第一生命の学資保険を解約したい?貸付や見直しも検討しよう
第一生命の学資保険を解約?
第一生命の学資保険を解約したいと思う方がいらっしゃるようです。
学資保険という長い間(10~18年間)、保険料を払い続けなければならない保険は、長い人生の中で保険料の支払いが困難になるときがあるもので、解約を視野に入れる方も少なくありません。
しかし、第一生命の学資保険だけでなく、学資保険は解約すると支払った保険料よりも受け取れる解約返戻金の金額が少ないものです。
今回は第一生命の学資保険を解約したいと思った時に読んでほしいことをお話します。
第一生命の学資保険の内容
まず解約を検討される前に、第一生命の学資保険の内容をチェックしましょう。
第一生命は大手の生命保険会社というイメージが強く、イメージキャラクターもミッキーなので大変、人気がありますよね。
そんな第一生命の学資保険は、2種類あって「こども応援団」と「Mickey」というイメージキャラクターであるミッキーの名前がつけられたものです。
これらは、学資金・満期保険金の有無や保険料払込免除保障の有無、育英年金の有無によって同じ名前の保険商品でも保障内容が異なります。
詳しくはご自身が実際に契約している学資保険の内容を見ることでご自身にどういった保障がついているのか確認しましょう。
第一生命の学資保険を解約したいとお考えの方へ
第一生命の学資保険を解約したいとお考えの方は、おそらく月々の支払保険料が家計を圧迫していたり、まとまった金額のお金が必要な方でしょう。
やはり、死亡保障や医療保障のように万一に備えるものではない学資保険は解約する場合の選択肢に上がりやすい保険です。
しかし、第一生命の学資保険は契約できるお子様の年齢が決まっているので、多くの場合は再び契約することができません。
それらを十分に考えてから、解約することを検討してくださいね。
育英年金がある学資保険の場合
育英年金が設定されている学資保険の場合、解約を選択するよりも契約者(大黒柱の方)の生命保険(死亡保障)の保険金額が下げることで学資保険を解約することを回避できる可能性があります。
生命保険の保険金額を下げると月々の支払保険料も下がりますので、家計への負担も抑えられます。
育英年金が設定されている学資保険を存続することで、契約者の方に万が一のことがあっても保障は十分に受けられることになるからです。
第一生命の学資保険の契約者貸付を利用する手も
第一生命の学資保険したら、契約者貸付(解約返戻金を担保にお金を借りる)ことができることもあります。
この契約者貸付は利率も銀行やカードのキャッシングよりも低い利率ですので、それほど家計の負担にはならないと思います。
まとまったお金が必要な場合に、第一生命の学資保険の契約者貸付を利用するのも一つの手です。
保険の見直しは大切
しかし、いくら第一生命の学資保険の契約者貸付を利用したとしても、結局、家計の負担は変わらずに保険料が圧迫している場合は、保険の見直しを行うことが大事です。
学資保険自体の保険料を減額したり、他に加入している保険の保障内容や支払っている保険料を見直すことで家計への負担を軽くすることができるでしょう。
先ほども言いましたが、学資保険は契約できる年齢が決まっているので、解約してしまうとおそらく再び加入することは難しいです。
その分、学資保険の解約を検討するときは学資保険を加入するときくらい慎重に行ってください。
まとめ
今回は第一生命の学資保険を解約したい人にお伝えしたいお話をしました。
やはり、どれだけ保障内容が充実している保険でも、支払いが困難になって保険貧乏になってしまっては元も子もありません。
学資保険こそ解約するときはよく検討する必要がありますが、加入・契約するときもご自身の経済力と相談のうえ、無理のない範囲で契約しましょう。
万が一、今の保険内容が適切なものかどうか、判断に迷ったら専門家に保険相談するのもおすすめです。