かんぽ生命の医療保険はない?医療保障だけでは物足りない事実

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

かんぽ生命の医療保険はない?医療保障だけでは物足りない事実

   

かんぽ生命の医療保険

郵政民営化のよってゆうちょから独立した存在になったかんぽ生命は株式会社になりました。

そんなかんぽ生命はやはりもともとが国営だったという流れから一定の安心感を抱く人も多いのでは?

そしてより一般的な保険商品である医療保険が気になりますよねぇ。

今回はかんぽ生命の医療保険がどういったものなのか?詳しく調べてみました!

かんぽ生命には医療保険がない??

なんだか強烈な見出しを付けてしまいましたが、かんぽ生命には医療保険単体での契約ができないようになっているため、かんぽ生命には医療保険はない?と表現しました。

かんぽ生命で医療保障を付けたいとなると新ながいきくんなどの終身保険に加入したり、普通定期保険に入院保障を特約でプラスするしかありません。

ですので、単純に医療保険だけを契約したい人には不向きといえる保険であります。

かんぽ生命は医療保険がない代わりに

かんぽ生命は医療保険がない代わりに終身保険や定期保険の死亡保障の保険商品に特約として入院特約がつけられるものを販売しています。

しかし、その特約としてつけられるものに「先進医療特約」や「がん特約」が存在しません。

ですので、必要な医療保障をこのかんぽ生命の特約だけで十分に解決できているというわけではありません。

かんぽ生命の医療保障は少し物足りない?

公式サイトなどで調べていただくとわかると思いますが、かんぽ生命の医療保障はいささか物足りなさを感じます。

それは何よりもかんぽ生命の入院日額の設定が死亡保障金額の基準保険金額によって異なるためです。

となると、高い水準の医療保障を付けたい場合は必要ないかもしれない死亡保障金額を上げないといけません。

これでは、専業主婦の方など最低限の死亡保障だけを用意したい人には必要ない保障といえますよね。

死亡保障額100万円で入院給付金日額1,500円なので、少ない死亡保障だと入院日額がとても低くなってしまいます。

そしてもちろん、死亡保障を上げればそれだけ支払保険料も上がるわけで、なんだかとっても悪循環です。

かんぽ生命の医療保険がオススメな人

ただしかんぽ生命の新ながいきくんなどの医療保障でもオススメできる方がいます。

それは、ずばり大黒柱の方で死亡保障が物足りない人です。

死亡保障金額は生命保険文化センターの調査では男性だと約2,000万円ほど用意されているようですが、この2,000万円は満額すべてを1社の生命保険で準備することができない可能性もあります。(契約時の年齢などによって)

ですので、その足りない分をこのかんぽ生命の新ながいきくんなどで穴埋めし、同時に医療保障も微々たるものでもつけておけば安心ですよね。

保険選びで失敗しないために

いざ保険に入るとなった時、失敗しないために一番意識しなければならないのは、「自分が保険によって何を解決したいのか」を意識するということ。それに気づくための手段として、「保険偏差値」の活用をおススメします

生命保険の診断開始

医療保険の診断開始

がん保険の診断開始

かんぽ生命には単体の医療保険というものはなく、全て終身保険などの特約として付帯しなければなりません。この方式は、死亡保障もセットで準備したいという人にはマッチするかもしれませんが、死亡保障ではなく、医療保障のみ単体で考えたいという人には不向きと言えるでしょう。

「保険偏差値」を活用すれば、現状の保険の選び方が世間一般的な基準に照らしてどのくらいの立ち位置にいるのか、100人以上の加入状況の調査結果を基に採点してくれます。保険の買い方の偏差値を知ることができるわけです。

意向通りに保険選びができていない場合はそれだけ偏差値が下がりますし、どの部分が意向通りになっていないかをチェックできる機能もあります。

保険選びで失敗しないための知識を学ぶため、「保険偏差値」を有効に活用してみましょう。

まとめ

今回はかんぽ生命の医療保険について調べてみましたが、なんとかんぽ生命では医療保険単体では契約することができませんでした。

そして入院日額の設定も死亡保障金額と比例するところは、手ごろな掛け金で必要な保障だけを得たい人には不向きといえるでしょう。

保険って本当に会社によっては全く異なります。

安心そうだというだけで契約するよりも時間がかかっても自分の力で調べてみることをお勧めします。(まぁ、時間があるなら専門家に相談するのが手っ取り早いですよ。)

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