ジブラルタ生命とソニー生命の保険料や営業方法について比較!保険料はジブラルタ生命の方が安いかも
目次
ジブラルタ生命とソニー生命は前身は一緒の保険会社だった!
ジブラルタ生命とグループ会社であるプルデンシャル生命の親会社は、プルデンシャル・ファイナンシャルですが、ソニー生命の前身はソニー・プルデンシャル生命でした。
実は2つの会社ともプルデンシャルの血を引き継いでいるということを知ってましたか。
しかし現在はソニー生命は外資の要素はなく、ソニーフィナンシャル・ホールディングスが親会社となっています。
今回は同じ血を引いている外資系のジブラルタ生命とソニー生命の商品や営業方法について比較していきたいと思います。
ソニー生命はジブラルタ生命同様に外資系に近い
ソニー生命は現在外資系の要素はありませんが、他の国内保険会社と比較して外貨建ての保険商品が多く取り扱っています。
実際にジブラルタ生命同様ソニー生命も利率の高さから、円建ての商品よりも外貨建ての商品をお客さんに提案する傾向があるようです。
そのためソニー生命が外資系だと思っている人も多いみたいですよ。
ジブラルタ生命とソニー生命の比較①養老保険
ジブラルタ生命の主力商品である養老保険の「米国ドル建リタイアメント・インカム(米国ドル建年金支払い型特殊養老保険)」とソニー生命の「米ドル建特殊養老保険」を比較していきたいと思います。
ジブラルタ生命の米国ドル建リタイアメント・インカムに30歳男性が死亡保険金額100,000米国ドルで、保険料払い込み期間60歳までを設定した場合、毎月の保険料は445.00米国ドルです。
つまり総支払保険料160,200米国ドルに対して満期時の保険金受取りが197,833米国ドルになるので増え率は123%です。
ソニー生命の米ドル建特殊養老保険に35歳男性が基本保険金額50,000米国ドルで、保険料払い込み期間60歳までと設定した場合、毎月の保険料は278.95米国ドルです。
つまり総支払保険料83,685米国ドルに対して満期時の保険金受取りが100,000米国ドルなので増え率は119%です。
30歳男性・基本保険金額100,000米国ドル・保険料払込期間60歳 | |||
月払保険料 | 総支払保険料 | 満期時保険金受取金額 | 増え率 |
---|---|---|---|
445.00米国ドル | 160,200米国ドル | 197,833米国ドル | 123% |
35歳男性・基本保険金額50,000米国ドル・保険料払込期間60歳 | |||
月払保険料 | 総支払保険料 | 満期時保険金受取金額 | 増え率 |
278.95米国ドル | 83,685米国ドル | 100,000米国ドル | 119% |
ジブラルタ生命とソニー生命の比較②終身保険
次に外資系保険会社がよく提案する終身保険で比較していきたいと思います。
ジブラルタ生命の「米国ドル建終身保険」に30歳男性が保険金額100,000米国ドルで、保険料払い込み期間60歳までと設定した場合の毎月の保険料は146.70米国ドルです。
ソニー生命の「米ドル建終身保険」に35歳男性が保険金額100,000米国ドルで、保険料払い込み期間60歳までと設定した場合毎月の保険料は176.20米国ドルです。
商品名 | 年齢・性別 | 保険金額 | 保険料払込期間 | 月払保険料 |
---|---|---|---|---|
ジブラルタ生命 米国ドル建終身保険 | 30歳男性 | 100,000米国ドル | 60歳 | 146.70米国ドル |
ソニー生命 米ドル建終身保険 | 35歳男性 | 100,000米国ドル | 60歳 | 176.20米国ドル |
契約時の年齢が少し違うので比較しにくいのですが、ジブラルタ生命の方が保険料が安いということが分かります。
またジブラルタ生命では営業職員が「米国ドル建終身保険」を提案することは少なく、「米国ドル建終身保険(低解約返戻金型)」を提案する方が多いので、保険料はもっと安くなります。
ジブラルタ生命とソニー生命の比較③営業職員
ジブラルタ生命とソニー生命の営業職員については大きな違いがあります。
ジブラルタ生命では職域として学校の教職員を対象とした共済を扱っているため、営業職員の男女比がほぼ半分に対し、ソニー生命は男性の営業職員の方が圧倒的に多いです。
プルデンシャル生命も男性の営業職員が多いことから、ソニー生命はそれに似た営業方法をとっているのではないかと思われます。
ジブラルタ生命とソニー生命の比較④営業方法~紹介について~
先ほど挙げたようにジブラルタ生命は職域として学校地盤がありますが、ソニー生命は職域がないため紹介だけの営業方法になります。
つまり契約をしてもらったお客さんや保険の話を聞いてもらったお客さんに対して次に営業できる人を紹介してほしいとお願いする方法です。
またジブラルタ生命でも職域以外ではほとんど紹介をしてもらう営業方法をとっています。
ジブラルタ生命やソニー生命は国内保険会社と比べて保険内容が大きく異なっているので、国内保険会社に加入している人にとっては保険の話がとても響くようで、紹介も出やすいようです。
ジブラルタ生命とソニー生命の比較⑤営業方法~コンサルティング営業~
外資系の保険会社では一般的な営業方法の、コンサルティング営業をジブラルタ生命もソニー生命も取り入れています。
コンサルティング営業はお客さんが保険に加入したい目的をしっかり聞いて、結婚時や出産時、退職時などにどれくらいの保障が必要なのか完全にオーダーメイドで保険を設計していきます。
国内保険会社ではほとんどこのような営業方法を取り入れている会社はなく、ソニー生命は外資系の血を引いているからこそコンサルティング営業を行うのだと思います。
結局ジブラルタ生命とソニー生命どちらが良いの?
ジブラルタ生命とソニー生命は保険商品については外貨建ての商品も多く、国内保険会社とは全く異なった売り方をしていますが、ジブラルタ生命とソニー生命の営業方法はあまりたいさがないようです。
しかし保険商品の比較してみるとジブラルタ生命の方が保険料が安かったり、満期保険金の率が多かったりするため、ジブラルタ生命の方がオススメだと思います。
しかしソニー生命ではジブラルタ生命で扱っていない変額保険などもあるため、自分の目的に合った保険に加入するのが一番良いかもしれませんね。