全労済の医療保険はデメリット目立つ。メリット該当者が少ないって本当!?

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子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

全労済の医療保険はデメリット目立つ。メリット該当者が少ないって本当!?

   

全労済の医療保険はデメリットが目立つ

全労済の医療保険で1番のデメリットは、独身で医療保険だけでいいと思っている人であっても、全労済だけでは必要な保障を準備出来ない事です。

ましてや家族や子供がいる人には不向きです。
もし既に加入している保険があり、足りない保障を補う目的で加入するのであれば検討の余地はあります。

 

また健康上の理由で他の保険会社から断られた人は、全労済は審査がなく比較的加入しやすい保険ですので、多少高くても保険で準備したいのであれば申込みしてみる価値はあるでしょう。

今回はこれらの全労済の医療保険のデメリットを踏まえつつ、全労済の掛金や保障内容の内情についてお話していきたいと思います。

全労済の医療保険のデメリット1:日額最高1万円のからくり

全労済の医療保険には

  • 終身型
  • 定期型

があります。

「掛金が安い」と言われている全労済だからこそ定期型の医療保険を選択したのに、入院と手術の他に死亡保障がセットになっており、不要な死亡保障の分の掛金も払って高くなるというデメリットがあります。

 

一方終身型は入院と手術だけのタイプがありますが日額5000円までしか加入出来ず、日額1万円準備したい場合は死亡保障or3大疾病or女性疾病をプラスしないといけないので、掛金は3倍以上に跳ね上がります。

 

しかも終身型はずっと払い続けなければならないので老後も高い掛金を払うのは負担です。

 

全労済の医療保険のデメリット2:掛金が高い!安いのはイメージだけ

全労済の医療保険のデメリットは30歳男性で他社と掛金を比較すると終身型で月930円、定期型で月855円全労済の方が高いです。

 

全労済の方が高い理由は、1回の入院でもらえる日数が決まっており他社は60日型、全労済は3倍の180日型だからです。

医療技術の進歩により現在は入院日数が少なく全年齢全疾病での平均入院日数は32日です。

 

60日型で入院日額を増やす方法で、長期に及ぶ入院もカバーした方が賢明であると思います。

全労済の医療保険のデメリット3:自由度が無い

全労済は医療保険だけでなく他にも生命共済などがありますが、デメリットは全てセットになっているところです。

死亡保障だけ外す、通院保障だけプラスするなどが出来ません。

また同じ保険に一口しか加入出来ません。

全労済の医療保険は共済である事そのものがデメリット

全労済の医療保険のデメリットは、公的セーフティーネットがありません。

共済以外の生命保険会社は契約者保護機構に加入しており倒産した時も安心を保障しています。

全労済がもし倒産した場合はどうなるのでしょう。

ほとんどが掛け捨ての保険ですので貯蓄が元本割れするような心配はありません。

 

しかし医療保険は他社へ加入し直すことになりますが、高齢であったり通院中など健康でなければ他社へ加入する事が出来ません。

全労済の医療保険のデメリットはある意味でメリットとなることも

全労済の医療保険のデメリットは内容の割に掛金が高い、時代に合わない180日型の古い保険である事ですが、全労済の売りである「年齢性別に関係なく一律の掛金で加入出来る」定期型の医療保険は、高齢になると掛金が高くなる他社よりも安く加入出来ます。

入院日数の平均を病気別でみると精神系疾患と脳血管疾患は118日です。

 

高齢になるほど入院する可能性が高く、さらに入院日数も長くなりますので全労済の180日型は安心です。

全労済の医療保険のデメリット・まとめ

全労済の医療保険のデメリットは、掛金が一律なので若い人には割高です。

セットになっているので、必要な保障だけを自由に選ぶ事が出来ません。

医療保険は他社にも色々ありますし、全労済の医療保険も種類が増えています。

 

苦情の60%が掛金収納と共済金支払いである事から、内容をよく理解せず加入し給付金をもらうことになった時に初めて給付対象外だと知るケースが多いのではないかと思います。

一方感謝や応対は80%満足しており手続きが早いとの事ですが全労済だけが特に早いわけではなくコンピュータ処理が進み他社も変わりません。

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