コープ共済が失効したら復活や再加入はできる?割戻金はある?
目次
コープ共済が失効してしまったあなたに正しい対応策を解説します
コープ共済では多くの保険会社と同様、共済掛け金の引き落としが一定期間以上されないと契約がなくなってしまう「失効」という状態になってしまいます。
一度失効状態になると保障が無くなる「無保障」になってしまいます。
本記事ではコープ共済の失効条件と、万が一失効をしてしまいそうなとき、そして失効してしまった場合の対処法について解説しています。
コープ共済はどうなったら失効になる?失効条件とは
コープ共済の失効条件ですが、コープ共済のホームページには「掛金が引落不能になってから一定期間が経過した場合」と記載があります。
掛金の支払期日は加入している生協によって異なるのですが、支払期日に口座の残高に掛金分のお金が入ってないと引落不能になります。
また、「一定期間が経過」とありますが、コープ共済の「ご契約のしおり」によれば、引落日の属する月の翌月から3か月以内に共済掛金が支払われない場合に失効となると記載されています。
例を挙げると、1月20日の引落日に掛金が支払われなかった場合、4月末日までに掛金を支払わなければ共済契約は失効となってしまいます。
また、月払いで口座振替の場合、次回の振替日に過去振替ができなかった分と合算して引き落とされます。
コープ共済が失効したら再加入できる?
コープ共済が失効した場合は、コープ共済に再加入するしかありませんが、告知該当で再加入できない場合もあります。
また、支払うことが出来なかった期間分の掛金を合算して支払ったとしても、失効した契約を復活することはできません。
そのため、掛金を支払わなかった期間は保障されず、新たに共済に加入することになりますので改めて告知事項に回答しなければいけませし、
あいぷらすやずっとあいの場合、掛金額が上がってしまう可能性もあります。
つまり、失効した共済契約の共済期間中に何か病気を患っていた場合、告知に該当して共済に加入できないというケースも覚悟する必要があります。
コープ共済が失効したら割戻金はどうなるの?
コープ共済が失効した場合の割戻金の扱いについて気になる方も多いと思いますが、結論から言うと共済契約が存在する期間に応じて割戻金は支払われます。
例えば2017年の4月に加入し、翌2018年の1月に掛金が払えなくなり、4月に失効したパターンで考えてみます。
この場合、2017年の4月から1月の支払日の前日までは共済契約が存在しているという扱いになります。
つまり2017年度の中で8ヵ月間契約があったということになりますので、割戻金についても8か月分が2018年の9月に支払われることになります。
コープ共済が失効したら解約返戻金はどうなるの?
コープ共済のあいぷらすやずっとあいの場合、解約したら支払った共済金の一部が戻ってくる解約返戻金がありますが、失効の場合も解約返戻金は支払われますので安心してください。
まとめ:コープ共済と言えども失効するのは大変危険
このように、優しい保障として人気のコープ共済と言えど、掛金を支払わず失効させてしまうと、
再加入する際に掛金額が上がってしまったり、告知に該当して希望するコースに入れない可能性があり大変危険です。
どんな保険でもそうですが、毎月の掛け金はしっかりと払うようにしましょう。
また、月々の掛金が多くて支払えない!という人は一度保障の見直しを行い、無理のないプランに組み立てなおすようにしてください。