東京海上日動のこども総合保険を徹底解説!
東京海上日動のこども総合保険を徹底解説!
子供は大人と違ってケガが多いですよね。
通学中だけでなく学校行事や部活動などリスクが多いものです。
更に子供が学生の時に親にもしもの事があったら・・・。その後の子供の教育資金の準備など計画が大きく変わってしまうかもしれません。
今回はそんな時に備える東京海上日動の「こども総合保険」を解説していきます。
東京海上日動のこども総合保険の補償内容とは?
補償内容その1
こども総合保険には色々な補償がついていますが基本的な内容は傷害保険になります。
被保険者となる子供が満23歳となるまでか、在籍する学校を卒業する日のいずれか遅い日まで保険をかけておくことができます。
死亡、後遺障害、入院、手術、通院などの補償を付ける事ができます。
保険金額には制限があり、死亡・後遺障害は1000万円が限度額になっています。そして入院は死亡の1.5/1000以下、通院は入院の2/3以下で設定しなくてはいけません。
死亡保険金が小さくなると必然的に入院や通院も補償額を下げなくてはいけません。
入院や手術の補償は事故日から180日以内が補償されます。通院に関しては事故日から180日以内が補償され、限度日数は90日分になります。
そして更に必要な特約を付けていく事で補償内容を充実させていく事ができます。
主だった特約を解説していきます。
補償内容その2
つけられる主な特約です。
- 特定感染症危険補償特約・・・特定感染症(エボラ、鳥インフルエンザ、コレラなど)に感染した場合の後遺障害、入院、通院を補償する。保険期間の初日から10日間は補償対象となりません。
- 天災危険補償特約・・・地震もしくは噴火またはこれらによる津波による被害を補償する。地震のリスクの高いところなど地域によってはつけられない場合もあるので注意が必要です。
- 熱中症危険補償特約・・・通常は対象外である熱中症や日射病などの病気を補償する。
- 育英費用補償特約・・・被保険者の扶養者(親など)が事故にあい180日以内に死亡または重度後遺障害が生じたために扶養できなくなった場合に一時金で補償する。
- 学業費用補償特約・・・扶養者が扶養不能状態となったために期間中に発生した学資費用や進学費用を補償する。
ケガの補償も大事ですがやはり一番の特徴はこれらの特約にあると思います。特に親に何かあった時の補償は重要ではないでしょうか?
東京海上日動のこども総合保険の保険料
この東京海上日動のこども総合保険の保険料は加入する窓口によって違うため、一概にいくら!と断言できません。
学校を通して加入する場合など、団体割引がつくものもありますし、同じ団体でも前年度の実績によって割引率が変わったりもします。
お子さんが学校を通して、この保険のしおりなどを持って帰ってきた場合などはそちらに保険料が記載されているかと思いますので、そちらを参考に他社競合商品と比較すると良いかもしれません。
東京海上日動のこども総合保険のまとめ
いかがでしたでしょうか?
グループ会社の東京海上あんしん生命保険にも似た保険で「こども保険」というものがあります。
同じように親に万が一の事があった場合に育英年金がもらえたりする保険なのですが、一番の違いは加入する時の手続きにあります。
生命保険である「こども保険」は加入時に体況を告知しなくてはいけません。要は病気をしている方は加入ができないという事なのです。
それに比べて損害保険である「こども総合保険」は告知がありません。希望する方は誰でも加入する事ができるのです。
この違いは大きいと思います。損害保険の良いところでもありますね。
皆さんの保険選びの参考にしていただければと思います。