第一生命の終身保険と更新型保険の特徴と落とし穴

ほけんケア~ドル建て保険も理解できた!保険について本気出して勉強した主婦のブログ

子供のための貯蓄型学資保険の検討からドル建て保険の存在を知り、様々な保険を勉強してきました。複雑でわかりにくい保険に関する内容を少しでも理解しやすくなるためのブログです。

第一生命の終身保険と更新型保険の特徴と落とし穴

   

第一生命が販売する終身保険と更新型保険の特徴

一般的に保険とは一定期間に更新を繰り返していくタイプと、保険期間中に更新がないタイプの大きく2つに分けられます。それぞれ内容を理解せずに加入してしまうと後悔することになるので、良く検討する必要があります。

更新を繰り返すタイプの保険

契約から10年間を保険期間とし、保険期間が満了するごとに更新を繰り返し、保険料は更新するごとにその時点の年齢や保険料率で再計算されます。(おそらく、担当営業員がしっかりついていれば、転換価格が良い期間に入ったら、次の見直しの提案があると思われます。)

更新がない終身タイプの保険

契約から保険料払込満了まで保険料が一定であり、保険料は契約した当初は更新型保険よりも高くなりますが、更新がないので保険料が上がる心配はありません。

第一生命の保険は終身保険と更新型保険どちらのタイプを選ぶのが良いのか

一般的に、子どもの成長や独立などライフステージの変化とともに、必要保障額は減少していきます。

更新型保険では更新時に契約内容を見直し、保障額を減額していくことで保険料の上昇を抑える事ができます。

 

第一生命のホームページには病気になったときも更新可能とは記載がありますが正直、落とし穴でしかありません。

確かに更新は可能です。

しかし、どんな悪い内容でも古い内容でもそのままの内容での更新になり、さらに更新時の年齢での保険料の計算になるので、内容によってはほぼ今支払っている保険料の倍くらいの保険料になってしまいます。

 

しかも更新時期と子どもの進学等が重なり、保険料の負担が大きくなってしまったなんてケースは良くある話しです。

その結果”やむを得ず解約しなくてはならなくなった”なんて話しも少なくありません。

 

では、終身保険の方がいいのか?

正直難しい判断です。少し前までの第一生命の終身保険といえば、「悠悠保険U・エスコートU・タイムU・リード」などがあり、予定利率も良く若いうちに加入すれば、大きな保障を安く一生涯持つことが可能でした。

ですが今の第一生命の終身保険はジャストという商品の一部になりますが、予定利率はほとんどなく、さらに高い!

※「予定利率」とは・・・生命保険会社があらかじめ見込んだ資産運用による一定の運用収益を、保険料から割り引くための割引率

ちなみに、第一生命では直近では2017年4月に予定利率改定になり、現在は0.90%です。

保険金額:終身保険1000万円 払込免除特約なし その他特約なし 65歳払込満了

男性女性
30歳22580円21640円
40歳32260円30850円
50歳54600円52150円

 

ちなみに、悠悠保険やエスコートは1000万円の保障で保険料は1万円にもいきませんでした。

今と昔で保険事情も変わっているからだとは思いますが、だからといって生活にかかる他の出費が昔より減っているわけでもなく、お給料が大幅に増えたという家庭も多くはないと思うのに、保険料は実質値上げ状態。

この状況からすべての保障を終身保険で加入できる人は少ないと思います。

第一生命の終身保険を使ってどうそなえるべきか

正直、すべての保障を第一生命の終身保険で備えるのは金額的にも厳しいです。定年退職後の老後などを見据えて、死亡保障としてどれだけの金額を家族に残したいかを考え、絶対必要な金額だけを終身保険にし、それ以外は更新型で保険料を安く保障を持つのが妥当だと思われます。可能であれば医療はすぐにでも終身に見直した方が長生きの現代で老後も安心だと思われます。

 - 第一生命 , , ,