メットライフ生命の契約者貸付制度の注意点、もしもの時には使える

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子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

メットライフ生命の契約者貸付制度の注意点、もしもの時には使える

   

メットライフ生命の契約者貸付制度とその注意点とは?

皆さん、生命保険には色々な機能がありますがそのうちの一つに、「契約者貸付制度」という機能があるのをご存知でしょうか?

あまりご存じない方が多いと思いますが、とても便利な機能ですので是非知っていただいて有効活用していただけたらと思います。

沢山ある保険会社の中で今回はメットライフ生命の契約者貸付制度についてとそのメットライフ生命ならではの契約者貸付制度の注意点をお伝えしたいと思います。

契約者貸付制度とは?

まずは制度の概要をお伝えします。

生命保険の中でも貯蓄性のある保険があります。例えば終身保険や養老保険などが該当します。これらの保険は内部的にお金が貯まっていっているので、最終的に満期の際や解約したときに満期金、解約返戻金を受け取ることができます。

そのお金を満期の前に、あるいは解約せずに一時的に引き出すことができるのです。これが契約者貸付制度です。

貸付とは言っても元々自分のお金ですから、借りたお金を返済しても返済しなくても契約者の自由です。ただ契約時に約束した運用利率を保険会社に守ってもらうならルールに則って返済しなくてはいけません。

返済しないと死亡保険金や解約返戻金を受け取る際、貸付している分は当然差し引かれることになります。返済する場合はカスタマーセンターに連絡してその旨を伝えると振込用紙を送ってくれます。それを使って返済金を振り込みましょう。一括でも分割でも返済は可能です。

契約者貸付制度の注意点とは?

契約を維持したまま貯まっているお金を一時的に引き出すことができる便利な機能ですが、何点か注意しなければいけない点があります。

まず貸付けたお金には利息が発生します。その際の利率は保険種類、契約時期によって異なり、今後も金融情勢によっては変更になることがありますので確認が必要です。一般的に昔の金利が良かった頃の契約は比較的利率が高い設定になっているようです。

そして利息は複利で計算され、1年毎に元金へ繰り入れとなります。

そして最も注意しなくてはいけないのが借入れが長期間にわたり、金利の繰り入れ等で貸付金の元利合計額が解約返戻金を上回った場合、返済がないと契約が失効してしまう事です。注意しないといつの間にか契約が無くなっていたなんて事になりかねません。

せっかくの契約がなくなってしまわないように貸付は程々にしておいた方がいいかもしれませんね。

メットライフ生命の貸付金制度の注意点

数ある保険会社の契約者貸付金制度を見てきて、メットライフ生命自体の貸付金制度の注意点があると感じました。

私なりに感じたメットライフ生命の貸付金制度を利用する際の注意点をご紹介します。

貸付金を申し込んでから最短で3営業日後に振込

日本の大手生命保険会社などでインターネットサービスを展開している保険会社でしたら、貸付金制度を利用する場合には、即日振込などがある中、メットライフ生命の貸付金制度では最短で3営業日(金曜日に申し込んだら、火曜日以降)になってしまうので注意が必要です。

もしも、前もってお金が必要だとわかったら(例えば、入院してお金が必要になったなど)、早めに行動するようにしましょう。

返済方法がコールセンター

メットライフ生命の貸付金制度を利用し返済する場合にはコールセンターに電話して振込用紙をもらわなければなりません。

これも大手生命保険会社でしたら、ネットから銀行宛に振り込んで完了するという流れがある中、ちょっと面倒だなと思いました。

貸付金制度を利用することを前提に保険を契約する人はいないと思いますが、もしも利用する場合は返済するときのことも考えると良いでしょう。

メットライフ生命の貸付金制度についてのまとめ

今回は保険のあまり知られていない機能、「契約者貸付制度」についてお伝えしました。

もし一時的にまとまったお金が必要になったときは銀行や消費者金融に借りるよりも「契約者貸付制度」がオススメです。ルールを理解して程々に利用する分には便利な機能だと思います。ただ一度利用すると癖になってしまい、何度も繰り返す方が多いようです。

メットライフ生命の貸付金制度はその点、面倒だからこそ、繰り返し使うことが低いというメリットにも取れるかもしれませんが、あまり使いすぎると「簡単には引き出せないから貯蓄ができる」と言う保険のメリットが薄れてしまうかもしれませんね。気をつけましょう。

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