とても優秀な商品?!ジブラルタ生命の「ドルサポート終身」
目次
ジブラルタ生命のドルサポート終身って何?
ドルサポート終身はジブラルタ生命が吸収合併を行った「AIGスター生命」が販売を行っていた商品です。
現在のジブラルタ生命では販売をしていない商品です。
ドルサポート終身の内容は、死亡や高度障害の保証が一生涯あり、保険料の払い込みや保険金、解約返戻金等の受け取りが米国ドルで行われる終身保険です。
また所定の時期に生存給付金を受け取れる特則を付加することで、教育資金の準備などにも活躍でき、予定利率も3.5%もある高利率な商品でした。
ジブラルタ生命にはないドルサポート終身の良かった点
ドルサポート終身の良かった点は「払い込み免除特約」です。
まず「払い込み免除特約」自体はジブラルタ生命やどこの会社でもある特約なのですが、ドルサポート終身は5大疾病により所定の状態になった場合保険料の払い込み免除ができるというものでした。
現在のジブラルタ生命での払い込み免除特約は「責任開始以後に発病した疾病を直接の原因として、約款の定める所定の身体障害に該当し、その状態が固定している場合」とされています。
つまりドルサポート終身のような払い込み免除状態よりも重い状態でないと免除にならないです。
ドルサポート終身のような似ている商品はジブラルタ生命にある?
ジブラルタ生命は外資系ということもあり、米国ドル建ての商品を数多く販売しています。
生存給付金が受け取れるドル建て終身保険の商品だと、「どるフィン」と「ドリーム・ゲート」があります。
「どるフィン」は契約後3年ごと5回のに生存給付金を受け取れるが、そのお金は貯まっている解約返戻金から出ているのが特徴です。
「ドリーム・ゲート」は4回生存給付金を受け取れる商品で、学資保険のような商品なので子供が20歳まででないと加入できないという制限があります。この保険も「どるフィン」と同様生存給付金は貯めている解約返戻金からの受取になります。
なぜジブラルタ生命のドルサポート終身が販売停止になったのか
最近では販売停止になる商品はたくさんあります。
ドルサポート終身は合併をしたからという理由もありますが、最近では他社と競合しないといけないという側面から予定利率の高い商品を販売して、予定利率の高さから販売停止をせざるを得ないという保険商品もあります。(つまり販売したら販売した分だけ会社が赤字になるというものです。)
販売停止にまでならない場合ももちろんありますが、その場合は保険料が高くなったり予定利率が悪くなったりします。
ジブラルタ生命のドルサポート終身のような商品を探すためには?
ジブラルタ生命のドルサポート終身ように利率が良い保険商品というのは保険会社もあまり大っぴらに宣伝していない可能性もありますが、やっぱりできることなら同じ保障なら保険料は安く、解約返戻金は多く受け取れるものが魅力的ですよね。(実際、ドル建て保険では円建てに比べて解約返戻金が100万円以上違うこともあります。)
ただそんなお宝保険を1社1社を細かく調べて、営業員に会って…という作業を繰り返す頃には、加入する年齢も上がって保険料も上がって、返戻率は下がっていくことを考えると保険を契約することは早いに越したことがありません。
ただ自分の要望に100%マッチしているかどうか、自分ひとりで調査し、確認していくには時間と労力がいくらあっても足りませんよね。
保険検討をスムーズに行うためにも、やはり保険のプロへ保険相談することをオススメしたいです。
ジブラルタのドルサポート終身の良さを知ったらすべきこと
昔だったら円の終身保険や養老保険がとても利率が高く魅力がありましたが、2017年4月に金融庁は日銀のマイナス金利政策による長期金利の低下を反映し、予定利率の目安となる「標準利率」を1.0%から0.25%に引き下げたため最近ではどこの会社もドル商品の販売を始めています。
もちろん予定利率も下がってきてるので、予定利率の高いいわゆるお宝保険がなくなってきているということです。
ドルサポート終身のような、高利率で良い機能のついた保険商品が販売停止になる前に保険を考えてみませんか?