アクサ生命の告知書の特徴とは?妊娠中でも条件がつかないってホント?
目次
アクサ生命の告知書って何を書くの?
アクサ生命に限らず、生命保険会社に加入しようと思えば、告知書に健康状態や職業などについて記入しないといけませんがどう書いたら加入できるか、告知義務に違反しないかが悩みどころですよね。
聞かれる内容は保険会社ごとに若干違いがあったり、引き受けをする基準も異なり医療保険や死亡保険、がん保険など保険商品によっても引き受けの基準が違ってきます。
特に厳しいのは医療保険なのですがアクサ生命では告知の基準が緩くなり、妊娠中でも条件がつかない場合があるんです。
妊娠中の告知や引き受け条件をはじめ、アクサ生命の告知書についてどう書いたら良いのかを一度把握しておきましょう。
妊娠中に医療保険に入る場合に
妊娠している人がこれから医療保険に入ろうとすると、加入はできるが条件がついてしまうという話を聞いたことはありますか?
妊娠自体は病気ではないのですが、帝王切開や妊娠中毒症など異常分娩・合併症があることがあります。正常分娩は給付の対象外ですが、異常分娩などは給付の対象になります。
ということは、すでに妊娠している人はそのリスクがすでにあるということになるので、医療保険に入るときに今回の出産については対象外となってしまうんですね。
さらに過去に異常分娩歴があったり、他の病気で医者にかかったりというのがあれば当然もっと厳しい評価になります。
条件なし?!妊娠中ならアクサ生命!
アクサ生命には、告知書に妊娠しているかどうかを聞かれる項目があります。
一般的には、妊婦で医療保険に加入しようとすると、今回の妊娠における異常分娩(帝王切開など)は保険対象外になります。
ですが、アクサ生命は妊娠がわかっている状態でも、条件なしで引き受けすることがあります。
妊娠の週数が28週までであれば、今妊娠中であっても今回の出産から条件なしで医療保険に加入できる可能性があるんですね。
妊娠が発覚してしまったばかり、なんてケースでも間に合うので早いうちに相談しましょう。
アクサ生命の告知書で聞かれること:一つ目
・最近3か月以内に医師の診察・検査・治療・投薬をうけたことがあるか
直近の健康状態を聞かれています。3か月以内に病院にかかっていたら告知の必要があります。病院であれば整形外科なども対象になるので、忘れないようにしてくださいね。
ただ、風邪や歯医者などは告知の必要がありません。
アクサ生命の告知書で聞かれること:二つ目
・5年以内に入院・手術または、7日以上にわたり医師の診察・検査・治療・投薬をうけたことがあるか
5年以内の病気・ケガの有無を聞かれます。
7日以上というのは初診から終診までなので、通院日数ではなく、完治までの期間になるので注意が必要です。
投薬に関しても実際に飲んだかどうか、自己判断されていてもそれは関係なく、医師から何日分の薬が処方されたのかを書かないといけません。
完治というのは医師から「もう来なくていいよ」と太鼓判を押してもらったら、になります。「一年後に見せにきて」というのは経過観察であり、治療中ということになります。
ややこしいので、5年以内に通院した場合は担当の営業にこういう場合にはどう?などと聞くのがオススメです。
アクサ生命の告知書で聞かれること:三つ目
・2年以内の健康診断や人間ドックで検査の異常(要再検査、要精密検査、要治療)を指摘されたことがあるか
2年以内の健康診断の結果を聞かれます。
要再検査以上の指摘があれば、告知書に記入する必要があります逆に経過観察の指摘事項は記入する必要がないんですね。
再検査以上の指摘を受けているが、再検査をまだ受けてない人は基本的には引き受けは難しいと言えます。
しっかり再検査受けてから加入を検討するといいでしょう。
健康診断書は程度の低い順に、
異常なし |
要経過観察 |
要再検査 |
要精密検査 |
要治療 |
となっていると思います。
告知書の書き方のコツ
告知書を見て判断を下すのは、保険会社の査定部門と呼ばれその判断を下すのは当然人です。
その人は、告知書に書かれていることだけしか判断材料がありません。
なので、告知書に記入しないといけない場合、どれだけポジティブに内容を書けるかというのはとても大事なんです。
出来るだけ詳細かつ具体的に、医師から大丈夫と言われたのならそれもしっかり伝えたほうがいいでしょう。
当然ですが、嘘はだめですからね。ですが、アピールの仕方の違いで、加入の可否が分かれることは珍しいことではないんです。
通販のアクサダイレクトも同条件でいける?
アクサグループにはアクサダイレクトというネット通販に特化した会社があります。自動車保険のイメージが強いと思いますが、生命保険も扱っています。
ただ商品的にはアクサ生命とアクサダイレクトでは全く別物になります。また、ネット通販の保険は対面できない分告知に対しての査定がかなり厳しいのが一般的です。なので、おそらくアクサダイレクトではアクサ生命と同条件でできる可能性は低いでしょうね。
告知というのは自己申告なので「これくらいなら言わなくてもいいか」となってしまうことがあります。対面であれば告知したほうがいいのかどうか確認もできますが、通販の系だとわからないですよね。
加入できたとしても後々告知義務違反と言われてしまうと、契約解除になり、給付金も今まで払ったお金も全く返ってきません。そうすると何のために保険にお金を払っていたのかわからない!となってしまいます。
なので告知は軽視せずきちんと行う、できれば対面で確認しながらの方がいいでしょう。
ネット通販でも対面でもない加入方法
生命保険会社によっては、ネット通販商品ではなく対面商品を郵送でやりとりして加入できる場合があります。忙しくて相談する時間がなかなか取れない人や、遠方にいて近くに相談できる会社がないなんて人には嬉しいですよね。
ただ、一般的に保険会社が直接募集をするということは少なく、保険代理店から加入することになります。代理店によって郵送でできるところもありますが、数としては非常に少ないのであまり期待はできません。
事務的に保険の手続きをするよりも、ファイナンシャルプランナーなど金融の知識を持っている人からアドバイスを受けながら、自分で考えるという風にしたほうが失敗は少ないと思います。
アクサ生命の告知書まとめ
どの保険会社でも、告知に関して聞かれる内容は大体同じです。
それでも、引き受けするかどうかの基準は各保険会社でまちまちなので、引っかかる項目がある方は複数の会社で見てみるのもアリだと思います。
最近は保険ショップなども増えているのでそういうところで相談して見てもいいのではないでしょうか。