住友生命の保険はうつ病でも加入できる?うつ病で保険金が出る事例について解説

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子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

住友生命の保険はうつ病でも加入できる?うつ病で保険金が出る事例について解説

   

うつ病の方が住友生命に加入する場合

もうすでにうつ病にかかっている方が住友生命に加入したいと考えることもあるでしょう。

死亡保険にしろ、医療保険(入院保険)にしろ、うつ病の方が住友生命で加入する場合は病状の程度と服薬している薬の種類によって引き受けていただける場合もあるようです。

しかし、基本的には1例1例、住友生命の方で個人の状況を把握し検討するので、一概にうつ病でも保険に入れる!とは言えないのが現状です。

ただ、そんな住友生命にはうつ病になる前に保険に加入する必要がありますが、うつ病でも給付金が受け取れるという保険があるようでした。

住友生命の給付範囲、うつ病でももらえる?

現代病とも言える「うつ病」。そんな病気に対応した保険があるって本当でしょうか?

今回注目したいのは、「うつ病」などの精神疾患でも保険の給付がもらえるのかどうかです。

住友生命の「1UP」は、うつ病をはじめとした精神障害も給付の対象に含まれていますので、詳しくご紹介していきましょう。

うつ病で給付がもらえる住友生命の「特定障害給付金」って?

住友生命の「1UP」には、「特定障害給付金」というものがあり、うつ病などの精神障害は、これに該当すると給付がもらえます。

特定障害給付金の給付要件

  • 精神障害で公的年金制度の障害年金1級・2級に認定されたとき
  • 又は所定の精神障害で180日以上継続して入院したとき

「特定障害給付金」というのは、「1UP」という商品の要である「生活障害収入保障特約」に付随するものです。

「生活障害収入保障特約」は、働けない状態になった時に、予め決めておいた年金額が指定年齢まで受け取れる収入保障です。

例えば、65歳を指定年齢として年金額240万円で契約した場合、40歳で働けない状態に該当した時、240万円の年金が65歳になるまでの25年間受け取れます。

 

生活障害収入保障特約の給付要件

  1. 公的年金制度の障害年金1級・2級に認定されたとき
  2. 公的介護保険制度の要介護2以上に認定されたとき
  3. 所定の就労不能状態に該当したとき
  4. 所定の要介護状態が180日以上継続したとき

うつ病をはじめとする精神疾患は、必ずしも治らないものではないことから、契約時に決めた指定年齢まで継続して給付を受け取ることは出来ません。

したがって、上記のような状態になった時に受け取れる年金額の三年分を「特定障害給付金」として受け取れるようになっているんです。

上記の例ですと、年金額240万円の契約になりますから、3年分の720万円が受け取れます。

子の数などにもよって障害年金の金額は違いますが、年額で300万円程度受け取れる状態であれば、しっかりと療養して社会復帰を目指すことができますね。

障害年金の認定基準は?

住友生命の「1UP」に加入していてうつ病になった場合、どんな流れで給付がもらえるのでしょうか。概略をご紹介しておきます。

 

障害年金1級の程度


他人の介助を受けなければほとんど自分の用をたすことが出来ず、活動の範囲が、病院ではベッド周辺、家庭では室内に限られるもの。

 

障害年金2級の程度


必ずしも他人の介助は必要ないが、日常生活が極めて困難で、活動の範囲が、病院では病棟内、家庭では家屋内に限られ、労働により収入を得ることが出来ない程度のもの。

 

概ね、このような障害年金に認定されるのは「統合失調症」などの場合で、うつ病は発症早期の症状として表れやすいそうです。ただ、うつ病で障害年金に認定されている方が数多くいるのも現実です。信頼できる社会保険労務士に相談して、うつ病を乗り越えている方もいらっしゃいます。

初診日から1年6か月を経過した段階で認定されれば、障害年金を受け取ることが可能です。

厚生労働省が策定したガイドライン

うつ病や精神障害を訴える患者数は年々増加しています。ただ、こうした精神疾患に関しては、具体的な数値で障害等級を判断することが困難なため、審査が厳しくなってきているのが現状です。

 

そして、認定の背景には地域差による不公平も生じていることが確認されたことから、2016年9月より「国民年金・厚生年金保険 精神の障害に係る等級判定ガイドライン」が策定されました。それだけ、現代病として罹患数が増え、国としても対策を講じる必要性が出てきたということではないでしょうか。

加入している保険が自分に最適なものか知りたい方は

うつ病はいつ、誰がなっても不思議ではない病気であり、是非とも備えておきたいリスクのうちの一つです。ただ、保険によって備えるべきはうつ病だけではなく、人それぞれ置かれている状況によって少しずつ変わってくるはずです。現在加入している保険が自分にとって最適なものかどうか知るための手段として、「保険偏差値」の活用をおススメします。

生命保険の診断開始

医療保険の診断開始

がん保険の診断開始

保険偏差値の特徴は、単純に保障の充実度でスコアが算出されるのではなく、「意向と現状の加入内容がマッチングしているか」でスコアが算出されるため、自分の希望通りの保険に加入できているかどうかを知ることができます。

スコア算出の根拠となっているのは、100通りを超える多種多様な保険加入状況のデータであり、世間一般的な水準と比較したあなたの保険の買い方を採点してくれます。

いずれやってくる万が一に備えておくためにも、保険偏差値を利用して、あなたにとって最適な保険を把握しておきましょう。

うつ病を克服し強く生きていくための保険「住友生命」1UP

ではなぜ、受け取ることが困難になってきている障害年金が、給付の要件になっているのでしょうか。

 

住友生命の保険は、社会保険を基礎として考えられています。国の保険は、国民全員が入っているもの。しかし社会的背景により、それだけではいざという時に不足が生じるため、自助努力として民間の生命保険会社が存在します。年末調整や確定申告で生命保険料控除があるのも、国として不足が生じるとわかっているから、自助努力で生命保険をかけている人に対して税制優遇をしているのです。

 

ですから、社会保険制度のひとつである「障害年金」が給付の基準になっていることは、理に叶っていると言えますね。そして、プラスの独自基準も設けられている素晴らしい商品で2016年日経優秀製・品サービス賞の最優秀賞に輝いているのです。

 

精神障害で、障害年金に認定されるということは、そうそうあることではないかもしれません。しかしながら、そういった状況下でも強く生きていくために、障害年金にプラスして一時金があれば精神面で強く支えられると思います。
ストレス社会で生きていく大人も子供にも、明日は我が身です。この機会に保障の見直しをしてみましょう。

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