フェミニーヌはいつ解約するのがベスト？解約返戻金を考えて最も損をしない時期とは

フェミニーヌはいつ解約すればいいのかわからない？

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命が販売している女性向け医療保険に「フェミニーヌ」という商品がありますが、15年更新タイプとなり、更新する度に保険料があがってしまいます。

そのため、解約するタイミングにより損をしてしまう可能性がありますが、ずばりフェミニーヌは更新して生存給付金を受け取った直後に解約するのがベストなタイミングとなります。

この記事ではそんなフェミニーヌの解約に関する疑問やなぜ生存給付金を受け取った直後に解約するのが良いのかについて、解約返戻金の推移などを踏まえて説明し、具体的な解約方法までご紹介します。

フェミニーヌに解約返戻金はあるのか？

例えば、ひまわり生命で販売している「新・健康のお守り」という医療保険は、解約返戻金はありません（払込期間を短期払いにして、保険料払済後であれば入院日額の10倍だけ受け取ることができます）。

フェミニーヌも同じ医療保険のジャンルになりますが、死亡保障や3年毎に受け取れる生存給付金の保障があるので、保険料が無事に引き落としされていれば解約返戻金があります。

但し、フェミニーヌの解約返戻金は生存給付金の受け取りタイミングと密接に関係しており、生存給付金を受け取った後に解約した場合、解約返戻金はほとんどありません。

逆に生存給付金を受け取る直前に解約した場合には受け取るはずだった生存給付金に近い金額が受け取れるので、単純に金額が上がっていくというよりは、上下を繰り返して少しずつ上がっていくようになります。

フェミニーヌの解約方法は？

フェミニーヌを解約したい時は、既契約者専用のカスタマーセンター（電話番号：0120-563-506）に連絡をして、解約書類を取り寄せて、必要事項を記入のうえ、保険証券と一緒に返送する必要があります。

カスタマーセンターの営業時間外であっても、自動音声で必要書類の取り寄せだけであれば対応可能です。

解約返戻金は保険料の支払い状況によって、月払いの場合は1か月ごとに金額が変わるので、解約する2か月前位には電話で照会しておくと良いと思います。

また、生存給付金を受け取ってから解約した方が良い場合と、受け取る前に解約した方が良い場合があるので、それぞれの解約返戻金を教えてもらってから判断しましょう。

本当にフェミニーヌを解約して良いのか確認しましょう！

フェミニーヌに限った話しではありませんが、解約した保険契約は元に戻すことができません。

フェミニーヌは商品名が同じでも、都度商品改定がされており、フェミニーヌ（2001）、フェミニーヌ（2008）、フェミニーヌ（2014）とそれぞれ保障内容が異なります。

さらに同じフェミニーヌ（2014）の中でも保障内容が異なる場合があり、パッケージ型の商品のため、以前と同様の内容にカスタマイズすることができません。

自身が加入しているフェミニーヌと現在販売されているフェミニーヌが違う場合は、解約した場合は同じ商品に入りなおすことができないリスクがあることは覚えておきましょう。

◆2017年に販売されていたフェミニーヌと現在販売しているフェミニーヌの相違点

ひまわり生命のフェミニーヌがいくら更新毎に保険料が高くなってしまうという懸念材料があっても、健康に不安がある場合は新しい保険に入ることも難しい可能性があります。

その場合は、解約をする前に保険の見直しと新規加入を同時進行しておきましょう。

フェミニーヌを解約するタイミングには注意が必要！

フェミニーヌの解約返戻金の推移は下記の通りで、下記試算条件だと3年毎に15万円の生存給付金が受け取ることができます。

加入して間もない期間は解約返戻金よりも生存給付金の方が大きくなりますので、少なくとも最初の更新（15年間)までの間に解約すると損してしまいます。

更新後であれば、解約返戻金が生存給付金を上回るタイミングがあるので、安易に生存給付金を受け取ってから解約しようと思わずに、一度コールセンターに電話して、今解約すると解約返戻金がいくらなのか、いつ振り込まれるかなどを確認してから解約タイミングを考えましょう。

また、対面販売であれば設計書を作成してもらえますが、設計書には解約返戻金の推移が記載されているので、後々の推移も確認しておきたいということであれば、ひまわり生命の通信販売ではなく、対面販売をお勧めします。

医療保険全般の解約に関する記事もありますので、解約手続きの際の不明点は、こちらの「ひまわり生命の医療保険の解約方法と見直しする際のポイント」も参考にしてくだださい。

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