かんぽ生命の学資保険は解約返戻金あり?計算手段とは?
目次
かんぽ生命の学資保険、解約返戻金の計算の仕方は?
子供の学資金準備のために、かんぽ生命の学資保険に加入している人は多いのではないでしょうか。
しかし、なかには月々の支払いが厳しくなってしまい、やむを得ず解約を検討することもありますよね。
かんぽ生命の学資保険には解約返戻金はあるのでしょうか。
ここでは、かんぽ生命の学資保険に関する解約返戻金、また解約返戻金額はどれくらいになるのかなど説明したいと思います。
かんぽ生命の学資保険、解約返戻金って計算できるの?
かんぽ生命の商品は、貯蓄方の保険なので学資保険に関わらずすべての商品に返戻金があります。
ただし、解約返戻金はほとんどの場合払い込んだ金額より少なくなることを覚悟しましょう。
契約してまだ日数がたっていない契約についてはほとんど返戻金はありません。
かんぽ生命の学資保険、解約返戻金って誰なら計算できるのか?
かんぽ生命の学資保険に関わらず、保険を解約するときにどれくらいのお金が戻ってくるか計算できると嬉しいですよね。
しかし、解約返戻金を計算するなら、担当者(郵便局の社員)に問い合わせる必要があります。
というのも、担当者が操作できるシステムに情報を入力すると解約返戻金額を算出することができ、契約者に開示することができるからです。
また、解約返戻金は未来の日付で調べることも可能なので、たとえば「今日解約するのと翌月分の支払いがあるが翌月に解約するのとどちらがお得か」というのも調べることが可能です。
基本的には4年以上経っていれば、払込金額の8割ほどは返金されるといわれていますが、特約などをつけている場合は保障を買っている金額が高いので8割未満かもしれません。
かんぽ生命の学資保険、解約返戻金が計算できないなら他の方法は?
月々の支払いが厳しいというよりも、今すぐお金が欲しい!…そんな人もいるかもしれません。
そんな人には、かんぽ生命の学資保険を解約するのではなく、貸付制度を利用する方法を提案します。
貸付制度とは、解約返戻金額の範囲内で貸付が受けられる制度をいいます。
解約してしまうとせっかくつけていた保障がなくなってしまうのでもったいないですよね。
一時的なお金の入り用であったら、貸付制度を利用したほうが良い場合もあります。
貸付制度に関する注意点
貸付制度で注意して欲しいのは、
- 貸付金には利息がかかる
- 必ずしも全員が貸付制度を利用できるわけではない
…という点です。
仮に、貸付金を弁済せず貸付満了日から1年が経過した場合は、これまでの積立金から貸付金の元利金が引かれ、基本保険金額が減額されます。
また、当然かもしれませんが貸付金(つまり本来の解約返戻金)が会社の定める金額に達しない場合は貸付制度を利用できないこともあります。
かんぽ生命の学資保険、解約返戻金の計算は難しい…いつ解約したらいい?
かんぽ生命の学資保険で解約したときの解約返戻金は契約内容によってそれぞれ異なります。
契約をしたときに解約返戻金の推移表が必ず渡されるはずです。
解約返戻金がいくらか気になるかたは、書類を見返すとよいでしょう。
かんぽ生命の学資保険、計算できない解約返戻金はいつ振り込まれる?
色々思案した結果、かんぽ生命の学資保険を解約することになったとします。
その場合、契約者が郵便局へ行って手続きをしなければなりません。
必要なものとして
本人確認書類、保険証券、振込先の口座番号がわかるもの です。
こちらの三点があれば、手続きはすぐ終わり、解約返戻金も翌営業日に振り込みが完了します。
かんぽ生命の学資保険は8割ほどの解約返戻金がある!
学資保険のメリットとして、払い込んだ金額よりもリターンが多くなることがあったりしましたが、現在の金利ではそういったことは少ないです。
学資保険の払込が難しくなって解約をせざるを得ないときでも、かんぽ生命の学資保険なら8割ほど解約返戻金があります。
学資保険については、加入している期間がながければ得をするなどといったことはないので、ある程度の加入期間であれば返戻率は変わりません。
仮に貸付制度を利用するにしても、解約返戻金の計算ができなければ貸付される金額がわからないので、月々の支払いが困難な方、また一時的にお金が必要になった方は担当者に相談してみることをおすすめします。