ジブラルタ生命の「ドルフィン」ってどんな保険?学資保険にも使える?
目次
ジブラルタ生命の「ドルフィン」とはどんな保険なのか?
今回は、ジブラルタ生命の「ドルフィン」について調べてみました。
ドルフィンっていうと、そもそもイルカのことですよね。
イルカと、ドル建てのドルを掛け合わせて付けた名前のようです。
なぜイルカなのかというと、ジャンプボーナスという生存給付金があるので、イルカの跳ねる様子と合わせているのでしょう。
イルカのジャンプというくらいなので、楽しくなるような高いボーナスが期待出来そうです。
正確には「生存給付金特則付米国ドル建終身保険」という商品
要は、ジブラルタ生命のドルフィンという商品は、終身保険に生存給付金という特約がついているドル建ての保険ということです。
払い込み期間も15年に固定されているようです。
単なる終身保険は途中でお金を受け取る場合には、解約か契約者貸付という制度を利用しなければなりませんが、ドルフィンの場合生存給付金を決められたタイミングで受け取ることが出来ます。
ジブラルタ生命のドルフィンの生存給付金の仕組みはどうなってるの?
ジブラルタ生命のドルフィンの生存給付金は、契約から3年ごとに死亡保険金額の3%の金額を4回受け取ることができ、5回目の払い込み満了の年の生存給付金は、死亡保険金額の10%を受け取ることが出来ます。
例えば30歳で契約、死亡保障額が50,000ドルの場合だと33歳、36歳、39歳、42歳で1,500ドルを受け取ることができ、払い込み満了の45歳の時に5,000ドルを受け取ることができます。
ジブラルタ生命のドルフィンってどんな人に向いてるの?
ジブラルタ生命のドルフィンの加入に向いている人を考えた場合、先ず払い込み期間が15年間に決まっていることと、一定期間ごとにお金を受け取りたい方に向いていると思います。
子どものいる親で、子どもの入学が決まっていたり、家族旅行に行くことがある程度決まっている親の保険として。
もしくは子どもの終身保険として持ちつつ、子どもの教育費、結婚資金、成人祝いなどに利用する目的したいと思っている方にも向いていると思います。
ジブラルタ生命の「ドリームゲート」と組み合わせると
ジブラルタ生命のドルフィンを、同社のドリームゲートという商品と組み合わせると面白いと思います。
ドリームゲートは、ドルフィンと同じ生存給付金特則付米国ドル建終身保険です。
ドルフィンと違う点は、払い込み期間が20年で固定されています。
そして一番違うことは、生存給付金が契約から17年後に死亡保険金額の15%、18年、19年、20年の時には5%ずつ受け取れるということです。
ジブラルタ生命のドルフィンとドリームゲートを祖父母からお孫さんへのプレゼントとして
ジブラルタ生命のドルフィンと、ドリームゲートの組み合わせでこんなことが出来ます。
お孫さんの生まれた祖父母が契約者となり、生存給付金を使って孫の成長に合わせて、何かをプレゼントしながら最終的に保険をプレゼントする。ということが出来ます。
契約者を祖父母として、被保険者を0歳の孫にした場合、孫が3歳、6歳、9歳、12歳、15歳、17歳、18歳、19歳、20歳の時に生存給付金を受け取ることが出来ます。
生存給付金がない終身保険との違い
ジブラルタ生命のドルフィンも終身保険ですが、一番の特徴は生存給付金があるということです。
単に返戻率を考えれば、生存給付金のない普通の終身保険に加入することがお勧めです。
しかし、前述したような「祖父母が孫の成長に合わせてプレゼントをしたい」とか、「家族の旅行資金を準備しておきたい」などの利用目的があるときには、保障額をさげずに続けられる保険として利用できるところが大きな違いとメリットだと思います。
ジブラルタ生命のドルフィンのようにユニークな保険の加入は十分な理解を
ジブラルタ生命のドルフィンのように使い方が独特である保険は加入時にきちんと理解してから加入しないと、後々、こんなはずではなかった・・・という事態になりかねません。
生存給付というとお得な感じもしますが、生存給付金を受け取った分だけ運用率は下がり一般的な終身保険の方が返戻率は高くなるため、生存給付金がお得かどうかと感じるのは人それぞれ違うと思います。
また自分自身にとってベストな保障内容であったとしても要望に100%合っているかどうかをすべての保険商品をいちいち確認していくには時間と労力がいくらあっても足らないのが現状ではないでしょうか。
そこでただでさえ忙しい毎日ですから、保険に対して少しでもスムーズに検討していただくために保険のプロへ保険相談することをお勧めしてます。
ジブラルタ生命のドルフィンについてのまとめ
今回は、ジブラルタ生命のドルフィンについて調べましたが、利用目的が決まっている方は検討の価値があると思いますが、そうでない場合にはあまり向かない保険なのかもしれません。
そもそも、何が起こるかわからないから保険があるので、今一度加入の意味を考えて検討されるのが良いと思います。