ソニー生命の「団体保険」は個人で加入するより4割も保険料がお得?
目次
ソニー生命の「団体保険」の案内があったら要チェック!
会社勤めの方で年に1回「団体保険」の案内が届く方がいると思います。会社から勧められたけど良く分からないし、そのまま放置してしまうケースも多いと思うのですが、「団体保険」は利用者にとってお得な保険である場合も多いのです。
今回は、ついつい放置してしまいがちの「団体保険」の特徴について元ソニー生命外交員がご紹介します。
「団体保険」って、そもそもどんな保険?
団体保険は会社が契約者になって、従業員の方が利用できる保険になります。主に福利厚生の一環として会社が採用するケースが多く、従業員の人数が多いほどお得な保険です。
【主な団体保険の特徴】
- 個人で加入する保険より割安で加入できる
- 1年更新の保険である
- 保険料は1年ごと、5年ごとなど年齢によって異なる
- 主に死亡保険・医療保険・がん保険・所得補償などに加入ができる
- 団体保険の種類によっては配偶者や子供も割安の保険料で加入できる
- 1年ごとに収支計算を行い、余剰金があれば配当金が支払われる。
簡単に特徴を箇条書きしてみましたが、従業員本人だけでなく家族も割安で加入できるのはいいですよね。
ソニー生命の「団体保険」と「個人加入」の保険料を比較
具体的にどれぐらい安いのか、ソニー生命のホームページにある団体定期保険のパンフレットより抜粋した保険料で比較してみましょう。
(条件)
・保険加入者年齢:男性40歳
※団体保険は従業員の平均年齢で試算するので平均40歳とします。
・死亡保障500万
・従業員100名
(団体保険)
無配当総合福祉団体定期保険:670円/月
(個人加入保険)
無解約平準定期保険:1,140円/月 ※2年定期
※2018年6月掲載情報より引用
ほぼ同じ条件で比較すると保険料が4割近く安く加入できます。同じ保障ですから保険料が安いのは嬉しいですね。
ソニー生命の「団体保険」の種類によっては年に1回お小遣いがもらえる?
特徴に記載させていただいた、
「1年ごとに収支計算を行い、余剰金があれば配当金が支払われる」。
少し言葉が難しいのですが私達にとって嬉しい制度なので解説しますね。
団体保険の種類によるのですが、1年ごとに保険料の収入と、保険会社支払った保険金の収支の計算をして、余った余剰金(保険料)があれば皆さんに(配当)還元しますよ。という内容なんです。
団体保険では、あらかじめ 1年の死亡率=死亡給付金を支払う確率 を試算して保険料を算出しています。保険会社が想定したより給付金が少なかった場合などは、その差額を還元してもらえるのです。
県民共済なども年に1回払戻金があると思いますが、それに近い制度ですね。
ただし
- 保険金の支払いが多い年は余剰金がでないので必ず毎年もらえる制度ではない
- 団体保険によっては余剰金の制度がない場合もある
こんなケースもありますので注意しましょう。
ソニー生命の「団体保険」の案内があったら有効に活用しましょう!
会社からの案内があっても、ついつい見過ごしてしまう「団体保険」ですが、保険料が割安で加入できるだけではなく色々なメリットがありました。ただ、「団体保険」は従業員として在籍期間中を対象にしているケースもあります。退職後も利用できるかは事前に確認をしましょう。
「団体保険」は「個人保険」で加入できる保険の種類より少ないので、「団体保険」で保障をする目的と「個人保険」で保障をする目的でわけて活用すると、皆さん自身にあった保険に加入できると思います。
会社から「団体保険」の案内があったら、ゴミ箱へ捨てる前にチェックしてみましょう。