住友生命の終身保険一時払い、他社に勝る優位性はないが人間力が物を言う
目次
時代の変化と住友生命の一時払い終身保険
住友生命を含め終身保険の一時払いによる資産形成は分散投資の中ではなくてはならない存在でした。
支払った保険料より多く保険金が戻ってくるのであれば嬉しいものです。
しかし、そもそも日銀のマイナス金利政策で利回りが低下し、利回りがマイナスに突入してしまっているの中、終身保険一払いでたくさん増えることを期待することはできません。
そんな増えにくい景気の中、住友生命の終身保険一時払いを軸に終身保険一時払いの需要・選び方を考えてみました。
住友生命の一時払い終身保険を検討する前に確認すべきこと:増加中!『終身保険離れ』の実態
住友生命の一時払い終身保険を語る前に終身保険自体保険離れが進んでいることをまず伝えなければなりません。
しかし、需要が全くの0になることもないのが終身保険でしょう。
実際、一時払い終身保険は資産形成として選択する需要がありますが、この需要に行きつくのは最後の最後だと言えます。
理由としては、住友生命の一時払い終身保険を契約するにあたりローリスク・ほぼ0リターンで運用するほど経済力がある層は少ないからです。
さらに言えば、経済力がほぼ0リターンでも加入したいというほど余裕があれば、終身保険を使わず信託銀行のキャンペーン定期預金を活かすほうが資金も動かしやすいのでそちらを選ぶでしょう。
現在住友生命で取り扱っている一時払い終身保険
現在の住友生命で取り扱っている一時払い終身保険は大きく分けて2つ、細かく分けると3種類あります。
スミセイの終身保険一時払い
現在住友生命で販売している終身保険の一時払いは『スミセイの終身保険一時払い』という、とてもシンプルでわかりやすい商品が特徴です。
スミセイの終身保険一時払いはシンプルなのが好印象だと言えます。
特約を付加しなければ経済的余裕が出てくる40歳で返戻金率109%で運用されます。
ふるはーとJロードプラス
その他には金融機関での窓口販売をしている『ふるはーとJロードプラス』も同じく終身保険の一時払いが可能です。
『ふるはーと』シリーズで『Jロードグローバル』という商品や各銀行単位で商品が販売されていることもあります。
『スミセイの終身保険一時払い』との違いは運用が異なることが一番大きいでしょう。
ふるはーとJロードプラスは円建て運用、ふるはーとJロードグローバルは米ドルか豪ドルでの運用という特徴があります。
この『スミセイの終身保険一時払い』や『ふるはーとシリーズ』は『バラ色人生』などの低解約返戻金型の終身保険とは契約目的が異なり、相続対策としてのニーズに応えるための商品と言ってもいいでしょう。
相続対策ではまだまだメリット多し、終身保険の一時払い。
相続が『争族』となることは非常に多く、『終活』の目的の一つとして後世の家族たちが、自分の残す資産が原因で争わせないために終身保険一時払いを選択する、という方が非常に多いです。
そして、前述したような信託銀行の定期預金だと自分が死亡した場合、口座凍結が行われ相続をするのに手間がかかってしまうという部分がデメリットとして挙げられます。
その際に生命保険の力は発揮されます。
節税対策で強い住友生命の終身保険が良い理由はどこに?
驚き、スミセイレディが暴露!スミセイの終身保険の決め手
私がお世話になっている、部長クラスの元敏腕スミセイレディに一つの質問を投げかけてみました。
質問:「ニッセイや損保系・外資系とスミセイで終身保険の一時払いを迷っている、という商談でスミセイで加入するメリットは?」
回答:「どこも大差はもう、ほぼない、人間力でしかない。」
との返事でした。
「スミセイだから加入する!」という層は家族代々スミセイで保険に入っている場合が多いそうです。
なので、新規で契約を部下が持ってきた場合は『定期的な訪問』を必ずさせているそうです。
この定期的な訪問により『ライフスタイルの変化を察知する時間』を取るように指示しているとのことでした。
要するに、元MDRT(年間保険収入1000万円超え)の敏腕部長が、一番気をつけるのは『契約を取るよりひっくり返されない』(他社に加入者を取られてしまうこと)ように加入してくれた感謝を行動で示して満足してもらう。と言うほど差が他社共に差が付きにくい商品だと言えます。
生命保険の一時払いの節税メリットはここにある
相続税では「3000万円+600万円×法定相続人の数」の基礎控除枠が設けられています。
それに加え生命保険を活用すると『500万円×法定相続人の数」の非課税枠があるという部分が最大のメリットだと言えます。
増やすのではなく、相続税や贈与税で資産を目減りさせないという目的であれば、十分にメリットがあります。
相続する人数に合わせて一時払いで保険料を納めてしまえばあとは安心なのです。
保険商品としての特徴よりも、人間力で対応している住友生命だからこそ、こういった相続税対策は親身になって応えてくれることでしょう。
私ならどうする?住友生命で終身保険を一時払いする?しない?
先ほどのスミセイの部長の話を聞いて思うことは、確かに今お付き合いしている保険屋さんやライフスタイルに定着している人たちは基本的に売りっぱなしにされていない。
という共通点があり、クルマの営業マンでも『お車の調子どうですか?』と聞いてくれたり、誕生日に電話をくれることもあります。
そう考えると、終身保険を一時払いで加入するからこそ、保険の担当者というのは重要になってくるのではないかと結論に達しました。
しかし、残念なことに一時払いにするほど資産を持ち合わしていないので資産形成から始めてみようと思います。