全労済キッズ保険は特定損傷を保障している?詳しく解説!
目次
全労済キッズ保険は特定損傷を保障してくれる?
全労済キッズ保険は特定損傷に共済金は支払われるのでしょうか?
子供は関節や骨が未発達な部分が多く、いくら準備体操をしても、怪我をすることが多いです。
アキレス腱の損傷や、脱臼などは特に起きやすい怪我です。
今回は全労済キッズ保険の特定損傷に対する保障について解説していきます。
全労済キッズ保険が適用される「特定損傷」とは?
多くの保険商品に付与している「特定損傷」とは、事故や不慮の事故で、「骨折」、「腱や靭帯の断裂」、「関節の脱臼」を負った状態のことを指します。
特に子供の場合、それぞれの部位が未発達ということもあり、子供の怪我のほとんどは、この「特定部位の損傷」にあてはまることが多いと言われています。
全労済キッズ保険の特定損傷共済金は入院費や手術費とは別で支給される
特定損傷共済金は、その治療に伴う入院保障費や手術保障費とは別に支給されます。全労済のキッズ保険では月掛金900円のキッズタイプで入院共済金日額5,000円が支払われます。月掛金1,600円のキッズワイドタイプでは入院共済金日額10,000円と、入院中の手術共済金10万円が支払われます。
特定損傷共済金は契約期間中1回だけですが、キッズタイプで50,000円、キッズワイドタイプで65,000円が支払われます。
例えばキッズワイドタイプで計算すると、骨折で入院3日、接合手術をした場合、入院共済金10,000円×3日+手術共済金10万円+特定損傷共済金65,000円=19万5000円が支払われることになります。
全労済キッズ保険の特定損傷共済金の対象にならない傷病類
1つだけ注意しておきたいのが、特定損傷共済金の対象となるのは、「骨折」、「腱の断裂」、「関節の脱臼」です。また、不慮の事故や交通事故以外の原因の場合はお支払いしないという旨が明記されています。
病的骨折や、反復性脱臼といったあらかじめ特定損傷になりそうな病気や慢性的な特定損傷は保障されないということになります。
他にも、骨折の疑いなどの傷病名での診断の場合は正確には骨折ではないため、特定損傷共済金の対象にはなりませんので注意しましょう。
全労済キッズ保険の特定損傷共済金の対象にならない特定損傷?
特定損傷共済金の対象にならない特定損傷とは、契約期間中に同じような部位の損傷をした場合です。契約更新までの期間中で1回だけ特定損傷共済金が支払われます。契約更新までの期間とは、契約日の次の月の1日から1年間です。この期間内に、たとえ同じ部位を骨折したとしても特定損傷共済金の対象にはなりませんので注意しましょう。
子供が所属しているスポーツクラブなどでは、特に同じ部位を怪我しやすいこともあるため、子供自身が気を付けるのはもちろんですが、契約者である親御さんも2回目の特定損傷共済金は支払われないということを頭に入れておきましょう。
全労済キッズ保険の特定損傷共済金は基本的に付与している
全労済のキッズ保険以外にも特定損傷保険を扱っている保険会社は沢山あります。しかし、その多くは「特約」での契約がほとんどです。基本となる医療保険には入院や手術での保障はありますが、基本プランに特定傷病保険がないものばかり。
子供に万が一の怪我や、特定損傷の傷病が発生した際には、対応しきれません。全労済は特定損傷共済保険が基本プランに特約無で付与しているため、かなりコストパフォーマンスの高い医療保険と言えます。
子供は元気なのが一番です。しかし、その元気もありあまると思わぬ怪我に繋がります。子供の万が一に備えて全労済子供の総合保障キッズタイプ/キッズワイドタイプを候補に入れてみてはいかがでしょうか?