ジブラルタ生命の教弘保険を解約するには?解約する前に知っておきたい注意点
目次
解約する前に知っておきたい、ジブラルタ生命の教弘保険とは?
ジブラルタ生命が取り扱いをしている教弘保険は「新教弘保険」と「ユース教弘保険」があります。
どちらの保険も教職員の相互扶助を目的として作られた教職員のための保障なので、学校関係者以外は加入することが出来ません。
教弘保険の内容は60歳まで(保険年齢)の学校関係者が加入することができ、年齢性別に関係なく65歳まで同じ掛け金で持つことが出来る定期保険です。(ユース教弘から新教弘保険へ変更時のみ更新があります)
今回は教弘保険を解約の方法や解約する際の注意点について書いていきたいと思います。
解約する前に見直したい、ジブラルタ生命の教弘保険の保険料や保障内容は?
「新教弘保険」は35歳以上の人が加入することができ、1,000万円の死亡保障で3,510円の保険料です。
また「ユース教弘保険」は34歳以下が加入することができ、1,000万円の死亡保障を1,941円の保険料で加入することが出来ます。
さらに教弘保険に加入すると福利厚生として「日教弘ライフサポート倶楽部」を利用することが出来るようになります。
教弘保険の配当金は教育文化事業や奨学事業等の事業に使用されているため、保険料の最終受益者は子供や学校関係という助け合いの輪で成り立っています。
ジブラルタ生命の教弘保険を解約方法には
教弘保険では加入した時の担当者(契約手続きをしたジブラルタ職員)と学校担当者の2人が存在しているので、どちらかの担当に解約の旨を伝えます。
またジブラルタ生命ではホームページに教職員専用のフリーダイヤルがあるので、そちらに電話をする方法もあります。
ジブラルタ生命の規則に基づいて2人の担当者の内、どちらかの担当者が解約の手続きをしてくれます。
教弘保険以外の保険にも加入している場合でも教弘保険だけを解約して、他の保険を継続することも可能です。
たまに契約の際に教弘保険に加入しないと他の保険に加入できないと言って教弘保険に加入を促すジブラルタ職員もいるので、教弘保険は解約をできないと思っている人もいますが、そのようなことはなく教弘保険のみも解約できるようです。
ジブラルタ生命の教弘保険を解約する前に知りたい注意点~①他社に入れないかもしれない~
ジブラルタ生命の教弘保険を解約するときに最も大切なことは解約をしてしまったらその後の保障は一切なくなってしまうという事です。
そのため教弘保険に加入する前は病気などなく健康な状態で加入をすることができましたが、その後病気になってしまった場合は新しい保険を検討できないなどのリスクもあります。
また健康状態によっては同じ保険でも保険料が高くなってしまったり、条件(何年後までに亡くなったら死亡保険金が満額受け取れない)などがついてしまう可能性もあります。
そのためもし教弘保険を解約して他の保険に加入する場合は、まず新しい保険に加入することが出来るのか診査や結果をみてから解約をする流れが良いと思います。
ジブラルタ生命の教弘保険を解約する前に知りたい注意点~②保険料が高くなるかもしれない~
ジブラルタ生命の教弘保険は「ユース教弘保険」のみ1回更新がありますが、「新教弘保険」は更新がありません。(加入する年齢によって更新時期は異なります)
しかし教弘保険を解約をして新しく保険に加入しようと思った場合、その時の年齢によって保険料が決まるため保険料が高くなってしまうケースがあります。
また教弘保険は定期保険ですが、終身保険や養老保険の場合若い時に加入した方が総払い込み額は少なくなり、解約返戻金の返戻率も良いです。
ジブラルタ生命の教弘保険を解約する前に知りたい注意点~③福利厚生を受けられなくなる~
ジブラルタ生命の教弘保険を解約してしまうと福利厚生の「日教弘ライフサポート倶楽部」を利用することが出来なくなってしまいます。
また各支部ごとに存在している結婚祝い金や退職時の祝い品などを受け取ることが出来なくなってしまうので注意が必要です。
50代ならジブラルタ生命の教弘保険を解約しない方が良い?
ジブラルタ生命の教弘保険の場合、共済なので保険料は一律で35歳時点の「新教弘保険」に加入していると死亡保障1,000万円に対し保険料が3,510円と少し割高です。
しかし50代で考えると1,000万円の死亡保障を3,510円で持つことは他社の定期保険と比べてもとても安い掛け金です。
また教弘保険だと福利厚生もついているため、それも利用すると仮定するととても安く保険を持つことが出来ます。
そのため解約する前に将来の事も考えて解約するのが良いと思います。
結局ジブラルタ生命の教弘保険を解約する前に考えることとは?
ジブラルタ生命の教弘保険を解約するにはジブラルタ職員またはコールセンターに電話をすることで簡単に解約をすることが出来ます。
しかし教弘保険は福利厚生や配当金が学校の事業に利用されることから、自分のため学校のために継続するという人もいるようです。
また30代や40代では教弘保険は他社の定期保険と比べて割高になっているので解約する場合は自分の健康状態や新しく加入する際の保険料などデメリットもしっかり見ながら慎重に判断するのが良いと思います。