チューリッヒ生命のがん保険「終身ガン治療保険プレミアムDX」の告知書について
目次
- チューリッヒ生命のがん保険「終身ガン治療保険プレミアムDX」の告知書
- 「終身ガン治療保険プレミアムDX」の告知
- チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアムDX」の除外される告知事項
- チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアムDX」の告知項目
- ①今までに、ガンや上皮内ガン、肝炎(B型、C型)のいずれかにかかったことがありますか。
- ②最近3か月以内で以下の症状・症候で医師の診察・県債(検査待ち期間を含む)・治療・手術・投薬を受けたことがありますか。
- ③過去2年以内に、以下の病気で、医師の診察、検査、治療、手術、投薬を受けたことがありますか。
- ④過去2年以内に、健康診断(特殊健康診断を含む)・人間ドック・ガン検診(婦人科検診・乳ガン検診など)・脳ドックを受けましたか。
- ⑤上記受診の際、以下の検査の異常(要経過観察・要塞検査・用精密検査・用治療を含む)を指摘されたことはありますか?但し再検査・精密検査の結果、異状なく、診察が終了した場合は、「いいえ」とご入力ください。
- 告知項目の特徴
- チューリッヒ生命のがん保険「終身ガン治療保険プレミアムDX」の告知書についてのまとめ
チューリッヒ生命のがん保険「終身ガン治療保険プレミアムDX」の告知書
2018年4月よりリニューアルされたチューリッヒ生命のがん保険「終身ガン治療保険プレミアムDX」ですが、これから加入を検討していらっしゃる方向けに、告知書で問われる内容について確認しておきたいと思います。
リニューアルされた「終身ガン治療保険プレミアムDX」は、従来の保障にはなかった「自由診療」を視野に入れた保障の仕組みとなっています。
日本で認可されていない抗がん剤治療やホルモン剤治療などの自由診療は、保険が適用とならないだけでなく、本来3割負担で済むはずの保険診療分もすべて自由診療扱い(混合診療の禁止)となってしまうため、費用がとてつもなく高額になってしまいます。
経済的な理由で、自由診療といった患者が望む治療を受けることができないという問題を、大なり小なりサポートしてくれるのがこの「終身ガン治療保険プレミアムDX」の特徴です。
保障内容の詳細についてはまた別の機会に解説させていただければと思いますので、今回は、申し込みを行う上での「告知」に焦点を当てて解説していきます。
「終身ガン治療保険プレミアムDX」の告知
生命保険の申し込みをしたことがある方は経験があると思いますが、告知書にはいったいどのような症状を記載すればよいのか迷われるケースが多いようです。
風邪をひいて薬を飲んでいる、歯医者で抜歯をした、転んで膝を擦りむいて病院に通院している、など、どこまでが求められているのか非常にわかりづらいです。
チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアムDX」の除外される告知事項
チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアムDX」の告知には、最初に告知事項に該当しないものが列挙されています。
- 正常分娩、避妊のためのピル服用
- 疾病の治療などではなく健康増進のための行為(市販のビタミン剤、サプリメントの服用)
- 医師への受診がなく、医師から処方されていない市販の薬の服用(かぜ薬、胃腸薬など)
- 虫歯
- 接骨院などのマッサージ
これらはチューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアムDX」において告知する必要がないものになります。
チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアムDX」の告知項目
①今までに、ガンや上皮内ガン、肝炎(B型、C型)のいずれかにかかったことがありますか。
※ガンとは、ガン、白血病、肉腫、骨髄腫、リンパ腫、骨髄異形成症候群(MDS)、慢性骨髄増殖性疾患などの悪性新生物。上皮内ガンには高度異形成も含む。肝炎にはキャリアも含む。
②最近3か月以内で以下の症状・症候で医師の診察・県債(検査待ち期間を含む)・治療・手術・投薬を受けたことがありますか。
- しこり
- リンパ節の腫れ
- 下血
- 血便
- 吐血
- 喀血
- 血尿
- 不正出血
- 原因不明の発熱
- 全身倦怠感
- 黄疸
- 貧血(鉄欠乏性貧血を除く)
③過去2年以内に、以下の病気で、医師の診察、検査、治療、手術、投薬を受けたことがありますか。
- 現在も医師の診察・検査・経過観察がある腫瘍・しこり・結節・腫瘤 ●大腸ポリープ(結腸や直腸の線種も含む)
- 現在も医師の診察・検査・経過観察がある大腸以外のポリープ
- のう胞(すい臓、乳腺、甲状腺)
- のう腫(卵巣)
- じん肺
- 間質性肺炎(肺線維症も含む)
- 慢性肝炎
- 肝硬変
- NASH
- 慢性すい炎
- パレット食道
- 潰瘍性大腸炎
- GIST
- クローン病
- 透析治療
- 乳腺症
- 異型乳管過形成
- 乳管内増殖性病変
- 線維線種
- 葉状腫瘍
- 石灰化
- 子宮頚部異形成
- 子宮内膜増殖症
- 子宮内膜異型増殖症
- ボーエン病
- 日光角化症
- PSA(前立腺特異抗原)の異常
- インスリン使用中の糖尿病
- 網膜症
- 腎症
- 神経障害の合併を伴う糖尿病
④過去2年以内に、健康診断(特殊健康診断を含む)・人間ドック・ガン検診(婦人科検診・乳ガン検診など)・脳ドックを受けましたか。
⑤上記受診の際、以下の検査の異常(要経過観察・要塞検査・用精密検査・用治療を含む)を指摘されたことはありますか?但し再検査・精密検査の結果、異状なく、診察が終了した場合は、「いいえ」とご入力ください。
- 胸部レントゲン検査
- 消化管のレントゲン検査や内視鏡検査
- 画像検査(CT検査・MRI検査・PET検査・超音波検査)
- 乳ガン検診
- マンモグラフィ検査
- 乳房超音波検査
- 子宮ガン検診
- 便潜血検査
- 尿潜血検査
- 腫瘍マーカー(PSA、CEA、CA19-9、AFPを含む)
- 肝炎ウイルス検査(HBs抗原・HCV抗体を含む)
告知項目の特徴
チューリッヒ生命の終身ガン治療保険プレミアムDXの告知は、がん保険に特化した保障内容であるため、がんに関係する告知項目を回答することになります。
一般的な医療保険の告知項目と比べ、がん保険の告知は限定的であると言えるため、告知項目をパスしやすく、加入しやすいと言えます。(チューリッヒ生命の審査が厳しいという声も聞こえますが、告知書を見る限りではそれほど厳しそうには感じません。)
とはいえ、告知項目に該当する事項があった場合には、加入は難しいと考えてよいでしょう。
チューリッヒ生命のがん保険「終身ガン治療保険プレミアムDX」の告知書についてのまとめ
チューリッヒ生命の終身ガン治療保険プレミアムDXは、ネット上ですべての申し込みを完結できるため、告知に漏れがないか、誤った回答をしていないか、自己責任が問われます。
偽った回答をすることはもちろん、勘違いで誤った回答を行った場合においても、加入はできても保障されない可能性が大きくなります。
回答に不安があれば、チューリッヒ生命のコールセンターに直接問い合わせてみてもよいでしょう。