住友生命「未来デザイン1up」の評判は?特約に関するデメリット解説
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住友生命の未来デザイン1upの評判は?
働けなくなった時の生活保険として人気を集める、住友生命の「未来デザイン1up」。業界で初めて就労不能時の「生活障害収入保障特約」を販売したことで話題になり、他社も同様の「就労不能保険」を売り始めるなど大反響を呼びました。
しかし、4年経過して今の評判はどうなのでしょうか?
今回は、住友生命「未来デザイン1up」の評判を元に、特約に関することなどを詳しく解説します。
評判①「内容理解不能」「他社との比較が難しい」
「未来デザイン1up」についてネットで調べてみると、他社と比較しづらいといった意見や内容がわかりにくいといった意見が飛び交っているようです。
住友生命は対面販売ですので、ネット販売のような単純な商品ではありません。担当者がライフプランに合わせた「生活設計書」を個々に設計しており、商品の説明をする際は図解付きの「設計書」と「付属資料」を使っています。
説明を聞かず見てすぐにわかるならば、対面販売は必要ありませんし、他社と全く同じものは原則販売できませんので、比較は難しいでしょう。
単純なカタカナ生命の保険内容は、安易な薄っぺらい内容で、保険料が安い分、受け取る給付金も少なく、生命保険に入る意味があるのか疑問です。
日本の生命保険会社とカタカタ生命の違いとは?
日本の生命保険会社(第一生命除く)は、相互会社で保険料収入と保険金支払いが同じになる仕組みになっており、利益が出た場合は契約者へ返します。
一方、カタカナ生命や損保会社は、株式会社であり、保険契約者は全くの他人で、自社の利益は、自社の財産となり、その証拠にソルベンシーマージン比率の異様な高さは、それだけ会社に儲けが出てるだけの話です。
かたや日本の生命保険会社は「大震災時の保障は除く」としつつも、阪神淡路大震災時もそれ以降も全件保険金支払いをしていますが、歴史が長く経営は安定しています。
評判②「特約が多過ぎる」
「未来デザイン1up」は特約が多い!という評判もあります。
仮に、3つしか特約がない保険会社の方が、不安だと思いますが・・・いかがでしょうか?
例えば、先進医療・ガン保障を追加したい場合、先進医療やガンは特約である事が多く、加入している保険会社にその特約が無ければ、違う保険会社で不要な主契約と一緒に、先進医療特約やガン特約を付けて加入しなくてはいけません。
健康状態によっては、他社での新規加入は断られる可能性もあります。
保険は分からないからこそ、きちんと説明を聞いて、必要な特約かどうか判断する方が賢明でしょう。
街の保険ショップで相談するのはあり?
街の保険ショップは、色々な保険会社の商品を販売していますが、取扱商品はほんの一部。店舗賃料などの経費は自腹ですので、自分が売りやすい保険・手数料が多く入る・手続きが簡単・キャンペーン中の商品などをメインに扱っています。
やっと来てくれたお客さんがまた来てくれるよう心地良く帰す商売人です。決してボランティアではありませんよ。
評判③「保険料が高い」「更新時の保険料が上がる」
「未来デザイン1up」は、保険料が高いという意見や、更新時の保険料が上がるという噂が飛び交っています。
ここで冷静になって考えてみたいと思います。自分の10年後を想像してみると、今と全く同じ生活とは限らず、むしろ変化している可能性の方が高いですよね。
例えば、新入社員で独身の時に加入した保険を、60歳定年まで約40年間、老後も死ぬまでそのまま続ける事が想像出来ますか?
社会保障は毎年見直され、国が保障する対象になった病気や、先進医療の治療が一般診療となり、健康保険を使って治療が受けれるものも増えています。国の保障が受けれない・足りない保障を、「生命保険」か「貯金」で準備するのです。
国の制度が変わり、医療技術も向上しています。また、医療技術のこうに合わせて自助努力で準備する生命保険も変わりますので、10年前の保険は今の時代に対応していない不安要素も多く、それこそ見直しをして新しい保険にする事は、自然な流れだと思いませんか?
住友生命の未来デザイン1upは無駄のない保険!
住友生命の未来デザイン1upの「生活障害収入保障特約」は、最優秀賞をもらい今も評判は良いですが、他社にも同じような特約があり、どこの生命保険会社にするか選択肢が増えています。
「就労不能特約」は、働けなくなった場合の給料保障ですので、職業を目安に決める方法もあります。
例えば、自営業なら収入はゼロになりますので収入全額をカバー出来る商品、会社員なら1年半は健康保険から給料の60%保障がありますので差額をカバー出来る商品が、無駄のない保障になります。
また短期間は貯金でまかなう事が出来ても、長期に及ぶ無収入状態や、国の保障も受けられない場合の為に、生命保険で準備する事は、本来の目的に合っているでしょう。