日本生命の医療保険終身型は解約返戻金や保険料の面でお勧めできない!
目次
日本生命の医療保険の終身型は解約返戻金や保険料に注目!
日本生命の医療保険(みらいのカタチ)は終身だけでなく大きく分けて3パターンあります。
- 10年〜20年期間の更新型
- 好きな年齢まで同じ値段で持てる全期型
- 保障を一生涯持てる終身型
今回は、この中でも終身型について徹底分析していきます。
特に解約返戻金や年齢の自由設定した場合の保険料の部分は、デメリットになる部分でもあるので注意してみていただきたいです。
日本生命の医療保険終身型の特徴
日本生命の医療保険の終身型の特徴は以下の通りです。
- 保障が一生涯で62日型もしくは124日型、日額5,000円〜20,000円で選べる。
- 払込期間の自由設定(最短5年)
- 解約返戻金は保険料払込期間中は無しで、払込期間終了後に設定日額の20倍
- 保険金支払いは公的な医療制度と連動
という4つ特徴があります。
日本生命の医療保険終身型の特徴1・一生涯の保障内容を選べる
日本生命の医療保険終身型の特徴は、保障が終身でついている、つまり死ぬまで入院保障があるという事です。
また、入院保障支払い条件の62日上限タイプと124日上限タイプと選ぶ事ができます。
さらに入院1日につきもらえる金額を、加入の際に5,000円〜20,000円の間で選ぶ事ができます。
日本生命の医療保険終身型の特徴2・払込期間を自由に設定できる
日本生命の医療保険終身型の特徴は、払込期間の自由設定です。
最短5年で払い込み終了を迎えさせる事ができるように加入して、好きな年に払い込み終了を迎えさせる事ができますし、一生払い続けるという事もできます。
ここでは、保険料例をのせておきます。
現在30歳で60歳まで保険料払い込み・入院日額10,000円の62日限度の終身医療保険の場合、保険料約16,000円です。
この16,000円を60歳まで払い込めば、それ以降保険料無しで一生涯の医療保障を持てるという事になります。
日本生命の医療保険終身型の特徴3・払込期間後なら解約返戻金がある
日本生命の医療保険終身型の特徴は解約返戻金についてです。
日本生命で医療終身を選択された場合、払込期間中というのは解約金はいっさいありません。
ですので解約返戻金等があるものがいいという方は、東京海上あんしん生命の医療保険をお選びいただく方がいいかもしれません。
保険料払込期間を終えた場合は、日本生命の医療終身には少々ですが解約返戻金(設定日額の20倍)が存在します。
つまり設定日額を5,000円にしていれば10万円の解約返戻金、10,000円にしていれば20万円という形になります。
しかし、払込が終了していざ保障は一生涯となっているのに、その期間に解約する人もなかなかいないので、この特徴はかなりデメリットであるとしか言いようがありません。
日本生命の医療保険終身型の特徴4・保険金請求が簡単
日本生命の医療保険終身型の特徴は、公的医療制度との連動です。
簡単に言えば、入院をした際には診断書無しで病院の点数が書いてある領収書で請求可能という事です。
このタイプの保険も増えていますが、領収書に入院や手術の点数が記載されていれば原則お支払いというのが公的連動というものです。
診断書を取りにいくのが面倒で請求していない方も居るかもしれませんが、この保険であれば領収書だけで請求可能です。
日本生命の医療保険終身型の特徴まとめ
日本生命の医療保険の終身型の特徴をまとめると、
- 保障が一生涯で62日型もしくは124日型、日額5,000円〜20,000円で選べる。
- 払込期間の自由設定(最短5年)
- 解約返戻金は保険料払込期間中は無しで、払込期間終了後に設定日額の20倍
- 保険金支払いは公的な医療制度と連動
ということになります。
基本的にはどの保険会社とも内容に変わりはありませんが、終身型は保険料が比較的高く、さらに解約返戻金等も変わってきますので注意して医療保険を選んでもらえればと思います。
日本生命の終身型医療保険は上記で述べたように、どの年代層でも保険料は比較的高くなり、かつ解約返戻金もありません。
正直、私個人的にはどの年代層にもあまりお勧めできる商品ではありませんので、解約返戻金がある東京海上あんしん生命の医療保険なども合わせてご検討ください。
日本生命の医療保険で【終身】をご検討の方はこれを見たうえご判断いただければと思います。