ジブラルタ生命の医療保険で手術給付金が出ない場合とは?他社と異なる点について
目次
ジブラルタ生命の医療保険はどんな保険?手術給付金はある?
ジブラルタ生命で現在取り扱いをしている医療保険は1種類のみです。
内容は1泊2日以上から10日目までの入院は一律で10日分の入院給付金を受け取ることが出来るもので、けがや病気による入院、手術または放射線治療にも備えられる医療保険です。
つまり入院給付金は入院日額5,000円の場合、1泊2日で5万円の入院給付金を受け取ることができ、手術給付金は20万円受け取ることが出来ます。
また保険料払い込み期間中の解約返戻金がなく、0歳から75歳までの人が加入できます。
今回はジブラルタ生命の医療保険の手術給付金の金額や内容、医療保険として優秀なのかについて書いていきたいと思います。
ジブラルタ生命の医療保険の手術給付金の金額は?
ジブラルタ生命の医療保険で手術給付金として受け取れる金額は、外来もしくは日帰り入院で所定の手術を受けた場合は手術1回につきに入院日額の5倍(入院日額5,000円の場合2.5万円)で、1泊2日以上の入院中に所定の手術を受けた場合は入院日額の20倍です。(入院日額5,000円の場合10万円)
入院給付金の金額は契約時に決めることが出来ますが、最低入院日額は5,000円からです。
例えば日額5000円の医療保険に加入していた場合被保険者が白内障で2日間入院し、手術を受けたとすると、入院給付金として5万円と手術給付金で10万円と合計15万円を受け取ることが出来ます。
他社の医療保険も手術給付金は入院日額に対して20倍型(入院日額5,000円なら手術給付金は10万円)がほとんどで、ジブラルタ生命の手術給付金は他社と比較しても一般的な額です。
ジブラルタ生命の手術給付金がある医療保険に加入した場合、毎月の保険料は?
30歳男性が入院日額5000円で、保険料払い込み期間終身で医療保険を契約をした場合、毎月の保険料は3,390円です。(三大生活習慣無制限・初期加算タイプ)
またほとんどの方は医療保険に「先進医療特約」を付加します。
「先進医療特約」とは全額自己負担となる先進医療の技術にかかる費用に備える特約で、男性は保険料が114円、女性は115円と割安です。
しかしジブラルタ生命の医療保険は他社より特化した手術給付金もなく、通院で入院給付金が出ないので、保険料は他社と比べて割高であるため、ジブラルタ生命の衣料保険の特徴に魅力を感じない方は他社も検討されると良いでしょう。
ジブラルタ生命の医療保険で手術給付金が受け取れない場合
ジブラルタ生命の医療保険において、公的医療保険制度に基づく医科診療報酬点数表に、手術料の算定対象として例挙されている手術であっても支払い対象にならない手術もあります。
例えば、創傷処理や皮膚切開術、デブリードマン、抜歯手術、視力矯正を直接的な目的をするレーシックなどは手術給付金の対象外ですです。
また同一の日に2つ以上の手術を受けた場合は、手術・放射線治療給付金の支払額が最も多いいずれか1つの手術についてのみ給付金を受け取れます。
さらに同一の手術を2回以上受けた場合でかつ、それらの手術が医科診療報酬点表において一連の治療経過に連続して受けた場合でも、手術量が1回のみ算定するものとして定められている手術に該当する場合は手術給付金の支払額の最も多いいずれか1つの手術についてのみ給付金を受け取れます。
ジブラルタ生命の医療保険以外で手術給付金が受け取れる特約
ジブラルタ生命の医療保険で手術給付金をさらに受け取れる特約として「5大生活習慣病特約」があり、手術給付金は入院日数により異なります。
例えば5大生活習慣病に該当し入院日数が1泊2日以上の入院中に所定の手術を受けた場合は、入院給付金の20倍(入院給付金が5,000円だと10万円)を受け取ることができ、外来もしくは日帰り入院で所定の手術をした場合は入院給付金の5倍(入院給付金が5,000円だと2.5万円)を受け取ることが出来ます。
また5大生活習慣病の給付金対象の種類が多くあり、保険料も30歳男性の場合で146円と割安な金額になっています。
ジブラルタ生命で医療保険以外で手術をしなくても受け取れるがん保険①
ジブラルタ生命の医療保険以外で、ガンなどを保障する保険は2種類あります。
1つ目は医療保険に特約として「がん診断一時金特約」を付加することです。
この特約は手術をしたら給付金がもらえるタイプではなく、初めてガンだと診断確定された場合に一時金を受け取ることが出来ます。(2回目以降はガンの治療目的で1泊2日以上の入院をしたときのみ受け取れます)
金額は30歳男性で診断一時金100万円、払い込み期間が終身の場合、毎月の保険料は1,790円です。
ジブラルタ生命で医療保険以外で手術をしなくても受け取れるがん保険②
ジブラルタ生命の医療保険以外でガンなどを保障する、2つ目の方法は「低解約返戻金特則付特定疾病保障終身保険」に加入をすることです。
この保険はガンだけでなく3大疾病に対応している死亡保障がある終身保険で、3大疾病になった時点で保険金を受け取ることが出来ますが、もし3大疾病にならず亡くなったとしても死亡保険金を受け取れる保険になっています。
この保険も「がん診断一時金特約」同様に手術の有無ではなく、診断されたか否かによって特定疾病保険金を受け取ることが出来ます。
例えば30歳男性が保険金500万円を60歳払い込みに設定した場合、毎月の保険料は14,035円です。
「低解約返戻金特則付特定疾病保障終身保険」は「がん診断一時金特約」と違い終身保険のため解約返戻金も貯まり、掛け捨てではないのが魅力です。
ジブラルタ生命の医療保険には日帰り手術の給付金はあるが通院は給付金は出ない
ジブラルタ生命の医療保険は日帰り手術は給付金が出ますが、通院においては給付金は出ません。
そのため通院の保障が必要な人はジブラルタ生命の医療保険には向いていないかもしれないです。
しかしジブラルタ生命では他社と違い、1泊2日目から10日分の入院給付金が受け取ることが出来るため、一括でお金を欲しい人には向いている医療保険だと思います。
ジブラルタ生命の医療保険は手術給付金より入院給付金をみて加入するか検討すべき
ジブラルタ生命の医療保険は手術の給付金対象になるものに関しては他社とあまり変わらないが、通院や10日分を一気に受け取れる部分は他社と異なっています。
そのため自分がどのような医療保険がほしいのかしっかり考えて加入することが大切です。