ニッセイ「みらいのカタチ」を解約したい!解約の前に確認してほしいこと
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ニッセイ「みらいのカタチ」を解約したい!
「内容を理解せず加入してしまった」「保険料の支払いが厳しくなってしまった」「よく考えたら必要なかった」など、保険を解約したいと思うことってありますよね。
日本生命のみらいのカタチに加入したけどやめたいという人に向けて、みらいのカタチの解約時に大切なことをお伝えします。
みらいのカタチ、本当に解約して大丈夫?
みらいのカタチには、死亡保険、医療保険、個人年金保険、3大疾病保険、など多くの種類があります。それらを組み合わせて加入しています。
掛け捨てと呼ばれる全てが更新型の場合は解約してもいいのですが、積立タイプの個人年金保険や終身保険、介護終身保険、3大疾病保障終身保険が付いている場合は解約するのをちょっと待ってください。
積立タイプの保険で高い保険料を支払ってきたのに、解約返戻金がものすごく少なくなってしまったらもったいないです。当然ですが、保障自体もなくなりますし、積立タイプの場合は解約返戻金が支払い保険料に比べて大きく下がります。日本生命はもちろん、他社でも健康状態によっては加入出来ないことがあるなどデメリットがたくさんあります。
みらいのカタチを解約したいなら、いつ元本回復するのか、現在の解約返戻金についてなどしっかりと確認してから解約手続きしましょう。
ニッセイ「みらいのカタチ」解約返戻金はあるの?確認方法と手続き方法
正確な解約返戻金を知るには、コールセンターや担当者に連絡をして、現時点での解約返戻金額を教えてもらいましょう。
聞いたからといって、すぐに解約手続きになってしまうわけではないので安心してください。
解約手続きは解約書類を郵送してもらい自分でネットから手続きする方法と、郵送してもらった解約書類に署名をして返送する方法があります。
解約手続きをすると1週間ほどで解約返戻金が振り込まれます。返戻金を受け取るための手続きは必要ありませんので簡単です。
更新型の場合は解約しても大きなデメリットはない!
全てが更新型(掛け捨てと呼ばれるもの)の場合、解約返戻金はほぼありません。0円の場合もあります。これは、積立タイプに比べて保険料を抑えて大きな保障を持つことを目的としているためです。
終身保険や年金保険が組み込まれたプランは解約によるデメリットが大きいですが、定期部分のみ解約して終身保険や年金保険を残すことで解約返戻金についてのデメリットを避けることができます。
解約返戻金が増えていかないのであれば、いつ解約しても大きなデメリットは生まれないでしょう。
ニッセイ「みらいのカタチ」を解約!保障はいつまで続く?
みらいのカタチは1ヶ月単位で保障の提供を行うため、解約日直後の月ごと応答日の前日までは保障が続きます。
契約日が1月1日であれば毎月1日が月ごと応答日になります。解約日が4月20日だとすると、解約日直後の月ごと応答日(5月1日)の前日まで保障が続くので4月30日まで保障が続くことになります。
保障が途切れてしまわないよう、解約した後の保険についてもしっかりと考えてくださいね。
早期解約は担当者にペナルティー!簡単には解約させてくれない
なんとなくイメージつくと思いますが、加入後すぐに解約すると担当者にペナルティーがあります。
加入後6ヶ月以内、1年以内、2年以内でペナルティーが決まっており、早期で解約されてしまうと担当者としても困ってしまうのです。
そのため早期解約の場合は担当者に直接連絡するよりもコールセンターを通して手続きすることをおすすめします。
逆に2年以上経ってからの解約であれば、すんなり解約手続きできる可能性が高いです。
みらいのカタチを解約しないで済む方法はある?
みらいのカタチを解約しようと思っている人の中には、契約時と状況が変わり、毎月の保険料の支払いが厳しくなった人も多いはずです。この場合、解約をするのではなく保険料の支払いを緩めて保障を続ける方法も検討してみてください。
積立タイプの場合、解約返戻金の中であれば保険料の立て替えをして保険料を一時的にストップさせる、払済にすることで保険料の支払いをストップさせることが出来る場合もあります。詳しくは日本生命の担当者に問い合わせてみると良いでしょう。
ニッセイ「みらいのカタチ」を解約する前に確認したいこと
日本生命のみらいのカタチは、ライフサイクルに合わせて保障金額や保障内容を変更していくことのできる保険ですが、解約を選択することもあると思います。
その場合には、保障が途切れてしまわないよう、スムーズに解約できるよう、注意が必要です。
解約は手間がかかりますが、毎月保険料を支払っていくのですから、自分の納得いく保険に加入しましょう。