コープ共済って解約返戻金はあるの?そもそも解約返戻金って何?
目次
コープ共済のラインナップはこれ!解約返戻金はあるの?
コープ共済と一口に言っても、様々な商品があり、商品によって保障の幅が異なります。
商品の中にも保障額の組み合わせができる物があり、自分に合ったプランを選択することができるメリットがあります。
商品名 | 保障対象 | 加入年齢 | 保険種類 |
たすけあい | 死亡・入院・手術 | 0歳~54歳 | 定期 |
あいぷらす | 死亡・入院・ガン | 満18歳~満60歳 | 定期(10年) |
プラチナ85 | 死亡・入院 | 満65歳~満70歳 | 定期(満85歳まで) |
ずっとあい | 死亡または入院・手術 | 0歳~満70歳 | 終身 |
新あいあい | 死亡・入院・手術・女性疾病 | 0歳~満70歳 | 定期(5年満期) |
基本的な保障として死亡時・入院がどの商品も保障対象となり、保障される金額と保険種類によって月々の掛け金が異なります。
コープ共済の中で解約返戻金があるのは「あいぷらす」だけです。
「あいぷらす」は28歳以降の加入の契約から1年~9年が経過していれば、解約返戻金が発生します。
コープ共済は掛け捨て型の保障が多い=解約返戻金はない!
そもそも解約返戻金って何?という話ですが・・・解約返戻金とは、共済や保険を解約した時に戻ってくるお金のことです。
解約返戻金は支払った掛金(保険料)が全額返ってくるわけではありません。
解約返戻金には3つのタイプがあります。
- 通常型:掛金(保険料)の一部を積み立てるタイプ。
- 低解約返戻金型:通常型より掛金(保険料)を安くし、解約返戻金を抑えたタイプ。
- 無解約返戻金型:解約返戻金をゼロにすることで掛金(保険料)を安くすることに注力したタイプ。
コープ共済の場合は3のタイプが多く、「あいプラス」だけは1に該当するということになります。
解約返戻金のないコープ共済に加入するのは損か得か?
共済や保険に加入する際、解約返戻金のことをどのくらい考えますか?
- 掛金(保険料)は多少高くても解約や満期の時にお金が返ってくる方が良い
- 解約返戻金は要らない。とにかく月々の負担を抑えたい。
これは保険(共済)に対する価値観の違いが大きく反映されるものです。
一概に損か得かという判断はできませんが、基本的にどのくらいの保障が必要なのかという試算は大切です。
その上で不要な部分を削り、足りない部分を補うというのが正しい保険(共済)の入り方と言えます。
他社と併用するのであれば月々の負担を重視し、トータルで掛金(保険料)を考えるべきですし、共済一本で行くのであれば保障内容を重視するべきです。
解約返戻金とコープ共済の掛金・どっちを優先するかがポイント!
コープ共済の魅力の1つは掛金の安さにあります。
解約返戻金を重視するのであれば、月々の掛金(保険料)は当然高額になりますよね。
保険(共済)は必要なものですが、収入とのバランスを考えることがとても重要なのです。
「保険貧乏」という隠語がありますが、これは「収入に見合わない高額な保険料を払っている人」のことを指します。
自分の収入に見合った掛金(保険料)を試算し、その上で解約返戻金が必要かどうかを考えると良いでしょう。
コープ共済の解約返戻金は貯蓄ではない
筆者が外交員時代にお客様からよく聞いた言葉は「掛け捨てはもったいない」でした。
その時に筆者がお伝えしていたのは「何もなかったからそう言えるんですよ」ということでした。
共済や保険の掛け金は貯蓄ではありません。
保障を買っているのです。
「何か」あった時のために備えるというのが保険(共済)です。
そのことを頭に入れた上で、もう一度解約返戻金はどうするのかを考えてみて下さいね。