リリーフ・ダブルの真の評価は別の医療保険との組み合わせで格別なものになる

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

リリーフ・ダブルの真の評価は別の医療保険との組み合わせで格別なものになる

   

死亡保障付医療保険リリーフ・ダブルの評価

オリックス生命で取り扱っている死亡保障付医療保険リリーフ・ダブルという商品について、現存するお宝保険の1つであるといった内容で執筆しましたが、本記事においては、このリリーフ・ダブルという商品を、もっとも価値が高くなる活用方法・加入方法について取り上げたいと思います。

あくまで個人的にはですが、死亡保障と医療保障を1本で兼ねることができ、かつ、終身保障という形で一生涯の保障を確保できるこの商品に関して、私は高い評価を付しています。

それは、終身保険という商品は、その商品特性上、解約返戻金が漏れなく立ち上がってしまい、貯蓄性を兼ねることができるというメリットがある反面、その分保険料が高くなってしまいます。

詳細は、以前に記載した記事を参考にしてもらえればと思いますが、「終身」保障にも関わらず、解約返戻金をなくすことができるというこの仕組みは、日本に存在する全ての保険会社の中でも、オリックス生命で取り扱っているこの商品のみとなっています。

オリックス生命のお宝保険「リリーフW」のデメリットはあまり「悪い」と感じない

リリーフ・ダブル1本のみで保障を確保するリスク

上記のリンク先の記事や、以前にリリーフ・ダブルについて記載した記事でも触れましたが、解約返戻金がない分、割安な保険料で一生涯の保障と医療保障を持つことができるというメリットがありますが、デメリットとしては、医療保障が少々古臭く、現在の主流になっている「三大疾病」を手厚く保障する内容にできないことが挙げられます。

現在の医療保険の主流となっている、「がん・心疾患・脳血管疾患」という治療に長い期間が必要となる三大疾病に対する備えとして、給付金対象となる入院日数を無制限とする仕組みや、三大疾病と診断された際にまとまった一時金が支給となる「一時金特約」や、通院治療に備える「通院特約」といったオプションが、リリーフ・ダブルにはありません。

特約として存在していないため、選択するかどうかの判断すらできないことになります。

それでも、七大生活習慣病(がん・心疾患・脳血管疾患・糖尿病・高血圧性疾患・肝疾患・腎疾患)による入院日数は、デフォルトの60日間という制限が延長され、2倍の120日まで保障するという内容にはなっていますが、より安心を求めるという意味では、120日間と無制限では、圧倒的に無制限になっている方が安心できますし、「一時金」や「通院費」があったほうが経済的な不安も解消されるでしょう。

つまり、リリーフ・ダブル1本では、「治療が長期間に渡る疾病」に対する備えは不十分と言えます。

リリーフ・ダブルは「死亡保障」として捉える

あくまで、医療保障に関しては「おまけ」として考え、リリーフ・ダブルという商品を一生涯保障として見なすのであれば、上記で挙げたリスクの解消法が見えてきます。

それは、リリーフ・ダブル1本では不足する医療保障を、別の医療保険でカバーすることです。

リリーフ・ダブルの死亡保険金は、入院日額×500倍の金額で決められます。

入院日額5,000円を指定するのであれば、死亡保障は250万円となりますし、入院日額10,000円であれば500万円となります。

一生涯の保障額を決めることで、入院日額の金額も自動的に決まるので、後は不足分の入院日額金額で他の医療保険を検討することになります。

 具体的な保障の持ち方

例えば、リリーフ・ダブルを入院日額5,000円で指定した場合、死亡保障は5,000円×500倍から250万円となり、最低限の葬式代は確保できることになります。(お住まいの地域によって平均的な葬儀代は異なるので、地域水準に合わせて金額を指定してください。)

入院日額が仮に日額10,000円確保しておきたいということであれば、差額の入院日額5,000円の医療保険に加入すれば、合計して入院日額10,000円の医療保障を持てることができるようになります。

これで、入院日額合計10,000円の医療保障を持つことができ、その上で、別の医療保険で付加できる三大疾病や七大生活習慣病を重点的に保障する特約や、女性疾病特約、通院特約などを負荷するかどうかの選択肢を得ることができます。

なお、リリーフ・ダブルに関しては、先進医療特約を付加することが可能であり、オリックス生命で別の医療保険を仮に検討する場合には、重複して先進医療特約を付加することができませんのでご注意ください。

保険料負担の軽減効果

上記のような保障内容で死亡保障と医療保障の2つの保障を持つ方法と、終身保険250万円、医療保険日額10,000円と分けて保障を持つことを比較すると、圧倒的にリリーフ・ダブルを組み入れたほうが、保険料負担が軽減できます。

参考まで、契約年齢:30歳男性 保険期間/保険料払込期間:終身の条件で試算してみると、以下のようになります。

リリーフ・ダブル(日額5,000円) + 新キュア(日額5,000円) → 5,862円/月

終身保険ライズ(250万円) + 新キュア(日額10,000円) → 7,051円/月

別の医療保険と組み合わせることで、毎月の支払い負担もここまで軽減させることができます。

リリーフ・ダブルの真の評価は別の医療保険との組み合わせで格別なものになる、のまとめ

リリーフ・ダブル1本では、三大疾病に対する保障が薄くなりますので、別の医療保険との組み合わせの例を説明してみました。

組み合わせることで、保障範囲の拡大を図るとともに、保険料軽減効果も大きいです。

しかし、大前提としては、リリーフ・ダブルは「解約しないこと」です。

解約してしまうと、死亡保障も医療保障もどちらも消滅してしまうことになりますので、続けることができる無理のない料金設定の上、ご検討いただければと思います。

自分の意向を満たす保険かどうかを確認した上で加入を検討しよう

医療保障と死亡保障をセットで持つことができ、なおかつ他の医療保険との組み合わせにより大きなメリットを得ることができるリリーフWですが、自身の保険に対するニーズを満たしているのかどうかという点については「保険偏差値」で一度チェックしてみた方が無難と言えます。

医療保険の診断開始

がん保険の診断開始

生命保険の診断開始

医療保険について世の中には必要論と不要論が存在し、医療保険に対する考え方は人それぞれです。しかしながら、加入検討時に最も重視すべきなのは、「どのような保障内容を望んでいるのか」という自分自身のニーズの部分であると考えています。

その点で「保険偏差値」では、加入している、もしくは加入しようとしている保険の保障内容が、あなたのニーズをどのくらい満たしているのかを採点することが可能です。

また、100人分以上の保険加入状況の実績を基に算出した偏差値により、世間的な水準で見たときにあなたの保険の買い方がどのくらいの位置にいるのか、知ることが可能です。

いくら内容の良い、保障内容の手厚い保険であっても、万人にとって100%マッチする保険であるかと言えば必ずしもそうではありません、本当に自分の意向に沿った保険に加入したいと考えている人は、一度「保険偏差値」を使ってみてはいかがでしょうか?

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