お忘れ無く!JA共済のこども共済も年末調整対象です!!

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

お忘れ無く!JA共済のこども共済も年末調整対象です!!

   

JA共済のこども共済も年末調整で出番がある!

サラリーマン家庭の方なら毎年やってくる年末調整、ちょっと面倒だなと思いながら会社に提出されている方も多いと思います。

生命保険会社から送られて来る証明書を用紙に付けて提出すると、なんかお金が帰ってくるな〜という認識の方もいるかもしれません。

実はお子さんに掛けているJA共済のこども共済も、年末調整で税金の控除すなわち節税に使えるんです!

今回は、年末調整や実際に使う場面などについてご紹介していきます。

そもそも年末調整って何?

お給料をもらっている方ならば、給料明細をもらっていると思いますが、その中に所得税という欄が有って引かれていると思います。

実は所得税は、前年の所得を元に今年の所得を想定して決め打ちで引かれています。

しかし、実際に年間所得がいくらになるかは年末にならないとわからないので、年末に実際の所得を申告をする事で決め打ちで引いた分との差額を調整するのが年末調整です。

年末調整によって特定の保険に入っていると税金が安くなる

実際に年末調整で所得税の控除対象になるのは、生命保険料、地震保険料、社会保険料、小規模企業共済掛金の4種類です。

控除の趣旨とすると、自分で保険に入って準備している人は掛金分を所得から引くことで税金安くしますよということになります。

JA共済のこども共済は4種類の内、死亡保障の機能を持っているため生命保険料控除の対象になっています。

生命保険料控除の中にも区分がある

生命保険料控除と一口に言っても区分があり、いつ加入したかや保険の種類によって区分けされます。

JA共済のこども共済は、死亡保障の機能があると先程述べましたが、契約内容内に契約者が死亡した場合に共済金が下りることから、一般生命保険料控除の対象になります。

それ以外にも、個人年金保険料、医療・介護保険料控除が設定されています。

いくら所得から控除されるのか?

一番気になるのは、いくら控除されるのか?だと思いますが、それも4区分に分かれており、掛金全額が控除される訳ではありません。

一般生命保険料控除額は年間支払掛金の額によって異なりますが、最大4万円です。

個人年金保険料、医療・介護保険料それぞれ4万円まで、4万円×3種類=12万円が最大の控除となります。

年末調整で必要な書類は何?

控除される金額がわかったら、次は何を準備すればいいのか?という事が気になりますが、実はそんなに多くありません。

毎年、9月から11月ぐらいまでの間にJA共済から年間支払掛金の証明書というのがハガキで契約ごとに送られてきます。

年末調整の記入用紙は、会社から配布されますので、実際に用意するのはこれだけです。

もし、紛失したり届いていない場合には、再発行できるので契約したJAまで連絡しましょう。

去年の年末調整でこども共済の分を提出し忘れたら?

基本的に年末調整を含む税金関係については、あまり大々的に宣伝やアピールすることはないので、去年分のこども共済の掛金証明書が後から出てきたなんて方もいるかもしれません。

「もう年末調整終わってるし」と思って捨ててしまうのはもったいないです。

実は年末調整後にも申告するチャンスがあります。

確定申告でも年末調整と同様の申告ができる

そもそも年末調整自体がサラリーマンの方にしかない制度です。

読者の方の中には、自営業やフリーランスの方もいらっしゃると思いますが、そういった立場の方達はそもそも年末調整というイベントがありません。

その代わりに確定申告において、年末調整と同様の所得税額が受けられます。

年末調整を行った方でも、医療費控除などで確定申告を行う方もいると思いますが、その際に年末調整で申告し忘れた分を申告できます。

期間は毎年2月16日から3月15日までと決まっています。

確定申告の時期も過ぎてしまったら?

そうは言っても確定申告は1ヶ月の期間限定です。

では3月16日を過ぎてしまえば、証明書は紙切れなのかというとそうではありません。

還付申告という制度があって、確定申告時期でなくても過去5年間の分については、所定の手続きをする事で所得税の還付対象にする事ができますので、お近くの税務署に相談してください。

JA共済の掛金を年末調整で申告して税金を少しでも有利に

今回はJA共済のこども共済を例に、年末調整の制度や利用方法などについてご紹介してきました。

言われるままに用紙に記入されていた方もいると思いますが、ちょっと気をつければ大きな節税の可能性を持っているのが年末調整ですので、最大限有効利用しましょう!

前金を安くするためにJA共済に加入するわけではありませんが、少しでも税金負担を安くすることが、こども共済をはじめとするJA共済の掛金自体の負担感を軽減することにつながるのではないでしょうか。

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