【実録】日本生命みらいのカタチの 評判調査レポート

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【実録】日本生命みらいのカタチの 評判調査レポート

   

日本生命の職員にきいた!みらいのカタチってどう?

ニッセイ職員の叔母にみらいのカタチについて聞いてみた

有名芸能人を起用したCMや、保険料が高いという不評など、なにかと話題の日本生命のセット売り保険。

2012年、それまでの「生きるチカラ」から「みらいのカタチ」へと設計変更されました。

しかし専門的な知識のない私には、いまひとつ違いがわからなかったので日本生命の営業職員をしている叔母にきいてみました。

一番の違いは、以前は定期保険部分にあった制約が、一部解除されて契約途中の組み換えがより簡単になった所だそうです。

ただし、CMのような「自由に組み合わせられる」というような表現は少し大げさに感じるとの事。

契約者にとってわかりにくい商品というのは事実で、保険料が予算内なのか、トータルの保障と保障期間は必要なレベルに達しているか、気になる病気等もサポートしているか、更新時期の選択肢は理解しているかなど、商品説明にも注意が必要とのこと。

そもそも単品を別々に契約するのとどう違う?

叔母曰く、自由に組み合わせることに特化するなら、一つの会社にこだわらずにそれこそ自由に、予算内の単品保険を複数契約するのをお勧めする。とのこと。

確かに、まさに自分だけのセット保険ですが、各社の契約内容の確認や手続きはめんどくさそうです。

大手保険会社のセット商品は、保険の契約・更新・請求・ライフコンサルタント・解約などの一連のめんどくささのニーズにまとめて応えるものだと叔母は言っていました。

保険は、何十年ももち続ける特殊な契約です。悪評を受けながらも大手のセット保険が売れてきたのは、身近な営業職員にいつでも問い合わせできる手軽さや、大手ならではの安心感もあったのだろうと思います。

実際日本生命は景気低迷の時に、各保険会社が統合していく中でも独自に経営を維持していました。販売成績の振るわない地方営業所は整理されたようですが、その中でもコールセンターを整備することで顧客対応には手を抜いてこなかったそうです。

ただし、今後もこの大所帯を維持できるのか、私は疑問に思いました。あちこちで人手不足が叫ばれる中、どこかの時点ではサービスの低下もあり得ます。そうなれば、よほど完璧なライフプランでないかぎり、セット売り保険の魅力も低減してしまう可能性があるでしょう。

【日本生命のみらいのカタチ】悪い評判チェックと対処法

みらいのカタチのよくある悪評と、その対処法についてまとめてみました。

保険料が割高である。

この原因は上記のとおり、営業職員を抱えて顧客対応し、かつ会社自体の経営を安定させるために起こります。

自分で保険の管理・手続きができるのでサポートはいらないという人は、他社保険のほうがフィットする可能性があります。ただし、保険料の安さだけで決めると、保険内容か、保険会社の経営に問題がある可能性があるので注意しましょう。

更新の時期に保険料が一気に上がる。

これは、契約時に担当した営業職員の説明不足・知識不足・相性の悪さなど、主にコミュニケーション不足により起こります。

本来「みらいのカタチ」のようなセット保険は、更新時期を生活が変化する時期(就職・子どもの自立等)に設定し、そのとき何らかの変更(解約・更新・組み換え)をするのが前提の保険です。

あらかじめどうするか決めておく方もいるそうですが、ほとんどの場合は将来の状況は解らないとして保留にしています。もしも更新時期に病気になっていたら、解約後に新しい保険に入りずらいからです。

定期保険を低額の終身と組み合わせて、解約も、終身を下取りした安い組み換えも、両方できるように設計するのはそのためです。

更新の時期にお知らせが来たり、最寄りのニッセイレディーが更新プランを提案するのもサービスの一環なので大いに利用して、ただ更新するだけでなく、他社商品への質問や、将来のイメージなどを聞いて、次のライフステージに合致する保険設計をしましょう。

不必要な特約や保険を知らない間に契約させられる。

これも上記と同じ原因で起こります。

契約時・更新時には、担当になった職員に、そのプランあるいは生活の状況を基にした保険ニーズ(現在または将来必要な保障と保険料の予算)を伝えることが大切です。

そうしないと担当の人は解らないので、そのまま更新しようとして無理に保険料を抑えるために内容の薄いプランを持ってきたり、不必要な保険を追加したような案を提示したりしてしまうので、不快に思う事もあり得ます。

また、自分には不必要だと思える特約や保険も、保険料を抑えてトータルの保障を大きくする工夫のために追加されているという場合もあります。

担当職員の説明がわかりにくい、合わないという時には、率直にもっと解りやすく説明できる人を連れてきてほしいと要求する事ができます。

日本生命みらいのカタチの評価まとめ:自分に必要な保険を知ろう

  • みらいのカタチは、日本生命が契約者をサポートしながら将来の保険を設計するので、一般的に構造が複雑になりがちで、人件費や維持費のために保険料が割高になる。
  • みらいのカタチは複雑な分、多様な人生の状況(病気後の手厚い保険の維持等)に対応できる設計が可能
  • 大手生保のセット保険に加入するなら、営業職員を積極的に使ってよい。特に契約時と更新時には自分のニーズを明確に伝え、質問して納得するのが大切。
  • 説明がわかりにくい等があるときは、より説明の上手な人にきてもらうか、コールセンターに問い合わせて担当を変えてもらっても良い。

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