全労済キッズ保険で中耳炎は治療できる?そんな疑問を解決!

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

全労済キッズ保険で中耳炎は治療できる?そんな疑問を解決!

   

全労済キッズ保険で中耳炎は治療できるのか?どんな病気なのか?

全労済キッズ保険(正式名称全労済子供の総合保障キッズタイプ/キッズワイドタイプ)で、子供に多い「中耳炎」は治療できるのでしょうか?今回は、中耳炎の保障について詳しく解説していきます。

中耳炎は耳の中にある「中耳」と呼ばれている部分の粘膜が、ウイルスや細菌によって炎症を起こすことで起きる「炎症」のことです。中耳の奥には「耳管」と呼ばれる鼻やのどと繋がっている器官があり、子供はこの耳管が大人程発達していないことから、風邪などをひくと、そのウイルスが耳管に侵入して中耳炎を引き起こしやすくなります。

中耳炎の症状は高熱や、強い耳の痛み、黄色い粘液が出てくる「耳だれ」などが起こります。ただこの耳だれは、中耳にたまった膿が鼓膜を破って出てくるため、耳だれが起こると、痛みや熱は収まります。しかし、子供にとってはかなりの激痛ですし、はじめて中耳炎になると親御さんもびっくりしてしまうことが多くあります。

全労済キッズワイドタイプでは中耳炎の根治手術に対応している

全労済子供の総合保障キッズワイドタイプでは、中耳炎の治療に対する保障は「中耳根本手術」と呼ばれる術式の手術に対応しています。

しかし、この手術自体、かなりひどい状態の中耳炎にならないと行われないという側面を持っています。

また、キッズワイドタイプでは「入院中の手術」には対応していますが、「通院での日帰り手術」には対応していないという落とし穴があります。

全労済キッズワイドタイプで中耳炎の治療は全てカバーできない?

全労済キッズワイドタイプだけでは、中耳炎の治療を全てカバーするのは難しいと言えます。

子供の場合、中耳のなかの耳管が発達するまでは、風邪などの合併症で中耳炎を多発する子供もいます。その場合、毎回手術というわけにもいかないため、通院での治療がメインになります。

入院中の手術をカバーするキッズワイドタイプだけでは中耳炎の治療はカバーできないと考えるべきでしょう。

入院手術から通院日帰り手術方式に変遷してきた医療事情

全労済キッズワイドタイプでは入院中の手術、交通事故や不慮の事故での通院が保障されます。入院や通院以外にも色々な保障があるため、子供用のベースとなる共済保険として加入しておく分には問題のない保険です。

ただ、現在の医療事情として、入院での手術は少なくなってきているのが現状です。患者の精神的、金銭的な不安を取り除くために通院での日帰り手術がメインになって来ています。

子供の中耳炎治療は、どんな子供でも起こりうる症状です。症状がひどいと、耳の中の炎症を取り除くための手術が行われることもあります。

中耳炎の手術は、術前の入院が必要ない場合が多く、通院手術という方式で行われる場合がほとんどです。キッズワイドタイプでは「入院での手術」が共済の対象になっているため、手術費用は全て自分で支払わなくてはなりません。

そんな通院手術を保障をしてくれるのが、0歳から加入できる『医療安心タイプ』、『医療安心タイプH(ハーフ)』です。

この医療安心タイプは月掛金2,300円で、通院手術で60,000円の共済金が受け取れ、入院保障も日額6000円が支払われます。医療安心タイプHは掛金が半分の1,150円で保障内容も医療安心タイプの半額になります。

全労済キッズ保険に組み合わせることで共済金を上乗せできる?

中耳炎での通院手術では医療安心タイプと医療安心タイプHが活躍しますが、万が一入院して手術ということになった場合には、キッズワイドタイプの共済金に医療安心タイプの共済金が上乗せされて支払われます。

ただし、それぞれ共済金の申請方法が異なるため、共済金を申請する前に、なんの書類が必要なのかを事前に調べておくことが大事です。

全労済キッズワイドタイプは特定の病気や手術に関しては保障されないという欠点がありますが、他の共済保険と組み合わせることで、隙のない心強い共済保険になります。それもこれも掛金が安い全労済だからこそできることです。

自分の子供の万が一の病気や、子供に起こりやすい病気のことを踏まえて保険商品を選ぶ参考にしてみはいかがでしょうか?

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