住友生命「Qパック」の評判は良い?悪い?商品概要や契約変更時の注意点とは
目次
住友生命のQパックとはどんな商品?
住友生命のQパックは、年齢を重ね大型保障が不要になった契約者向けの商品です。
主契約と医療保険で構成されたシンプルな商品ですが、Qパックは既契約者専用の商品であり、新規での加入ができないのも大きな特徴となっています。
公式ホームページなどを見ると、内容だけでも魅力的な商品に思えますが、果たしてその評判は良いのでしょうか?もしくは悪いのでしょうか…?
この記事では、住友生命のQパックの評判はもちろん、商品の概要や変更時の注意点を説明します。
住友生命のQパックの良い評判
まずは、住友生命Qパックの良い評判について検証していきましょう。
基本の見直しで解約返戻金が増える!
住友生命のQパックは、下取り価格を貯蓄性のある主契約に入れると、解約返戻金が増えていくメリットがあります。
またお金が必要な時は自由に使える為、今まで保険料を払うだけだった契約者からの評判は良いようです。
変更前の契約がライブワンの場合は、主契約はそのままですので特に問題はありません。
住友生命のQパックの悪い評判
つぎに、住友生命Qパックの悪い評判について検証していきます。
終身保険が積立型終身保険へ
住友生命のQパックは「終身保険が積立型になり、死亡時の保障が減額された」という悪い評判があります。
変更前の契約が、ニューベスト・愛&愛・楽々人生の場合は、主契約の終身保険が積立型終身保険に変わりますので注意しましょう。
定期保険だけを解約して医療特約を終身タイプに切り替えよう
終身保険全額を、死亡時の保障として残したいのであれば、Qパックは不向きですので、契約内容変更という手続きで、定期保険のみを解約し医療特約を終身タイプに変える方法が最適です。
また、終身保険1000万円の契約を、500万円は終身保険のまま残し、半分は自分で使いたい場合は、終身保険を半分残すにこにこプランという商品がニーズに合っています。
保険料の割引・保険料0円という誤解を招く説明に注意!
住友生命のQパックは解、約返戻金を使って毎月の保険料を0円に出来る為、下取り価格が貯蓄性のある主契約に入っていても、解約返戻金が減っていくケースがあります。
変更時に「最初の○年間は保険料が不要」「毎月の保険料は○○円安くなっています」と言うような説明をされた場合は、解約返戻金を使って特約保険料を支払う為、解約返戻金はどんどん減っていきます。
さらに評判が悪く苦情となるケースもあり、「長く契約して頂いてたので」と、いかにもサービスで0円になっているかのような説明は、自分の貯めたお金を使っているだけですので注意しましょう。
解約返戻金を使う事や、解約返戻金が減る事を納得した上で「保険で貯まったお金だから保険に使う」のであれば問題はないでしょう。
住友生命のQパックは老後に適した商品
Qパックの医療特約は、終身と80歳までの2種類があります。更新型ではないため途中で保険料はあがらず一定です。
また、老後に適した商品で、契約者の年齢的にも最後の保険見直しとなる為、よく確認してから慎重に契約しましょう。
住友生命のQパックは下取り価格と使い方をよく確認して!
住友生命のQパックは、商品に問題があるわけではありません。しかし、変更時の説明不足や下取り価格の使い方によっては苦情につながり、全体的に悪い評判になることもあるようです。
一方、現金が必要な時に貸付ではなく自由に引き出して使える事や、保険料が負担になった時に解約せず継続保険料に使える事、さらに医療特約が終身で保険料が上がらない事が住友生命のQパックの良い評判でもあります。
Qパックに限らず、保障見直しの時は下取り価格と下取り価格の使い方を良く確認すると良いでしょう。