メットライフ生命の積立利率変動型終身保険とは?USドル建IS終身保険からドルスマートへ
目次
メットライフ生命の積立利率変動型終身保険とは?
メットライフ生命の積立利率変動型終身保険ってなにやら聞きなれない言葉ですよね。
「保険は難しくて良くわからない」と言う方が多いですが一つ一つ見ていくと実はそんなに難しくは無いのです。
今回はメットライフ生命の積立利率変動型終身保険を解説していこうと思います。
メットライフ生命の積立利率変動型終身保険の遷移
メットライフ生命では以前積立利率変動型終身保険である愛称「USドル建IS終身保険」と言う商品を販売していました。しかし2016年10月から機能を強化し、新たに「ドルスマート」と言う愛称の商品にリニューアルされています。
要するに、過去に販売していたメットライフ生命の積立利率変動型終身保険は「USドル建IS終身保険」という名称で、現在販売しているメットライフ生命の積立利率変動型終身保険は「ドルスマート」ということになります。
メットライフ生命の積立利率変動型終身保険の解説
この商品はまず終身保険です。加入してからその方がなくなるまで一生涯保障が続くタイプの保険です。相反するものとしては定期保険があります。こちらは期限が決まってますのでいつかは満期を迎えて保障が終わってしまいます。ですから終身保険はいつ亡くなるか分からないお葬式代等の準備に使われたりします。
そして積立利率変動型というのは毎月積立部分に対してつく利率をその時の情勢にあわせて見直す保険ということになります。通常の保険は契約時に解約返戻金の金額などが確定するのが一般的ですが、この保険は簡単に言うと「景気が良くなれば金利が上がるのと同じように利率を上げますよ」と言う仕組みです。
という事はもし今後物価が上昇し、お金の価値が下がってしまったときに一般的な保険よりもメリットがありそうです。お金の価値が下がってしまっても金利(利率)が上がることでカバーできるからです。
では逆に利率が下がってしまう事もあるのか?と言うと答えはNoです。利率の最低保証が決まっていますのでそこは安心です。
ドルスマートの特徴とは?
そしてもう一つのドルスマートの特徴がドル建ての商品であることです。日本よりの景気のいいアメリカで積立金を運用する為、増やせる確率、利率を上げることができる可能性が高いのです。
外貨建てということは当然為替リスクはあるものの、そのリスクに見合うだけのメリットが大きいでしょう。日本国内で増やせる見込みが無い今の状況で、ドルスマートが人気なのも納得です。
更に終身保険は保障という機能とあわせて貯蓄の機能も持っており、途中で解約することで貯まっている解約返戻金を引き出すこともできます。
メットライフ生命の積立利率変動型終身保険のまとめ
国内の商品で積立利率変動型と言ってもなかなか利率が最低保証から上がってくることは無いと思います。これだけ景気が悪くて、金利が低い状況では仕方ないと言えます。
しかしドル建てのドルスマートであれば利率が上がる楽しみや期待感があると思います。
リスクがあるので資産を全部まわすようなものではないけれども、一部を運用するにはもってこいの保険ではないでしょうか?
是非参考にしていただければと思います。