ジブラルタ生命の家族収入保険はライフプランが立っていないと加入しにくい?保険料やメリットデメリットについて

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

ジブラルタ生命の家族収入保険はライフプランが立っていないと加入しにくい?保険料やメリットデメリットについて

   

ジブラルタ生命の家族収入保険ってどんな保険?

ジブラルタ生命の「高度障害療養加算型家族収入保険」は死亡・高度障害状態になった場合、毎月決まった額を遺族が受け取ることが出来る定期保険で、遺族の生活資金や死後の整理資金などに活用することが出来ます。

また高度障害になった場合は、高度障害年金に加え高度障害療養加算年金を受け取ることができ、住宅のバリアフリー化や長期にわたる療養費などに活用できます。(高度障害療養加算年金は契約時に設定した年金月額の1.5倍)

さらに「高度障害療養加算型家族収入保険」に加入できるのは、15歳~65歳までです。

今回はジブラルタ生命の「高度障害療養加算型家族収入保険」の保険料や内容、他の定期保険について書いていきたいと思います。

ジブラルタ生命の家族収入保険の保険料は?

例えば30歳男性がジブラルタ生命の「高度障害療養加算型家族収入保険」に保険期間・保険料払い込み期間65歳で、年金月額を20万円で加入した場合は毎月の保険料は9,360円です。

もし30歳(契約後1か月目)で死亡した場合の年金受取総額は8,400万円です。(年金月額20万円×12か月×35年)

また50歳(契約から20年1か月目)で死亡した場合の年金受取総額は3,600万円です。(年金月額20万円×12か月×15年)

このように一般的に必要保障額は子供の成長とともに減少していくため、「高度障害療養加算型家族収入保険」は保険料にムダがないようにつくられた保険です。

そのため自分のライフプランに合った保険期間や保障額を選択することが大切になります。

ジブラルタ生命のグループ会社「プルデンシャル生命」の家族収入保険の違いについて

ジブラルタ生命のグループ会社であるプルデンシャル生命でも「高度障害療養加算型家族収入保険」に似た商品で「解約返戻金抑制型家族収入保険」という保険があります。

内容についてはほとんど一緒ですが、解約返戻金抑制期間中は解約返戻金が全くないですが、解約返戻金抑制期間経過後の解約返戻金は払い込み保険料の合計額よりも少なくなりますが解約返戻金を受け取ることが出来ます。

つまりプルデンシャル生命の「解約返戻金抑制型家族収入保険」は期間によっては解約返戻金がある部分がジブラルタ生命と異なります。

ジブラルタ生命の家族収入保険以外の定期保険について

ジブラルタ生命では「高度障害療養加算型家族収入保険」以外の定期保険で「平準定期保険」という保険あります。

「平準定期保険」は自分のライフスタイルに合わせて一定期間の保障を準備できる定期保険で、必要な保障や必要な期間を契約時に自分で設定することが出来ます。

例えば30歳男性がジブラルタ生命の「平準定期保険」に保険期間・保険料払い込み期間25年で、保険金額を2,000万円で加入した場合、毎月の保険料は6,840円です。

「平準定期保険」は「高度障害療養加算型家族収入保険」と異なり保険期間中に亡くなってしまったらいつでも2,000万円の死亡保障を受け取ることが出来るため、安心感が強い保険です。

しかしジブラルタ生命の営業職員からはこの「平準定期保険」を勧められることはほぼないと思います。

ジブラルタ生命の営業職員から家族収入保険以外の定期保険が勧められない理由

ジブラルタ生命の定期保険は「平準定期保険」と「高度障害療養加算型家族収入保険」の2つしかありませんが、ジブラルタ生命のほとんどの営業職員は定期保険として「高度障害療養加算型家族収入保険」を勧めるのは理由があるようです。

それは保険を加入してもらう前に1人1人に合ったライフプランを立ててそれを元に保険を組み立てているからです。

例えば子供がいる夫婦の場合、お金がかかる時期などが明確であり、子供が独立をしてからはほとんど死亡保障が必要でなくなるため必要な時期だけ「平準定期保険」よりも効率よく死亡保障を持つために「高度障害療養加算型家族収入保険」を営業職員は提案しているようです。

ジブラルタ生命の家族収入保険に付加できる特約

ジブラルタ生命の「高度障害療養加算型家族収入保険」の特約として「特定疾病収入特約」や「介護収入特約」を付加することが出来ます。

「特定疾病収入特約」は、がん・急性心筋梗塞・脳卒中になったときに毎月年金を受け取ることが出来る特約で、30歳男性が年金月額10万円で特約保険期間が65歳までの場合、保険料は1,450円です。

また「介護収入特約」は所定の要介護状態になったときに毎月の年金を受け取ることが出来る特約で、30歳男性が年金月額10万円で特約保険期間が65歳までの場合、保険料は260円です。

ジブラルタ生命の家族収入のメリット・デメリット

ジブラルタ生命の「高度障害療養加算型家族収入保険」のメリットは加入後ジブラルタ所定の範囲内で診査や告知なしで他の保険契約に加入することが出来ます。(定期保険から終身や養老保険に変更が可能)

また高度障害状態になった場合は高度障害年金に高度障害療養加算年金を上乗せして受け取ることが出来ます。(高度障害年金+高度障害療養加算年金=年金月額×1.5)

デメリットは他社の収入保険よりも割高であるということです。(喫煙状況等によってジブラルタ生命と同じくらいの保険料になる場合もあります)

結局、ジブラルタ生命の家族収入は良い保険?

ジブラルタ生命の「高度障害療養加算型家族収入保険」は自分のライフプランがしっかり決まっている人にはメリットも多くあり良い保険だと思うが、少し割高なので注意が必要です。

また安い掛け金で一定の死亡保険が欲しいという人は自分からジブラルタ生命の営業職員に言わないと「平準定期保険」は提案されることがほぼないので、ある程度自分でどのような保険が良いのか考えてから話を聞くのが良いと思います。

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