明治安田生命の医療保険についての口コミ・評判をまとめてみた
目次
明治安田生命が販売している医療保険の口コミ
今加入している医療保険にプラスの保障が欲しい!生命保険は別口で準備されているので、医療に関する保障を用意したい!様々な理由で選ばれている医療保険ですが、その中でも明治安田生命が販売している医療保険の口コミはどのようなものか気になりました。
一言で、明治安田生命の医療保険の口コミや評判を表現するとすれば、漢字生保であるため保険料は割高、しかし商品の特徴は目新しいものがあり検討の余地あり、という感じです。
テレビのCMで毎日のように見る多くの保険会社・・・どれを選べばいいのかわからない人も多くいると思います。
今回は、明治安田生命で販売されている医療保険である3つの商品の特徴を踏まえつつ、口コミや評判をお話したいと思います。
明治安田生命の医療保険ラインナップ
まずは明治安田生命の医療保険のラインナップについて見ていきましょう。
メディカルスタイルF・メディカルスタイルFジュニア
こちらは明治安田生命が主力商品として売り出している、実額給付型の医療保険です。
公的医療保険制度と連動した保障が準備できるため、入院日数の短期化や高度化とともに高くなった医療費へも対応できる商品と言えます。
子供向けのメディカルスタイルジュニアと学資保険を合わせて、同時加入する人もいるようです。
50歳からの終身医療保険
こちらは契約年齢範囲が50歳~90歳まで加入でき、12月に新しく発売されたばかりの商品です。
セカンドライフ世代へ向けた新しい形の保険として、今明治安田生命が力を入れて売り出している定額一時金給付型の保険になっています。
かんたん告知医療保険
健康に不安がある方でもかんたんな告知内容で基本的な医療保障を準備できる商品で、5つの告知項目に該当していなければ医師による診査も無しで加入できるようです。
一般的な医療保険での告知に不安がある方向けの商品と言えます。
明治安田生命のメディカルスタイルFについて
まずはメディカルスタイルの特徴から見ていきましょう。
メディカルスタイルFの特徴
国内大手生保会社では珍しい実額給付型の保険となっており、公的医療保険制度と連動し、掛かった医療費の診療報酬点数に応じた給付金が支払われるタイプの保険です。
自己負担分であるパジャマ代や食事代は、一般的な日額○千円給付といった保障の特約が付加できますので、そちらで賄う形になるかと思います。
他にも悪性新生物(がん)を対象とした一時金の特約、重度疾病を対象とした特約、終身保険特約等さまざまな特約を付加できます。
メディカルスタイルFの保険料
保険料例・・・30歳男性 特約保険期間10年間(40歳時に更新)
月掛・口座振替料率 契約後10年間 5,071円
メディカルスタイルFの保障内容
- 新入院特約 入院給付金日額5000円
- 入院治療保障特約(Ⅲ型)
- 外来時手術保障特約 基準給付金5000円
- 退院後治療保障特約(Ⅲ型)
- 先進医療保障特約
- がん保障特約 がん保険金額300万円
- がん・上皮内新生物保障特約 がん・上皮内新生物保険金額60万円
- 重度疾病継続保障特約 重度疾病保険金額300万円
メディカルスタイルFの口コミ・評判
内容としては、入院治療保障特約(公的医療保険制度と連動した、入院時にかかった診療報酬点数による実額給付部分の特約)と退院後治療保障特約(公的医療保険制度と連動した、退院後の通院でかかった診療報酬点数による実額給付部分の特約)さえあれば、殆どの入院費用はカバーできると思います。
高額療養費制度によって負担が減る場合の多い入院費ですが、上記特約で支払われる給付金はあくまで診療報酬点数に乗っ取った金額ですので、高額療養費制度によって支払う入院費は減っても受け取れる給付金は信用報酬点数×自己負担割合の金額になるようです。
その点はとても面白く、安心できる内容だと感じました。
ただ明治安田生命をはじめとする国内大手生保会社が販売する商品は保険料が高いので、このメディカルスタイルFも同じように、医療保険としてだけ見れば保険料は割高だと言われています。
少し多めに保険料を払ってでも色々な病気への備えを準備しておきたい方へはこちらの保険はオススメできる内容でしょう。
明治安田生命の50歳からの終身医療保険について
次は12月に新発売されました、50歳からの終身医療保険について見ていきましょう。
50歳からの終身医療保険の特徴
契約年齢範囲が50~90歳ということで高齢化の現代社会に沿っており、内容もシンプルでわかりやすい商品ですね。
入院1日目より30日ごとに一時金10万円が給付され、入院時・外来時の手術への給付金、入院時・外来時の放射線治療への給付金、その他先進医療も対象とした特約もあるようです。
また、上記給付金を1度も使用しなかった場合に5年ごとに5万円が健康支援給付金として戻ってきます。
その代わり解約返戻金や死亡時の給付金はほとんど充てに出来ない内容になっています。
50歳からの終身医療保険の保険料
保険料例・・・50歳男性(終身型なので保険料の更新はありません)
月掛・口座振替料率 7,373円
50歳からの終身医療保険の保障内容
- 基準給付金額 10万円
- 先進医療保障特約
50歳からの終身医療保険の口コミ・評判
12月に発売されたばかりということで、まだまだ様子見の方もいるようです。
明治安田生命には今までなかったタイプの保険料の変わらない終身医療保険ですので、更新型に抵抗があり保険料が上がらないタイプのものを好む方には良い保険だと思います。
ただやはり他社と比べると保険料が割高ですので、年齢の若いうちに加入できるとベストですね。
ですがこちらは掛け捨てではなく、一応5年ごとに5万円が支給されるタイプの医療保険ですので、家族へ迷惑がかからないように医療保険を準備しつつお祝い金を楽しみに・・・という方へはオススメできる保険と言えます。
大病をしてからでは時すでに遅い保険加入、備えるか備えないかは個人の考えによる部分が大きいですね。
かんたん告知医療保険について
最後はかんたん告知医療保険について見ていきましょう。
かんたん告知医療保険の特徴
なんといっても持病があったり既往症のある方でも、5つの条件に当てはまらなければ加入できる医療保険というのが大きいですね。
かんたん告知医療保険の告知内容
1.現在入院中ですか。または、最近3ヶ月以内に医師の診察・検査の結果、入院・手術をすすめられたことはありますか?
2.現在、がん(悪性しゅよう・肉腫・悪性リンパ腫・白血病を含む)で医師の診察・検査・治療・投薬をうけてますか?
3.過去2年以内に、入院をしたこと、または手術をうけたことがありますか?
4.過去5年以内に、がん(悪性しゅよう・肉腫・悪性リンパ腫・白血病を含む)・脳卒中(脳出血・脳こうそく・くも膜下出血)で入院したこと、または手術をうけたことがありますか?
5.現在、妊娠していますか?
これらに該当していなければ加入できる保険とあって、今まで保険加入を諦めていた方でも申し込みをしてみる価値はあります。
内容としては日額5000円と10,000円二つのタイプから選べ、他に集中治療や手術の際に支払われる給付金、死亡保険金の特約が付いてくるようです。
かんたん告知医療保険の保険料
保険料例・・・40歳男性 保険期間10年間(更新型)
月掛・口座振替料率 ご契約後10年間 7,880円
- 基準入院給付日額 10,000円
かんたん告知医療保険の口コミ・評判
上記にある告知内容に該当しなければ、持病・既往症のある方・精神系疾患の方でも加入できる保険です。
保険料から見るとやはりこれも国内大手生保会社の保険料ということで、損保系や外資系と比べると少々割高なイメージがあります。
持病・既往症があり保険加入しようと思うと保険料が割高になってしまうのは殆どのケースで見られることですので、部位不担保や保険料割増が付くくらいでしたら、かんたん告知医療保険のような商品を選んでも良いと思います。
ただこちらは更新型の保険ですので、10年ごとに保険料が上がってしまう点には注意が必要です。
持病・既往症もなく健康な方で、あえて更新型のかんたん告知医療保険で医療に備えるのはデメリットしかなく、もっと他にも自分に合った商品があるでしょう。
明治安田生命の医療保険の口コミ・評判についてのまとめ
明治安田生命から売り出されている3つの医療保険について詳しく書いてきましたが、保険料の高さが目立つ保険会社と言えます。
いくら割高とはいってもその人その人に合った保障内容で備えることが一番大切ですので、気に入った内容の商品があった場合は直接問い合わせてみることには始まりません。
色々調べていくつかの候補を出してから、自分に合った内容の保険を検討していくことをオススメします。