メットライフ生命 逆目線で医療保険のデメリットを調査!
目次
メットライフ生命、デメリットを調査する事によって逆目線から見えてくるものとは?
この記事を見ていただいているという事は「保険を検討している方」や「保険に興味のある方」だと思います。
その様な方達に参考にしていただけるような情報をお伝えできればと思い、普段とは逆目線でデメリットからお伝えしていきたいと思います。
通常は商品の良いところを強調して伝えるサイトが多いと思いますが、どんな商品にも「良いところもあれば悪いところもある」はずです。
デメリットを知ることでよりメリットもより知ることができると思うので、ちょっと切り口を変えてお伝えしていきたいと思います。
今回、調査する商品がメットライフ生命の主力商品「終身医療保険 フレキシィ」です。
フレキシィのデメリットとは?
設定の選択肢
まずは保険内容を決める際の自由度が低い点があげられます。
医療保険を契約する際は保険期間をいつまでにするのか?保険料の払込期間を何年間にするのか?を決める事になりますが、1歳刻みに自由に設定できる保険会社もあればそうじゃない保険会社もあるのです。
保険期間は終身を選択することが多いのであまり支障はありませんが、払込期間はフレキシィの場合、5歳刻みで「60歳まで」「65歳まで」・・・「80歳まで」最長で「終身」という選択肢になっています。
逆にメリットとしては1入院の限度日数の設定種類が多い点があげられます。
通常の保険会社は、1入院で保障される期間を60日や120日と設定しますが、フレキシィは730日という選択肢もあります。長期の入院にも備えられるという事です。
保険料払込免除特約の要件
医療保険につける特約で「保険料払込免除特約」と言うものがあり保険会社が定める所定の状態になった場合に、その後の保険料の支払いが免除になる特約です。
保険会社によって免除になる条件が違うのでチェックしなければいけないポイントの一つです。ここを広くカバーしている保険会社は三井住友海上あいおい生命と東京海上日動あんしん生命です。
細かく見ていくとがんと心疾患に関してはこの2社と同じ内容ですが、脳血管疾患については一般的な脳梗塞やくも膜下出血などは対象ですが「一過性脳虚血発作および関連症候群」は対象外になっています。この2社と比べると少しだけ範囲が狭いんですね。
しかし保険会社によっては心疾患は急性心筋梗塞のみ、脳血管疾患は脳卒中のみという保険会社もありますのでそこと比べると、広い疾病がカバーされていることになります。
保険料払込免除特約の改定
因みに2019年4月に「保険料払込免除特約」が付いた契約に特約を中途付加できるように商品改定がありました。
今までは「保険料払込免除特約」がついている事で特約追加ができないというデメリットがありましたが、これからは気にせずにつけたい特約を中途付加できるようになりました。
ただ一部例外もあって「短期入院定額払い特則」と「健康祝金特則」だけは未だに途中では付けられない特則なので、付けたい場合は最初からつけて契約するようにしましょう。
特約中途付加したい場合は担当代理店かフリーダイヤルに連絡し、変更の書類を送ってもらいます。
次に書類にサインし、新契約と同じ様に体況情報の「告知」をして書類を返送し、審査をして問題なければ特約が中途付加されますので手続は結構簡単です。
保険料の比較
最後に保険を選ぶ上で重要な保険料についてです。
今回は色々な雑誌やサイトで評価の高い3社の医療保険を比較してみました。
条件は 30歳 男性 保険期間・払込期間:終身 です。
メットライフ生命 | オリックス生命 | アフラック | |
入院日額 | 日額5000円 | 日額5000円 | 日額5000円 |
短期入院 | 10日以内の短期入院は一律5万円 | 日額5000円 | 5日以内の短期入院は一律2.5万円 |
入院保障期間 | 60日型 | 60日型(糖尿病、高血圧疾患、肝硬変、慢性腎不全は120日、 がん、心疾患、脳血管疾患は無制限) | 60日型 |
手術 | 入院中の手術:1回10万円 外来手術:1回2.5万円 放射線治療:1回10万円 骨髄ドナー:1回のみ5万円 | 入院中の手術:10万円 外来手術:2.5万円 | 重大手術:1回20万円 入院中:1回5万円 外来:1回2.5万円 放射線:1回5万円 |
先進医療 | 通算支払限度2,000万円+一時金5万円 | 通算支払限度2,000万円 | 通算支払限度2,000万円 |
保険料 | 1577円/月 | 1582円/月 | 1524円/月 |
保障内容が全く同じではない為、単純比較ができませんがオリックス生命は入院保障期間が特定の疾病の場合長くなる機能が標準でついているのは大きいですね。他の2社は同じようにしようと思うと特約を付けないといけないので保険料が上がってしまいます。
逆に短期入院に関してはオリックス生命だけ特典がない状況です。傾向としては特約を付けて保障内容を厚くしていくと少しメットライフ生命は他の2社に比べて保険料が高くなるようです。多少高くても厚い保障で備えたい方に向いている商品と言えそうです。
メットライフ生命 逆目線で医療保険のデメリットを調査!のまとめ
いかがでしょうか?
他よりも劣っているところをしっかり理解したうえで、他よりも優れているところもある事がわかるとより理解が深まりませんか?
良い事ばかりを言う営業マンや比較サイトなどはちょっと注意が必要かもしれません。
今後の保険選びの参考にしていただければと思います。