就業不能保障は選ぶポイントを知らないと意味のないものに!?メットライフ生命での選択肢とは?
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今、話題の就業不能保障とは?そのポイントと選択肢をメットライフ生命を例に解説
最近CM等でも「就業不能」を保障する保険商品をよく見かけませんか?この分野は恐らく10年前は殆ど販売されていなかったと思います。
その理由は「あまり注目されていなかった」のか、「保険料が高くて現実的ではなかった」のかわかりませんがラインナップ自体がない状況でした。しかし最近は今までの「保障の空白領域」を埋めるべく各社こぞって販売を始めてきていてその注目度の高さを感じます。
そもそも「就業不能」とはあまり聞きなれない言葉だと思いますがどの様な状態を指すのでしょうか?字の意味でそのまま考えれば「仕事ができない状態」となりますがその方の職業によってかなり差があると思いませんか?例えば左手を骨折してしまった場合、美容師さんはカットできないから仕事ができない事になりますが経理など事務仕事の方は利き手じゃない左手が折れていても働けるかもしれません。
就業不能の保険と一言で言ってもその商品によって保険金を受け取る際のルールが違うというのが大きなポイントなのです。パッと見て保険料が安くても、保険金を受けとる際の条件がすごく厳しいのであれば、あまり加入する意味がないかもしれませんので慎重に選ばなくてはいけません。
今回はメットライフ生命の商品を例に挙げてどの様な選択肢があるのかお伝えしていきます。
就業不能保障の必要性とは?
商品の説明をする前に、まず就業不能保障の必要性ですが、これは色々な考え方があると思います。どの様な状態になる事を想定するのかで考え方は変わってきますよね?
病気やケガの治療が長期化しなければいいのですが、例えば交通事故で大怪我を負ってしまい介護状態になってしまったら、ガンになってしまい退院後も抗がん剤の治療で副作用がひどい状態になってしまったら、等々いつだれが就業不能になってしまうかわからない事を考えると備えがないと不安ですよね。
この様な場合は治療費がかかる事に加えて長期にわたって所得が下がる或いは所得が途絶える可能性が高いので、考え方によっては単純に死亡してしまった場合よりも経済的な負担が大きくなってしまうのです。
保険会社は実際にこの様な危機に直面した方の声を聞いて保険商品を開発しているのです。
次の章ではメットライフ生命の商品を具体的に見ていきましょう。
メットライフ生命で加入できる就業不能保険とは?
メットライフ生命でこの分野をカバーできる商品は2つあり、収入保障保険 マイディアレストと日常生活動作障害保障保険 ロングタームケアです。
使い分けとしては重篤化する可能性の高い病気(がん・心疾患・脳血管疾患の三大疾病)に備えたい場合はマイディアレスト、痴呆や介護状態の様なもっと重い状態に備えたい場合はロングタームケアを選ぶことになります。
特にマイディアレストは死亡の保障である収入保障に三大疾病の保障をプラスできると言う他社を見ても数少ない商品と言うことで注目されています。三大疾病は治療が長期化し、今まで通りに仕事を続けられなくなる可能性がある疾病と言うことで備えておきたいと言う声が増えています。
具体的な商品内容としてはあらかじめ設定していた月額の保険金額を設定していた期間受け取ることができるというシンプルなもので、例えば月額10万円、30歳から60歳までのように設定します。
そしてその間に次のいずれかの事由に該当した時に2年間「三大疾病月払給付金」を受け取る事ができます。
<マイディアレストの保険金受取要件>
(1)がん(悪性新生物)
- 責任開始の日からその日を含めて91日目以後に初めて悪性新生物と診断確定されたとき
(2)心疾患および脳血管疾患
- 心疾患または脳血管疾患により所定の手術を受けられたとき、またはその治療を目的として
継続20日以上入院されたとき
治療中に亡くなってしまった場合も死亡給付金として最初に設定していた60歳まで月額10万円を受け取る事ができるという内容になっています。
この保険金を受け取る際の要件が就業不能保障を選ぶ最大のポイントになりますので、次の章で詳しくお伝えしていきます。
就業不能保障を選ぶポイントとは?
色々と就業不能保障が販売されていますが保険金を受け取る際の要件が商品によって違うと言うことはあまり知られていないかもしれません。「就業不能の保障が付いた保険に加入したので安心だ」と思っていても受け取る要件がすごく厳しい商品であればそもそも使えない保険かもしれませんよね?しっかり確認したいポイントです。
一番多いのが公的な介護保険と連動している商品です。公的な介護保険は年齢によって認定される条件が違っていて、65歳以上の方は何が理由でも所定の介護状態になれば要介護認定が受けられるのに対し、64歳以下の方は一部の病気で介護状態になった場合のみ要介護認定を受けられるようなルールになっています。39歳以下の方はそもそも保険料も払っていませんのでどのような状態になっても認定される事は無いのです。
ですので例えば公的な介護保険の要介護2以上の認定を受けた場合に保険金を支払いますと言うような商品の場合、若い方はかなり受け取る条件が厳しいと言う事になります。
それに対してマイディアレストは前の章で記載したようにとても受け取る要件を緩くしているので受け取りやすい商品と言えるのです。
メットライフ生命の就業不能保障のまとめ
折角加入したのに使えない保険では意味が無いですよね?いくら保険料が安くても使えない保険なら無駄なお金になってしまいますよね?
だからこそ「どんな時に使える保険なのか?」という所までしっかり確認して加入しないと、いざ使おうと思った時にこんなはずじゃなかったと言う事になってしまうかもしれません。私ならやはり受け取りやすい商品を選ぶと思います。
今までとは違った観点で実際に保険を使う場面を想像して保険を選んでみてはいかがでしょうか?