プルデンシャル生命の格付けは?他社との比較から見える格付けの考え方
目次
プルデンシャル生命の格付け
プルデンシャル生命の格付けはソルベンシーマージン比率(支払余力を示す指針)が810.5%、S&P社保険財務力格付けではA+の評価を得ています。
さて、これってどれくらい安心感がある数値なのでしょうか?
今回は各格付けの見方や他社の格付けなどから比較してどれだけプルデンシャル生命の格付けが安心感があるものなのか見てみたいと思います。
プルデンシャル生命のソルベンシーマージン比率について
先ほどお話した通りプルデンシャル生命のソルベンシーマージン比率は810.5%です。
そもそもソルベンシーマージン比率は保険会社が支払う保険金に対してどれだけの余力があるかの指針で一般的には200%以上あれば十分な支払い余力を持っているといわれています。
ですので、このプルデンシャル生命のソルベンシーマージン比率では支払い余力は十分に保持していると考えることができますね。
プルデンシャル生命のS&P社保険財務力格付けについて
プルデンシャル生命のS&P社保険財務力格付けはA+という判定を受けています。
これは国際的な格付け会社であるスタンダード&プアーズ(略してS&P)社が評価をしているもので将来的に変わることもあります。
しかし、7段階(AAA,AA,A,BBB,BB,B,CCC)のうちA+は上位に入っているので十分に安心できる保険会社だと推測できます。
他社の格付けは?
日本の大手生命保険会社ではソルベンシーマージン比率が900.8%、S&P社の保険財務力格付ではA+の評価でした。
また他の大手外資系保険会社ではソルベンシーマージン比率が驚愕の2,722.8%、S&P社の保険財務力格付けでA+という高評価でした。
ご覧いただいたように、ある程度大きい規模の保険会社ですと安定的にソルベンシーマージン比率やS&P社保険財務力格付けが高いことになりました。
目に見える数値だけを考えるとソルベンシーマージン比率やS&P社の保険財務力格付けが高い方が安心できるかもしれませんが、保険会社の健全性を示す一つの指針でしかありません。
ですので、ソルベンシーマージン比率の他、企業規模、成長率等も考えて保険会社を選択することが大事です。
プルデンシャル生命の格付けに関する個人的な考え
ご覧いただいたようにプルデンシャル生命の格付けは大手生命保険会社として一定基準をクリアーしている保険会社になります。
プルデンシャル生命のドル建て保険を検討される方はおそらくその企業が本当に安心できるのか?倒産する恐れはないのか?と不安になることもあるでしょう。
その不安を少しでも和らげることができるのがソルベンシーマージン比率などの格付けでしょう。
しかし、そんな一抹の不安を抱えたまま保険を契約しても、安心して保険を継続することができませんよね。
その点、プルデンシャル生命は保険契約継続率が1年経過後で95.2%、2年経過後で89.1%と赤い水準で継続されていることがわかります。
これらのデータも保険契約時にはある程度の目安になると思います。
もしも、保険契約に悩んだらこれらのデータを瞬時に把握することができる保険の専門家に相談する方が手っ取り早く、色々と調べたりする労力の節約につながると思います。
プルデンシャル生命の格付けのまとめ
今回はプルデンシャル生命の格付けについてお話しました。
格付けだけ見れば、プルデンシャル生命は十分に安心できる保険会社だといえます。
しかし保険を選ぶ場合には格付けのみではなく企業規模や成長率、その他の情報から判断しなければなりません。
もしも本気でプルデンシャル生命の保険を検討しているならば、保険の専門家に相談するのもアリですね。