火災保険を新築の住宅にかける場合はいつ手続きするの?
目次
火災保険を新築の住宅にかける場合はいつ手続きするの?
マイホームの購入を夢見ている方は多いですよね。
ただ購入する際に色々な手続きや契約をしなければいけないので準備が大変です。そんな手続きの一つが火災保険の契約です。一戸建てでもマンションでも必要ですが「いつ契約すればいいの?」というご質問をよくいただきます。
そこで今回は新築の住宅を購入する際の保険の手続きの流れをお伝えしたいと思います。
新築を住宅ローンを組む場合の火災保険は?
融資を受ける金融機関にもよりますが火災保険の契約が融資の必須条件になっているケースが多いようです。なぜなら万が一、火災で家が燃えて全焼してしまったら?家はもう無いわけですから無いもののローンをせっせと払う人はいないですよね?金融機関はお金を回収できなくなってしまうので、そうならないように火災があったときは保険金で一括回収できるようにしておくって訳です。
更にほとんどの金融機関で保険金額と保険期間に関して指定があります。
保険金額は実際の購入金額以上で設定すれば問題ないようです。
昔は保険期間をローン期間にあわせるケースが殆どでしたが、今は最長10年までしか契約ができなくなりました。10年の保険期間で契約し満期が来ると自動更新する特約をつけることで途中で切れてしまわないようにしています。
そして融資の実行日から保険がスタートするようにしなくてはいけません。
ローンの手続き時に火災保険の申込書控えが必要と言われることもありますので早めに手続きしておくことをオススメします。
新築をキャッシュで購入する場合の火災保険は?
一方で現金で購入する場合は事前に申込みしなくても大丈夫です。
極端な話、引渡し日に手続きしても良いのです。ただあまり時間の無い中で手続きすると間違いの元ですので、1週間前など事前に手続きしておくことをオススメします。
考えなくてはいけないのはローンを組む場合と同じように引渡し日の段階で、キチッと補償がきいている様にするという事です。
火災保険の手続き時に必要なものは?
契約の日程が決まったら、後は必要なものをそろえておきましょう。
まず事前に代理店に知らせておいたほうがいいのが建物の情報です。
- 住所
- 構造
- 面積
です。当日伝えても大丈夫ですが、事前に伝えたほうが準備できるのでスムーズです。
そして地震保険をつける場合は建築年が確認できる書類が必要です。例えば登記簿謄本や建築確認書などが該当します。この書類があれば地震保険の保険料が10%割引されますので必ず用意しましょう。
そして手続きが終わったら金融機関から保険料の振込みをしますので、振込先を代理店に確認しておきましょう。
新築に火災保険をいつつけるかのまとめ
火災保険を新築住宅にかけるタイミングはローンの場合は少し早めに、融資の実行日の1~2ヶ月前がいいでしょう。
キャッシュで購入の場合は引渡しの1週間前までには手続きしておくといいでしょう。
何事も余裕を持って行動しましょう。決してギリギリになって駆け込み加入なんて事にならないように気をつけましょう。