自己資本比率が各社低いことが譲れないポイントです。保険の中身も満足でした。
日本生命の医療保険のほかに検討した保険
他社は特に比較検討しません。唯一気になったのは大同生命でした。
中小企業に強いことから着目してました。
あとの会社には興味を示さなかったです。
昔から企業ブランドの中で好きな企業でしたし、ご縁がありましたのでご縁を大切にお付き合いして来ました。
またファンドや法人事業とのお取り引きも致しましたし、事業資金も調達させていただきお取り引きは良好でした。
不動産取引もしたことがあります。法人営業部門は賢い方が多い印象です。
加入した日本生命の医療保険の保障内容
私個人、会社の経営者と役員、家族、子供保険、などが加入した日本生命の医療保険は総合医療では入院日額20,000円、がんでは25,000円、三大疾病や女性疾患の病気の特約も充実していました。
加入した日本生命の医療保険の支払金額
毎月個人、法人あわせて250,000円は支払いました。
法人契約では15万円は払ってましたが、死亡で1億円だったからです。
ニッセイ総合医療保険62日型入院療養給付金あり型女性特定疾病倍額型重度疾病保障特約付きマイメディカルEXの口コミ
40代女性 主婦 平成23年に加入
日本生命の医療保険の入院日額
入院日額5,000円
日本生命の医療保険に決めた理由
日本生命は、CMなどで馴染みがあり大手の保険会社なので安心だと思ったからです。
最初はパンフレットを郵送していただき、訪問して詳しい説明をしてもらい、納得して加入しました。
説明に来て下さった方が保険の内容を分かりやすく教えてくれて、対応も良心的でした。
ネットや電話だけで加入できるタイプより自分に合っていると感じました。
新しく出た保険も説明に来てくれて、掛けっぱなしではなくライフスタイルに合った保険を検討できる点もよかったです。
日本生命の医療保険のほかに検討した保険
日本生命に加入する前、県民共済の医療保険と比較検討しました。
県民共済は掛け金が安く、手続きすべてを郵送と電話で完結できる便利さが良かったのですが、内容の分かりにくいところは直接担当者にあって説明してもらわないと不安に感じたので日本生命に決めました。
あと、日本生命は保険の内容がいろいろあり種類が豊富で、家族みんなのライフスタイルをカバーしてくれるところや、組み合わせて加入できる点が気に入っています。
加入した日本生命の医療保険の保障内容
私が加入したマイメディカルは、入院療養給付金あり型で、女性特定疾病倍型なので女性特有の病気で入院した場合は日額2倍になります。
重度疾病保障特約が付いているので、がんや脳卒中糖尿病に関連する重度疾病・治療にも給付金が付きます。
父を糖尿病で亡くしているので安心できました。
加入した日本生命の医療保険の支払金額
合計保険料(43歳~終身にわたり)は7967円で、月払いで払っています。
みらいのカタチ 総合医療保険の口コミ
30代 男性 会社員
日本生命の医療保険の入院日額
入院日額5,000円
日本生命の医療保険に決めた理由
よく職場に日本生命の営業の方が売り込みにきていました。
何度もの生命保険のお誘いがあり断っていたのですが、自分もそろそろ生命保険に入った方がいいかなと感じ、営業のお姉さんに話を聞くことになりました。
日本生命といえば、頻繁にCMも流れており、世間的にも非常に有名な生命保険企業であったため、信頼できると思い、日本生命の保険に加入することになりました。
大手ならではの手厚いサポートが受けられることを期待して契約しました。
日本生命の医療保険のほかに検討した保険
他には住友生命を検討しました。
日本生命と同じく住友生命もCM等で名が世間に知られており、サポートが手厚く受けられそうだと考え検討しました。
日本生命ほどではありませんが、住友生命の保険も少し加入しました。
契約してみて感じたことは、住友生命と日本生命では、圧倒的に日本生命の方が事後サポートが手厚いということです。
入院時にも連絡をしっかりととってくれて、しっかりとしたサポートを受けることができました。
加入した日本生命の医療保険の保障内容
私か加入した日本生命の総合医療保険では、入院日額一万五千円、三大疾病の場合二万五千円ほど受け取れる内容であったと思います。
加入した日本生命の医療保険の支払金額
月額支払い料金は約二万円になります。定期的に額が見直されて今後増えていく見込みです。
20代 男性 会社員
日本生命の医療保険の入院日額
入院日額10,000円
日本生命の医療保険に決めた理由
毎週保険会社の営業の女性が代わる代わる保険の売り込みに来ていました。
特に日本生命の営業の方が週に2回昼休みに来ており、「20代に入っておいた方が保険料が安くなるし、税控除も受けることができる。何かあってからじゃ遅いのよ。」という言葉と、その営業さんが持ってきた2つのプランを比較し保険に入りました。
なにより営業さんの強い押しと、同僚が同じ時期に加入していたこと、日本生命の「みらいのカタチ」をCMでよく見ること、日本生命という大手保険会社ならではの他社にはない手厚いサポートが受けられると思い加入を決断しました。
日本生命の医療保険のほかに検討した保険
他にはよく会社に営業に来る住友生命、明治安田生命なども検討しました。
日本生命と同じくらいネームバリューのある保険会社でしたが、会社に来ていた営業さんが生保レディなりたての方で、持ってきてくれたプランは良かったのですが、保険知識が浅くその保険に加入した場合その方が営業担当になることに不安を覚え、最終的に日本生命に加入しました。
加入した日本生命の医療保険の保障内容
私が加入した日本生命の総合医療保険「みたいのカタチ」は、入院日額10,000円、三大疾病保険金が1,000万円のプランでした。
加入した日本生命の医療保険の支払金額
月額支払い料金は約15,000円になります。定期的に支払金額の見直しが行われ増額していくタイプです。
みらいのカタチ総合医療の口コミ
30代男性 会社員
日本生命の医療保険の入院日額
入院日額10,000円
日本生命の医療保険に決めた理由
日本生命の担当者が会社に出入りしていたので、話を聞いたことがキッカケでした。
会社の規模と歴史があることについて安心感がまずありました。
また、保障の内容について、いつでも聞ける環境があったので、それはすごくいいと思いました。
ただ、自分に決断力がなかった為、最初は加入を延期していましたが、担当者のオシが強かったというか、背中を押してくれた為、加入しようと思いました。
保障内容については、種類がたくさんあり、自分が心配していた癌の保障も充実していたことが決めたポイントです。
日本生命の医療保険のほかに検討した保険
特に他社とは比較しませんでした。
比較しなかった理由としては、更新型の保険については、将来見直すことを前提とした仕組みであり、将来医療制度が変化した場合、他の保険会社の商品だと見直ししづらい点があります。
他の保険会社は終身型の保険ばかりで、更新型に比べ保険料がたかく、見直しづらいので、元々比較するべきではないと思っていました。
また、担当者が会社を出入りしていることは何よりも安心感があった為、他の保険会社ではできないことだと思ったからです。
加入した日本生命の医療保険の保障内容
私が加入した日本生命の総合医療は、病気やケガをした時、入院日額10000円、癌の場合は15000円受け取れるプランです。
また手術の保障や万が一骨折した時、靭帯が断裂してしまった時も、一時金の保障があります。
加入した日本生命の医療保険の支払金額
私が加入している日本生命の総合医療は、月々3540円です。
しかし、支払額は更新型の為、10年に一回は保険料が上がる仕組みになっています。
日本生命の医療保険の口コミ・評判をみる限り、やはり皆さん、安心感と手厚いサポートを求めて日本生命に加入しているようです。
特に住友生命と日本生命両方に加入していた人の口コミは大変、参考になりますね。
Medi-A×N(メディ・アン)とは?
Medi-A×N(メディ・アン)とは持病のある方など健康に不安がある人でも加入できる医療保険のことです。
引受保険会社はアクサ生命ですが日本生命で加入することができます。
引受基準緩和型ですので、保険料は高い傾向にあって、保障は内容は低めなのが特徴です。
Medi-A×N(メディ・アン)の申込基準
以下の条件に該当しない方が申し込めます。
- 過去2年以内に病気やケガで入院をしたことまたは手術をうけたことがある人
- 過去5年以内にガン・悪性新生物(肉腫・白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫を含む)および上皮内新生物(上皮内ガン)で入院をしたこと、または手術を受けたことがある
- 現在、ガン・悪性新生物(肉腫・白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫を含む)および上皮内新生物(上皮内ガン)、慢性肝炎、肝硬変で医師の診察・検査・治療・投薬を受けている
- 最近3か月以内に医師の診察または検査により入院または手術をすすめられたことがある
Medi-A×N(メディ・アン)の保険料
契約時年齢30歳、男性の場合
月々 6,980円
入院給付金日額:10,000円、保険期間・保険料払込期間:終身
契約時年齢40歳、男性の場合
月々 8,720円
入院給付金日額:10,000円、保険期間・保険料払込期間:終身
契約時年齢50歳、男性の場合
月々 11,020円
入院給付金日額:10,000円、保険期間・保険料払込期間:終身
契約時年齢60歳、男性の場合
月々 14,370円
入院給付金日額:10,000円、保険期間・保険料払込期間:終身
何をもって医療保険を選ぶのか
日本生命の場合、圧倒的な企業ブランドと安心感で選ぶ方も多いかと思います。ですが、それだけで加入先を選ぶのではなく、しっかりと保障内容も見て検討した方が無難と言えるでしょう。どんな項目を大切にして医療保険を選ぶのかという部分については「保険偏差値」を一度使ってみてください。
この「保険偏差値」では、自分が「欲しい」と思っている保障内容と、現在加入している、または加入を検討している保険の保障内容がどのくらいマッチしているのかをスコア化することで、あなたの保険の買い方がどのくらい上手にできているのかを把握することができます。
単に意向と現況のマッチング率をスコア化するだけではありません。100通りを超える保険加入状況のデータを基に、世間的な水準で見たときのあなたの立ち位置、すなわち買い方の偏差値を算出することができるのです。
保険に対してどのような条件を求めるのかは、人によって異なるものです。保険の買い方偏差値を利用することで、保険見直し時の参考にすることができますし、自分にとって本当に必要な保障内容を知るきっかけにもなると思います。
日本生命の医療保険に関するまとめ
今回は日本生命の医療保険について調べてみました。
やはり日本最大級の保険会社ですので、口コミをご覧いただくと分かる通り安心感はばっちりあります。
ただ、保険料にはその安心感分の料金が上乗せされているかな?といった印象です。
これは個々の価値観にもよりますし、より安く良い保障を求める人には保険診断・保険の見直しをお勧めしています。