コープ共済は日帰り入院も保障してくれるの?他社と比べてどっちがお得?
目次
コープ共済は日帰り入院を保障してくれるのか?
コープ共済は入院については1日目から保障されるとうたってますが、果たして日帰り入院も保障されるのでしょうか?
近年の医療技術の向上により、入院期間は年々短期化し、そけいヘルニアや下肢静脈瘤などは、日帰りで治療が行えるようになりました。
患者の負担が減ることは喜ばしいことですが、一方でこれらの日帰り入院や手術は医療保険で保障してくれるのかという心配が出てきました。
本記事ではその疑問に答えつつ、短期的な入院保障についてはコープ共済と他の医療保険会社どちらがお得かについて紹介します。
そもそも日帰り入院とは?
そもそも日帰り入院とは以下の条件にあてはまるものを言います。
- 入院日と退院日が同じ日
- 医師が入院治療の必要性があると判断し、領収書に入院料が算定されているもの
仮に病院で何らかの治療を受けたけど入院か通院かわからない場合、領収書や診療報酬明細書にどのような記載がされているか確認してみましょう。
コープ共済では日帰り入院・手術ともに保障の対象
コープ共済のホームページを確認すると、日帰り入院、そして日帰り手術に関しても共済金支払いの対象となっていると書かれています。
ただ、ここで注意してほしい点として、以下のような日帰り入院、手術に関しては支払い対象となりません。
- 人間ドックなど、健康保険の対象とならない入院
- コープ共済連が定める、支払い対象手術に該当しない手術(傷を縫合する、レーシック、美容整形など)
日帰り入院をするとコープ共済ではどれくらいの共済金がもらえる?
コープ共済では健康保険適用の日帰り入院の場合、共済金支払いの対象となっているのですが、一度の日帰り入院でどれくらいの共済金がもらえるのでしょう?
入院共済金については加入しているコースによって違いがありますが、男性でも女性でも入れるたすけあい医療コースの場合以下のようになっています。
- たすけあい医療1000円コース:受け取れる入院共済金2000円
- たすけあい医療2000円コース:受け取れる入院共済金5000円
- たすけあい医療4000円コース:受け取れる入院共済金10000円
(すべて1日目から184日目まで支払)
一番掛金が安いコースだとたった2000円しかもらえないということになります。
日帰り入院の保障としてはコープ共済は「おまもり」程度!じゃあ他にどこがいい?
コープ共済では日帰り入院の場合、一番手厚くても1万円しか保障されないため、日帰り入院の費用を全て補てんできるかと考えると厳しいものがあります。
日帰り入院の費用は手術を受けない場合5000円から1万円程度と言われておりそれにプラスして病院までの交通費や入院前の検査費用がかかるため赤字になってしまう可能性が高いからです。
ですのでコープ共済は、短期的な入院が心配な人には相性が良い保険とは言えません。
それでは短期入院に備えたい人はどんな医療保険がいいのでしょう?
入院一時金付きの保険が短期入院ではお得
結論から言うと入院一時金がもらえるような医療保険が短期入院や日帰り入院では手厚く保障されます。
入院一時金とは、入院日数に関わらず1回の入院につき、あらかじめ決められた額のお金が支払われるものです。
例えばチューリッヒ生命の終身医療保険プレミアムDXですと入院一時金5万円の特約を通常の主契約に付帯したとしても
保険料は終身払い、30歳男性の場合で1230円とコープ共済たすけあい医療2000円コースよりも安い保険料で手厚い保障を得ることが出来ます。
その分もちろん、通院保障などはついていませんが、短期的な入院や日帰り入院をとにかく手厚くしたいという人には、入院一時金が支払われる医療保険の方がお勧めと言えるでしょう。