コープ共済たすけあい女性コースの特徴と妊娠中におすすめな理由、注意点
目次
コープ共済のたすけあい女性コースなら妊娠中でも入れる!?
大きなライフイベントの一つである出産は自分だけでなく赤ちゃんの命にも直結することですので健康意識が高まり、医療保障に加入することを検討する人が多いタイミングと言われています。
ただ、多くの医療保険ではいまだに妊娠中であることを告知事項として設けている保険が多く、「もし帝王切開や切迫早産になってしまったら・・・」と不安になっても保険に入れないというケースもあります。
また、加入できたけど帝王切開などの異常分娩は保険金が出ないなんてこともあり、妊娠中の女性にとって保険選びは悩みが付きません。
そんな人におすすめなのがコープ共済たすけあい女性コースです。
本記事ではコープ共済たすけあい女性コースの特徴や妊娠中の女性におすすめな理由、加入時の注意点について解説します。
妊娠中でも安心をお届け!コープ共済たすけあい女性コースの特徴
たすけあい女性コースには、月の掛金2000円、3000円、4000円のコースが存在します。一番安い2000円コースの保障内容を見てみましょう。
- 入院 日額5000円(1日目から184日分)
- 女性特定病気入院 上記の日額にプラス日額3000円
- ケガ通院 日額1000円(ケガをした日から180日以内 90日分の通院まで)
- 手術 2万・4万・8万
- 事故後遺障害 4~100万円
- 病気死亡・重度障害 100万円
- 事故死亡・自己重度障害 200万円
- 住宅災害 3万円(一部損壊)15万円(半壊)30万円(全壊)
- 個人賠償責任保険:プラス170円で個人賠償責任保険(賠償額1億円まで)が付帯可能
これだけでは少しわかりづらいのでポイントを絞って解説します。
特徴1:女性特定病気入院保障がある
切迫早産や子宮筋腫など女性特有の病気、関節リウマチや変形性股関節症など女性がなりやすいと言われている病気で入院した場合、通常の入院保障にプラスされる形で3000円多く支払われます。
また、保障開始日も1日目からですので短期の入院でも安心です。
特徴2:虫刺されや切り傷も保障?ケガ通院の保障も充実
次にケガ通院の保障が充実しているのもポイントです。ケガ保障というと骨折や靭帯の断裂など大きなケガしか支払い対象にならない医療保険も多いですよね。
コープ共済は毛虫刺されや包丁で指を切ったといった小さなケガでも通院すればしっかりと共済金が支払われます。
特徴3:個人賠償責任保険で自転車事故も安心
個人賠償責任保険とは日常生活で他人に損害を与え、賠償金の支払いをする必要が生じた際にその賠償金と同額を限度額まで支払ってくれる保険です。
昨今、自転車事故の裁判で加害者側が高額な賠償金を請求されるケースが増えていますが、個人賠償責任保険は自転車事故で万が一加害者になってしまった場合でも保険金支払の対象となる場合が多いと言われています。
コープ共済のたすけあいに加入すると、個人賠償責任保険が月額170円で付帯できます。
買い物に近所のスーパーまで自転車で行くときもこれで安心といったところです。
妊娠中の女性にコープ共済がおすすめの理由
それではコープ共済が妊娠中の女性におすすめな理由は何なのでしょう?
理由1:妊娠中でも加入できる
妊娠中の女性におすすめな最大の理由がこれです。
妊娠高血圧症や妊娠中毒症など特別な疾患で医師の治療を受けていなければ加入できます。
妊娠何か月以降は加入できないということもありませんので安心してください。
理由2:切迫早産・異常分娩も保障
帝王切開や切迫早産で手術を受けた場合、手術給付金が支払われない医療保険も数多くありますが、たすけあい女性コースは支払い対象となっています。
また、女性特有の病気ということになりますので、入院した場合、女性特定病気入院ということで日額3000円が上乗せされます。
理由3:妊娠中の買い物は生協の戸別配達でバッチリ
これはコープ共済の保障とは少し違うのですが、母子手帳を所持していると生協の戸別配達を手数料無料で利用できます。
お米や水、トイレットペーパーなど妊娠中には持ち運びが大変なものでも生協の配達員が玄関前まで届けてくれるのがありがたいですね。
理由4:子どもの保障も充実!格安な掛け金で家族が安心できる
子どもが生まれたら母子そろってコープ共済への加入を検討するのもおすすめです。
実はコープ共済のたすけあい、女性コースも手厚いのですがそれ以上に子どもの保障が充実しています。
- 入院 日額6000円(1日目から360日分)
- ケガ通院 日額2000円
- 手術 5万円・10万円・15万円
これだけの保障がついて月掛金がたったの1000円と非常にコストパフォーマンスがいいので、病気やケガでお金の心配をする必要はほぼ無くなりますね。
妊娠中の女性がコープ共済に加入するときの注意点
非常にいいことづくめのように見えるコープ共済ですが、一方で注意点もあります。
注意点1:死亡保障は薄い
先に述べたように死亡保障は100万円とやや物足りないです。
あくまでたすけあいは医療の保障で、おまけとして死亡保障もついているという認識で、死亡保障は別に用意しましょう。
注意点2:保障が続くのは65歳まで
たすけあいは1年満期で自動更新される保障です。
満期と言っても掛金はずっと変わらないのですが、65歳になると保障期間満了となってしまいます。
その後は85歳まで保障されるコースや終身共済への切り替えも可能ですが、保障内容や掛金面ではどうしても不満が残るものとなってしまいます。
一生涯の安心という点では終身医療保険への見直しについても子どもが独立したタイミングで考えてみてもいいでしょう。
注意点3:加入手続きがやっかい
コープ共済に加入するためにはまず生協の組合員になる必要があります。
また、夫の転勤などで県外へ引っ越すときは入っていた生協を脱退し、引っ越し先でその土地の生協に加入しなおさなければいけません。
引っ越しなどバタバタしているとどうしても忘れてしまいそうになりますが、手続きを忘れると自動解約となってしまい、結果として無保障という非常に危険な状態になってしまいます。
手続きでわからないことがある場合は生協の配送職員などに質問するようにしましょう。
まとめ:コープ共済たすけあいは妊娠中の女性におすすめ
コープ共済のたすけあいは妊娠中の女性でも加入でき、切迫早産や異常分娩など妊娠に伴う入院でも保障してくれるため、妊娠中の女性には非常におすすめです。
さらに、生協の宅配や、子どもの保障、個人賠償責任保険など、妊娠中から出産後にかけての安心を一手に引き受けてくれます。
もしコープ共済が気になった方は一度、近くの生協に相談してみましょう。