掛け捨て型か貯蓄型か。アクサ生命の商品はどっちがいい?
目次
掛け捨てと貯蓄。保険にはタイプがある。アクサ生命の詳細
保険を選ぶ時には、掛け捨て型か貯蓄型かで悩むことがあると思います。アクサ生命の中でも保険の種類によって、掛け捨て型のものと、貯蓄型のものがあります。
それぞれどういう目的で考えると失敗しないのか、アクサ生命の商品をモデルにして考えてみましょう。
今回はアクサ生命で販売中の保険の中で、掛け捨て保険と貯蓄型保険を比較し、個人的に考えるポイントなどについてお話したいと思います。
アクサ生命の掛け捨ての保険一覧
アクサ生命における掛け捨ての保険をまとめてみます。
医療保険 | セルフガード、プライム、OKメディカル |
がん保険 | がん治療保険、がん収入保障保険 |
死亡保険 | ピュアライフ、就業不能保障プラン |
基本的には、安い保険料で手厚い保障を持とうとするものや、解約などはしない前提のものが掛け捨てになります。
例えば、医療保険やがん保険は一生涯続くタイプが最近では多いですよね。仮に、医療保険やがん保険に貯蓄機能があった場合、この貯蓄はどういうタイミングで受け取るのでしょうか。
保険で貯蓄したのを受け取る時は、基本的には「満期」か「解約」になります。一生涯続く保険には「満期」はありません。では、老後のタイミングで医療保険やがん保険を解約しようと思うのでしょうか?
これからお世話になるかも、というタイミングでわざわざ解約する人は少ないのではないでしょうか。
なので、医療保険やがん保険は掛け捨てが多いんですね。
アクサ生命の掛け捨て型の保険料は?
医療保険やがん保険は各社と比較しても、同条件なら保険料はそんなに変わらないと思います。
ただ医療保険のセルフガードはちょっと特殊で、三大疾病を付加すると完全な掛け捨てではない医療保険になります。
どうしても掛け捨てが気になる人は、候補に入れてもいいと思います。保険料はやや高めになってしまうことは注意が必要です。
死亡保険は定期保険なのですが、他社では収入保障保険というものがあります。同じ死亡保障でも、収入保障保険の方が一般的に保険料は抑えられるので、定期保険に関しては、他社と比較しながらの方がいいでしょう。
例外があります!貯蓄型の医療保険・がん保険
●保険料が返ってくるタイプ
アクサ生命には商品としてないのですが、実は貯蓄型の医療保険・がん保険というのはあります。有名なところだと、東京海上日動あんしん生命でしょうか。
この場合、70歳などで生存していれば主契約の既払い保険料相当額が返ってきます。
貯蓄型といっても増えるのではなく、払った金額と同等くらいが返ってくるという感じです。ただ、保険料は高めに設定されています。
●生存祝い金タイプ
これもアクサ生命にはないのですが、医療保険の特約で生存祝い金というのを付加できる保険会社があります。こちらはメットライフ生命などがあります。
この場合、5年や10年などで、保険を使わなければ、その特約分から支払いがされます。
気を付けないといけないのは、保険を使ってしまうとそこまで貯めていた分が返ってこなくなる点です。
特約なので余分にお金を払うのですが、返ってこないリスクがあるので、個人的にはその分を別で貯蓄したほうがいいのでは?と思ってしまいます。
アクサ生命の貯蓄型の保険一覧
アクサ生命の貯蓄型としては、死亡保険があります。
終身保険 | 低払い戻し型終身保険 |
緩和型養老保険 | OKライフ |
変額終身保険 | アップサイドプラス |
変額養老保険 | ユニットリンク、ライフプロデュース |
長期定期保険 | LTTPフェアウィンド |
介護保険 | 賢者の教え |
基本的に貯蓄型は死亡保険がメインです。終身型から養老などまで、用途は色々ありますが、目的によって考えるといいでしょう。
例えば、お葬式代として備えるなら、途中で切れてしまう養老保険よりは一生涯続く終身保険が向いています。
貯蓄を増やしたいと思うのであれば、変額保険という投資信託のような運用ができる保険が向いています。今円建ての保険は増えませんからね。
アクサ生命の掛け捨て保険がオススメな人は?
アクサ生命の掛け捨ては、医療保険やがん保険があるので、病気になってお金がかかるような状況に備えることができます。なので、医療やがんは万人向けです。
死亡保険や就業不能の保険は、期間が決まっている定期保険です。こちらは、子供がいる家庭を持つ親御さんで、収入の柱になっている人にオススメですね。
アクサ生命の貯蓄型保険がオススメな人は?
アクサ生命の貯蓄型は死亡保険になります。円建ての死亡保険は運用よりは、保障としての利用がメインです。変額などの保険は保障というよりは、資産運用して増やしていくことに重点を置いています。
ご自身の目的によって選ぶといいでしょう。
アクサ生命の掛け捨て型・貯蓄型まとめ
掛け捨て型も貯蓄型も、どちらが良いというのはなく、それぞれどういう目的で加入するのかを考えるといいでしょう。
掛け捨てだけ、貯蓄だけで加入するのではなく、バランスを考えて加入されることをオススメします。